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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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動物愛護法関連

2017年01月16日
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カテゴリ:動物愛護法関連


アラシに付いて回っているヒノ(・・・どこに魅かれたのやら)

 昨年、コキンチョウの野生種が絶滅危惧種として取引が禁じられているので、普通に家で繁殖され町中の真っ当なペットショップで売られている飼育種(飼養種)の取引も違法と指摘する「専門家」が現れ、それに踊らされたマスコミが鵜呑みにして報道し、その報道に愕然として、野生種と飼育種の区別ができないペット動物の品種改良に対する認識不足に起因する見当はずれ、と、このブログで散々に書き連ねたのは(10/19~カテゴリーを「動物愛護法関連」に変更した)、まだ記憶に新しい。

 その問題、コキンチョウについては、法的な決着がついていたことを、昨夜知った。昨年末、12月28日付の環境省による報道発表によれば、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行規則の一部を改正する省令」が、本年1月2日から施行され、コキンチョウなど4種について、「繁殖個体に限り、希少野生動植物種の保存に支障を及ぼすおそれがないものとして譲渡し等の禁止の対象から除外されたのである。
 この改正に対する意見募集が、昨年11月に行われていたそうで、「コキンチョウについて国内流通に係る規制の適正化を図ることに反対。コキンチョウについては国内の繁殖業者が限られており、商売としての繁殖は海外からの異血導入が必須である。近年、原産国のオーストラリアでも個体数が著しく減少しており厳しい規制が轢(※ママ おそらく『敷』)かれているが、海外では違法で流通する個体数も多い。簡単に容認すれば、法の目を潜ってそれらの個体が国内に流通することも考えられる」といった反対意見も寄せられていたが、環境省側は、「コキンチョウ)については、ヒアリング及び文献調査等の結果、国内で商業的繁殖が一般的に行われていると認められること、また、違法に輸入された個体が国内で流通しているとの情報はないことから、規制の適用を除外することが適当だと考えます」と、実に明快な回答で一蹴している。
 環境省自然環境局野生生物課の対処は、実に素早く、担当者はよほど有能と思われる。感服仕った!、と申し上げたい。グッドジョブ!!
 それにしても、「商売としての繁殖は海外からの異血導入が必須である」などという実態とかけ離れた妄想は、いったいどのような風聞を基にしてのものだろうか?確かに、異血導入などと称して野生種を導入したがる人は、文鳥の繁殖においても、昔からごく稀には存在したようだが、人工繁殖個体が多い種では、すでに飼育種内での系統分岐のすそ野が広いので、野生を導入する必要はない。そもそも、飼育に適した性質を人為淘汰により獲得しているはずの飼育種に野生の血を導入すれば、飼育に適した特性を台無しにする危険もある。
 飼いならすだけでも大変な野生の個体を、繁殖するまでにして得られる成果は・・・、たぶん、ただ多少乱暴な性格を持つ子が多くなる程度と思われる。したがって、そのような無駄な努力は、普通行われない。異血を必要とするなら、別系統に相違ない外国の飼育種で十二分なので、「野生の血」にこだわるのは、異血の必要性ではなく、「野生の血」に対する何となくの個人的信仰でしかないと思う(犬の繁殖にオオカミやジャッカルの血を導入するだろうか?)。

 もちろん、この改正にしても、ことの本質からは、ずれている。本質は、野生種と飼育種は、絶対に混同してはいけない別物、という事実にこそある。
 しかし、野生動物は学名で把握できるが、飼育種ではそれが不可能(分類学の対象外)なので、法律表現としての区分は困難となるかと思う。そこで、とりあえず「繁殖個体に限り、希少野生動植物種の保存に支障を及ぼすおそれがない」とするしかないのだろう。しかし、本来は、別物なので別物として扱うだけの単純な話で、生き物を愛する人なら、しっかり認識しておくべき常識として、繰り返し啓蒙すべきだと思う。なぜなら、野生種と飼育種の区別も出来ないようでは、野生種の保護にも支障をきたすことになり(飼育種を野生に「帰す」などと考え、それが遺伝子汚染になるとは想像しない)、飼育種の愛好にも迷惑となってしまい(代々飼育下で育まれた良い面の特性を認識できない)、さらには中央のお役人の皆さんの手数を煩わせることにもなってしまうからである。
 法律はもちろん大切で順守するのは当然だが、それ以上に常識は必要で、常識外の法律なら、場合によっては改められねばならないと(改善するから進歩する)、少し柔軟に考える習慣を持ちたいものだと思う。今回は、法律の不備で、法律の文章だけを見れば、飼育種のコキンチョウまでが違法と見なされる要素が、平成5年から十年以上放置されていたことが露見し、迅速に修正された。怪我の功名、結果オーライとなって良かった。






Last updated  2017年01月17日 10時40分06秒
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2016年11月07日
カテゴリ:動物愛護法関連

安定する脚の位置を探し当てたらしいイッツ

 エサ場にも水場にも近いこの位置↑が落ち着くらしい。水飲みの水は天井に設置されたヒーターで温められているので、案外暖房効果もあるようだ。たくましいので、安心させられる。
 ヒノは他の文鳥たちを寄せ付けない。正確に言えば、なぜかノコリにだけにじり寄っていくが、他の桜文鳥が近づくと追い払い、白文鳥が近づくと飛び退いて離れる。総じて、孤高と言える。心を開く日が来るのか、今しばらく、様子見である。

 そして、勘弁してくれと悲鳴が聞こえる気もするが、昨日の続きである。
 インコ類、正確に言えばオウム目の鳥たちは、300種類ほど存在しており、飼い鳥となっているものだけでも、小型のセキセイインコから大型のヨウムのようなものまで幅広い。したがって、インコ類の知識だけでも、それが十分に備わっていれば、よほど博学と言えると思う。しかし、今回の件に限れば、小型のセキセイインコについての知識不足を露呈している。もし、その認識が深いものであれば、飼育種のコキンチョウを見て、保護すべき野生種と安易に混同するはずがないのである。
 で、ようやく、野生種と飼育種が学問上同種でも実際はまったく異なる例の真打ち登場だ。セキセイインコさん。この飼鳥として最高の人気を誇る小鳥は、ご承知のように、原種からの品種改良が盛んに進んで、色も形も多様なバリエーションを持つようになっており、そうしたバラエティーの豊かさが、魅力の一つにもなっている。
 ところで、オーストラリア大陸で群れて飛び回っている野生種のそれとはかなり違った外観になっている飼育種が、やはり、オウム目インコ科セキセイインコ属セキセイインコ、学名Melopsittacus undulatusとして、野生種と同じ種に分類される存在であることは、「専門家」なら当然、ご存知のことかと思う。であれば、コキンチョウを云々した「専門家」氏の理屈では、野生のセキセイインコが、万一絶滅危惧種になった場合、日本その他世界のセキセイ愛好家の元で暮らしているブルーやルチノーやオパーリンやジャンボや羽衣たち、そうした野生には存在し得ない飼育種が保護対象とされて、飼い方などろくに知らない公共機関のお役人や、どういった権限があるのか不明な民間団体に連れさらわれてしまうことになる(の?)。それが現実的か、また論理的か、さらに科学的か、自ずと答えは明らかなものと思う。
 ついでに、飼鳥としての歴史はセキセイやカナリアに引けを取らない大型インコが(カリブ海の海賊の肩に止まっているぞ!)、飼育種として野生種から分離出来ずにいる理由を、お考えになったことがあるだろうか?私も深く考察したわけではなく、今現在、テキトーに思いつくまま書いているが、普通に考えれば、根本的な要因は性成熟年齢の相違かと思う。簡単に言えば、1年未満で成熟し繁殖し、しかも多産の種類は、品種改良がしやすいのに対し、大型インコではそれが難しいからだと思う。例えば、ほ乳類にしても、犬はめまいがするほど品種改良が盛んで、覚えるのは不可能ではないかと思えるほど多くの品種が存在しているが、一方で古代から人に使役されているにもかかわらず、象の品種改良は聞かない(飼育下での繁殖もいまだに難しい)。
 人間には新奇なものを好む性癖があり、いろいろなものを集めたい蒐集癖もある(もちろん個人差は大きい)。品種改良には、自分好みの姿に近づけていく楽しみがあり(「デザインする」といった表現もあるようだ)、新たな姿を生み出す達成感もある。もちろん「断然桜文鳥派」の私には、そういった方向の願望は薄いが、そうした人の欲望により、品種改良が行われているのは事実であり、それも実に盛大に行われていることを、認識しないわけにはいかない。そして、そうした人々の欲望を叶えるのに、あっという間に成熟し、しかも子孫をたくさん産んでくれる生物は、実に好都合に相違なく、そうした需要があるために、カナリア、セキセイなどの小鳥や、犬や猫などは、野生種とはかけ離れた姿に変貌してしまい、野生種が絶滅危惧になろうと無関係な存在になっている。もはや人為的環境下で完結する話なので、野生動物の進化を大命題とした、分類学上の同一種の範疇か否かや、野生種の保存とは、全く無縁な存在となっていることを、そのようにした当事者である人類は認識しなければ、無責任になるだろう。

 鳥類の場合、実際に飼育数が多いのは小型種なので、一般的な活動を行う場合、知識の軸足は小型種に求めなければ、結果的にミスリードに終わってしまう危険性があるかと思う。「インコはみな一緒、小鳥はフィンチでも何でもみな可愛い」と、同一視した連帯意識も必要なことだが、それぞれに違いがあり、違いがあるからこそ、それぞれに素晴らしいのも、また真実ではなかろうか。こうした種の違いを常に意識することも、知識を吸収する際に必須の心がけだと思う。大型インコのスペシャリストで、インコ全般、さらにはフィンチ類を含む専門家を志す方々には(もしくは、小型種の飼い主にもかかわらず、大型種の飼育から生まれた価値観の影響ばかり受けてしまい、小型種飼育の伝統的価値観と相対化することができない初心者)、大型種での知見に流されぬように、この機会に、「イメージしてみて、セキセイインコが絶滅危惧種だと。やってみれば簡単でしょ?」と、ジョン・レノンのごとく唱えていただければと思う。







Last updated  2017年01月16日 14時18分44秒
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2016年11月06日
カテゴリ:動物愛護法関連


下界を見おろすヒノっぴ

 今夜のヒノは、自分でカゴから出て、飛び方もさらに上手になった。そして、下で他の文鳥たちが大騒ぎ(今夜はトウモロコシあり!)しているのを、首を伸ばして見入っていた。何しろ賢そうなので、テーブルに降りるのは、時間の問題ではなかろうか。


 さて、あいちトリエンナーレを、また持ち出してしまう。なぜなら、当初所在不明とされた15羽は3羽に過ぎず、ヒナが10羽育っていて、ヒナ4羽が亡くなってしまったと、先月25日付けで報告されているのに、今頃気づいたからである(コチラ)。
 このヒナは、文鳥か十姉妹と思われるが、愛鳥家の有志の皆さんが劣悪環境と認定し、展示された小鳥たちの生命を保護すべきだと見なされた環境でも、新たな生命を育んでいた事実を、どのように受け止められたのであろうか?そして、ヒナ4羽が亡くなった理由を、想像できたであろうか?
 相手がいて巣があり飲食がそれなりに足りていれば、繁殖してしまうのが文鳥や十姉妹のすごいところで(それでいながら日本の野生環境には定着できない)、あれ以上に悲惨でしかないペットショップ(当然、動物取扱業で取扱責任者がいる)でも、普通に子育てする姿を見たことがあれば、驚くには当たらない。ヒナが亡くなった理由は、エサが貧弱だから、他の小鳥が邪魔したから、などなど考えられるが、人間が頻繁に掃除するようになったのも、可能性として有り得る。親鳥が落ち着かない環境の巣から、卵やヒナを残して去ってしまうことを「巣離れ」と言うのだが、そのため、繁殖期間中の掃除は控えめに済ますのが基本となることくらい、文鳥で繁殖をした人は知っていなければならない。
 いろいろ起こり得るので、レスキューも難しいものだと、つくづく考えさせられた。


 さてさて、ついでにコキンチョウを「保護」してしまった件について、野生種と飼育種の事例を補足しておこう。
 例えば、スズメ目アトリ科カナリア属カナリア、学名Serinus canariaをお調べいただきたい。この『種』は1種で今のところ亜種も存在しないようだが、古くから欧米で品種改良が進められた飼育(飼養)種は多種多様に存在している。鳴き声(ローラーカナリアなど)、色(レモン、赤、白カナリアなど)、姿(巻き毛カナリアなど)それぞれ別々の方向に品種改良が行われ、もはや同種には見えない。しかし、学問的な種の類別では、すべてがカナリア(Serinus canaria)である。
 ハト目ハト科カワラバト属カワラバト、学名Columba liviaも同様なことが言える。日本での通名はドバトで、どこでも見かける鳥だが、その品種改良種は、やはり多岐にわたっている。思いつくだけでも、帰巣能力を高め使役された伝書鳩(レース鳩)や、姿かたちを変容させた観賞鳩、それぞれ欧米での長い品種改良により、独自の進化を遂げており、もはや同種には見えない。しかし、学問的な種の類別では、すべてがカワラバト(Columba livia)である。
 飼鳥の品種改良の歴史や文化に多少とも知見があれば、飼育種と野生種を混同することは無いかと思う。しかし、混同した「専門家」は存在し、それにまともに反論できる「専門家」が、不幸なことに現地にはいなかった。なぜだろう?大半はそのようなことを考えたことも無いだけと思うが、いろいろ情報を収集できる人でも、野生種から人為的な品種改良の歴史を持たず、飼育下での繁殖個体と野生の捕獲個体が混在する鳥種の専門家(スペシャリスト)なら、誤解をしても不思議はない。何しろ大型インコでは、最近、ヨウムが絶滅危惧種として国際取引が禁止とされているのだ。
 スペシャリストは、知識を深めるあまり、狭いものに終わりがちなので、それを以て、より広い分野での専門性を語るのは危険となる。私のように、文鳥限定ならボロも出にくいが、鳥種の区別をせず深い知識を他に当てはめると、さまざまに迷惑で危険なことになってしまう。有能で行動力がある有志の愛鳥家には、くれぐれもご注意頂きたい。







Last updated  2017年01月16日 14時16分48秒
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2016年10月22日
カテゴリ:動物愛護法関連

変わらぬ三角関係

 コキンチョウが世界的に飼養されていて、品種改良も盛んなことも知らず、野生種と混同し使用許可が必要だと報じた最初は、朝日新聞だったようだ。今日になって、全国紙四紙(読売・朝日・産経・毎日)の記事を検索したら、朝日新聞だけに記事があり、その配信の日付が17日夜で、NHKや中日よりも古かった(記事)。

 「「国際希少野生動植物」に指定され、譲渡には環境相許可が必要」、環境相は環境大臣の意味になるので、間違いではないが、おそらく環境省の誤植だろう。それはともかく、斉藤太郎記者や「保護団体」の指摘どおりなら、自宅で繁殖したら環境省(実際はそれに事務を押し付けられる県など地方の担当部署)にいちいち登録申請しなければならず、死んでしまったら、やはり報告しなければならなくなる。それが可能と思える感覚が、私には理解しがたいので、このような主張をする人は、やはりいろいろ知らないことが多いのだと思う。
 例えば、ツシマヤマネコだとかイリオモテヤマネコが絶滅しそうだから、コタツで丸くなっている家猫ちゃんが、「保護」の対象になるだろうか?法律に規定されない過剰な対応にならないように、何の専門家でも良いが、一般常識に照らして、より慎重に考えて頂きたかった。
 動物愛護法のどこをどうしても靴裏消毒など書かれていないし、冷静に考えて、その必要性はどこにもない。やりたければ、やりたい者が、自宅の玄関で行えば良い程度だ。それどころか、アワだけの食事であっても、掃除の回数が少なくても、便器の近くに何がどうしてあっても、気温変化への考慮がなく、抜け出しても盗まれてもわからない状態であっても、小鳥の行動を束縛するだけのオブジェが空間を支配していても、おそらく、動物愛護法に違反するとまでは言えないだろう。なぜなら、そのような細かな規定は無理だからである。つまり、小鳥を死なせないように最善を尽くす、といった我々飼い主の常識は通用せず、それをしなくても、責められないのである。
 もっとも今回のアレは、小鳥に対して主催者側が無知だっただけで、冷静に指摘すれば改善されたように、思えてしまう。エサの内容を改善し、寒さに弱い鳥種は業者に引き取らせ(たぶん「どうするのかどこにやるのか」と問い詰められたら、気の弱い善人は「業者に売るよ」とは答えられなくなる。より叱られそうに思えるからだ)、病鳥は隔離して可能な範囲で看護し、抜け出しや盗難への対策を考慮させるだけで済んだ話だったのではなかろうか。もちろん、小鳥を展示していながら、小鳥の管理責任者が不明瞭なら(取扱責任者の表示は義務)、行政へ指導を要求するのは、その「事業所」を利用する市民の権利である。速やかに権利を行使すれば良い。

 経緯はよくわからないが、そのように主催側に要求しても、あまり思うように改善が進まなかったか、理想が高いために、改善の内容に不満で、民間レスキュー団体に頼った人がいたのだと思う。もちろん、それは誤りとは言えず、その団体のその後の行動も立派なものと言える(わざわざ愛知まで行って掃除その他のボランティアである。真似できない)。しかしながら、その内容は、法律上必要な最低限からは過剰な介入で、現地の関係者が無知なお人好しだったので、従順だったが、少し知識があったら大きな反発を招きかねない危険性を秘めていたのではなかろうか。何しろ、法律的根拠が無い、のだ。
 挙句が、一般的な飼育種に「種の保存法」を適用させようとする妄動を引き起こしてしまった。やはり、結果的には、過ぎたるは猶及ばざるがごとし、と言わねばなるまい。せっかく、生命を救いたいとの真っ当な動機なのだから、周囲を敵としないで協力を得られるように(ネットでは、とかく悪者探しをして非難一色になりがちだが、過失と犯罪は違う。それが事実かは知る由もないが、小さなお店でアワだけ与えて小鳥を売っていた長い経験を持つ人が、広いスペースでの展示でもそれで良いと思っても、それは軽率だったに過ぎないと私は思う)、無関係な人に迷惑にならないように、愛鳥家なら小鳥に対して偏見を招かないように、今後は更に、慎重に慎重に、行動して頂きたいと願っている。
 で、明日、あいちトリエンナーレも終了とのことなので、この話題は休題とする。


 さて、三角関係。アリィとソウ・テイ姉妹だが、このまま変わらず、中途半端な関係のまま同居を続けそうだ。
 ヘイスケ系が存続するためには、一番可能性のある3羽と思えたのだが、これは期待薄かもしれない。基本的に、文鳥の自由意思に委せながら、15代も続いたのが奇跡なので、この際こだわらず、新王朝を興すべし、とも考えたのだが、その始祖となるべきノブは、せっせと無精卵を温めつつ、キミョーの追い掛けたり、ひたすら食べまくったり、呑気な毎日で、どうしたものかと悩んでいる。

 ・・・しかし、それより目先の老いらくの恋もろもろを、どうしたものか、悩みは尽きない。







Last updated  2017年01月16日 14時18分15秒
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2016年10月20日
カテゴリ:動物愛護法関連

息子の後妻にさえずってご機嫌なテン


 コキンチョウの件は、NHKまで無批判にニュースとして垂れ流してしまっている(NHK)。その画像を見れば、コキンチョウの胸の色が白いので、これは人為的な改良品種と思われるが、「コキンチョウ」なら皆同じと信じて疑わないのだろう。呆れる。
 コキンチョウは文鳥や十姉妹より寒さに弱いので、環境の整った場所に移しただけだと思うが、運悪く、理由を保温ではなく「種の保存」のためとの浅知恵で勘違いした人がいて、その人の声が迷惑にも大きかったのであろうか?


  今月半ばまでに、このうちの20羽余りが死んだり、外に逃げ出したりしたことがわかりました。鳥の中には、「種の保存法」に基づいて絶滅のおそれのある希少種に指定され、国内での販売や譲渡に環境省の許可が必要なオーストラリア原産の「コキンチョウ」も含まれていましたが、国の許可は受けていなかったということです。


 皆、外に逃げ出したと断定しているのも不思議だ。私なら、盗まれた可能性も考える。何しろ、「金目」のものなら、何でも盗む輩は、日本人にもいる。
 繰り返すが、販売や譲渡が原則禁止なのは、絶滅が危惧されるオーストラリアに生息する野生種と考えるのが常識的だ。同じ種類で学名も一緒だと言われそうだが、そもそも動物の分類学は、自然の進化過程を詳らかにする目的のものなので、家畜なりペット化して人為的に改良された品種は、通常、その研究対象にならない。
 こうした話を聞くと、野生種と飼育種の違いを理解しない人は、種の保存についての認識が甘すぎると思える。品種改良どころか、人間が捕獲して持ち去った時点で、その捕獲された野生種すら、自然の進化をDNAレベルで汚染する存在となってしまうものなのである。なぜなら、同じ種でも地域的な相違があり、それが発展して進化上の分岐に至る可能性を秘めているのに、そこに人為的に別の地域の同一種を放せば、今までの自然な独自性が破壊され、本来あるべき進化を阻害することになりかねない。

 このように、種の保存とは、実にデリケートなもので、結局、捕まえない触らない邪魔しない、以外に無い。従って、絶滅危惧種にはそれが求められ、厳しく規制されているのだ。そうした事実を正しく理解していれば、人工的な変異を重ねた品種は野生種と混同するなど有り得ず、両者は種の保存の観点から、無関係でなければならない存在と、結論する以外にないだろう。
 生半可に思い込まず、法律の文字ヅラに踊らされず、なぜそれが必要で、なぜそのような法律が存在しなければならないのか、しっかりと認識したいものだ。


 さて、我が家の文鳥社会も混沌としている。
 テンは、クリに言い寄られてその気になってしまい、老いらくの恋を求め、息子のイブの嫁にも色目を使い出した。「暴走老人」である。ただ、飛べないので、思うに任せない。
 魔性のクリは、あれほど「イチャラブ」状態だったラックと、同居した途端に熱が冷め、ひたすら、元のカゴに戻りたがっている。魔性、と言うより、両親譲りの我がまま勝手が炸裂していると見たほうが良いかもしれない。・・・別居させたら、ラックが泣くだろう。
 お腹が膨れているのに元気なノッチは、今更、身障者の妻イッツを見限り始めたようで、露骨にガールハントをするようになっている。どいつもこいつもろくでなしだが、何をしでかしてくれるか、楽しみではある。







Last updated  2017年01月16日 14時15分44秒
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2016年10月19日
カテゴリ:動物愛護法関連
野生にはいない白文鳥さん(アリィ)

 テレビ朝日の夕方のニュースを見ていたら(ニュースのはしごをしていた)、例の展示にコキンチョウが数羽混じっていて、それが「種の保存法」に違反するので保護された、などと言っており、驚愕した。確認すると、あの中日新聞が、「トリエンナーレ展示の小鳥は「譲渡禁止」 ずさん管理また発覚」と見出しを打って、昨日ずいぶんえらそうに書いていた(記事)。
 種の保存法で禁止されているのは、基本的には野生種に関してだ。飼育して品種改良している家禽に対しては、普通、問題視されない。私の感覚では、「法規制を知らない」どころか現実を知らないのは、コキンチョウを保護対象と見なす「県側が助言を求めた専門家」で、『TSUBASA』さんの言葉を借りれば(ブログ確認したら、この部分は、なぜか現在削除されていたけど、お気に入りなので、また、引用しちゃう)「「専門家」にもいろいろな「専門」があります。今回、このような事態に陥ったのは、「専門家」の選択に問題があったことは否めません」の好例ではなかろうか?

 「種の保存法」は略称で、本当は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」と言う。野生、の部分が重要で、一般的な解釈としては、現在、小鳥が好きで素朴に小鳥屋さんをやっていただけなのに、大騒動に巻き込まれて気の毒な「小鳥店」のコメント、「2国間の輸出入禁止は知っていたが、国内で繁殖した個体だから問題ないと思った」とする解釈が普通である。何しろ、飼育種は代々の繁殖で改良されていて、もはや野生には戻れず、戻した場合は、かえって野生の遺伝子を変えてしまいかねない存在となっており、事実上の別種と考えるべきだからである。
 ただ、環境省のお役人の担当者が、「県側が助言を求めた専門家」同様に、法律の足りない文章を額面通り解釈し、現実離れした解釈をしないとも限らない。その場合、恐ろしいことに、野生の姿とは色柄が違っているコキンチョウ(カラーバリエーションは品種改良によりとても多様になっている)の飼育も難しくなり、分類学上は同種だからというだけの理由付けで、全国のコキンチョウ愛好者の悲嘆と、飼育されている数多のコキンチョウに犠牲を強いて(保護?慣れない環境に移すだけでも、生命に危険が及ぶ。あの展示にしても、環境の変化が体調を壊す主因だろう)、なぜか日本に限ってその飼鳥文化が途絶することになってしまう、かもしれない。
 他人事ではない。文鳥の野生種も本来の生息地では減少しているのだ。もし、さらに絶滅が危惧される状態になれば、「種の保存法」が乱用され、どう考えても全く無関係な我々の文鳥の飼育が否定されることになってしまいかねないではないか(その時オレの目が黒かったら覚悟しろ!)
 野生種の絶滅を防ぐのとは、まったく無関係な飼育種に犠牲を強いて、同じ「種」だから法律に従え、それが「県側が助言を求めた専門家」の解釈なのである。しかし、同じ「種」でも、現実的には別種として存在するので、無関係とするのが普通の解釈で、おそらく、それがグローバルスタンダードだ(だって、世界中で飼育されてるんだもん)。中日の記者も、テレ朝のディレクターも知らないが、素朴な「小鳥店」はそれを知っていたわけである。確かに専門家はいろいろだが、市井の現実における専門家としては、私に言わせれば、よほど、まとも、だ。
 ともあれ、コキンチョウには世界中に愛好家がいて、今現在、カラーバリエーションが続々と生み出されていることも知らない専門外が、実に狭い知識と思い込みで血迷ってしまっただけに思えるが、降りかかった火の粉ではあるので、それを振り払うべく、コキンチョウ愛好家の皆さん、ご健闘を心からお祈りします。

附(つけたり)
 世間的に動物取扱責任者に対して誤解がありそうなので、言っておくが、あれは、動物取扱業を行うひとつの事業所での責任者であって、どこにでも通用する資格のようなものではない。つまり、ペットショップの取扱責任者だから、どこかの催しの責任者にもなれるわけではない。
 あのような短期の展示会において、どのように対処すべきか、私には分からないが、厳密に考えれば、展示にあたっては動物取扱業の登録をして取扱責任者を置かなければならないかと思う。しかし、現実的には無理なので(短期に対応する制度ではない)、地方公共団体の担当部署に相談し、仮に責任者を設定して、その名前の表示義務を果たせばOK、といった程度になるのではないかと思う。
 今回のケースでは、役所に事前に相談しなかったのが(したのか?)、不用意だったと思う(いろんな「専門家」を招き入れたのも無用心かな?)。






Last updated  2017年01月16日 14時14分00秒
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2013年10月11日
カテゴリ:動物愛護法関連

 8月29日に起きた、ベニコンゴウインコの捕獲を目的に射殺してしまった事件について、その後の報告です。

 9月の半ばを過ぎ、久しぶりに千葉市動物公園のサイトを確認したところ、何ら動きがありませんでした。事故直後に、おそらく慌てて作成して、期日も明記しない短い謝罪文を、園長名で掲載しているだけの状態が続いていたのです。
 念のため、その文章を全文抜き出してみましょう。
  「この度は不注意により、ベニコンゴウインコを脱出させ、捕獲後死亡に至りました件について、皆様方に多大なご心配とご迷惑をおかけいたしました。謹んでお詫び申し上げます。今後は、脱出防止マニュアルを見直すとともに、脱出防止訓練を行い、再発防止に向け、職員教育を徹底して参ります」
 これだけでは、園長を含めた動物公園全体の責任をについて、まったく理解していないように思えてしまいます。この件で、千葉市動物公園がとった行動の問題点は、飼育員個人のミスだけではなく、私が見るところでは、4つあるのです。

1、飼育管理の怠慢 2、捕獲作業の稚拙 3、広報宣伝の過剰 4、事後の説明責任の不足

 園長名の文章に出てくる「脱出防止」は、この中の1について、謝罪と対策に触れたものと見なせます。しかしながら、動物園という組織としては、組織が組織に属する人たちを動員して行った2や、組織として許可して報道させた3の対応の是非を検証し、反省すべきは反省し、改善方針を明示し、今後再発を起こさない姿勢を示さなければ、組織としての説明責任を果たしたことにならず、4が付加され、かえって不信感を深めてしまうことになっているように思われます。

 テレビカメラの前で、小さな網を持った集団が、1羽の鳥を追い掛け回し、木を揺する、よじ登る、ロケット花火で脅す、などという稚拙でしかない姿を見せられた、鳥に関する知識が多少でもある視聴者は、ベニコンゴウインコの生態に関する専門知識が欠如しているという印象を持つことになるでしょう。まして、体重としては小動物に過ぎないベニコンゴウインコに対し、始めから麻酔銃を使用し、必然的にとしか思えないその結果を見せられては、実行した者(おそらく動物園所属の獣医師)に、鳥の身体構造に関する基礎的知識が欠如している、との印象を持つのも、当然のことかと思います。
 そして、この2つの印象の帰するところは、この動物公園が、動物を飼育管理する能力を有しているのかの疑惑、以外に無いはずです。
 そもそも、その結果だけを見れば、公共の施設でありながら、「動物愛護法」の禁じる「動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめ」を実践し、その虐待でしかない行動を、わざわざ全国にテレビ報道をさせ公開してしまったのです。動物の捕獲作業において、邪魔でしかないマスコミを開園前の早朝に集め、あくまでも想定外であっても、罪のない小動物を公開処刑した結果は、動物愛護の側面で、はなはだ重大と言わねばなりません。
 つまり、1だけなら個人のミスで済んだかもしれませんが、2、3により、深刻な問題となってしまい、説明責任が生じていると言えますが、残念ながら、組織としての問題点の検証も反省も改善も示されていないのが、現状です。自らの組織的行為により社会的な悪影響を与え、自己への社会的信頼を根底から揺るがし、動物愛護精神を涵養する公共施設としての存在価値が問われている状況を認識し、早急に不信を払拭する検証と対策を明確に示す努力が、もはや必須のはずなのです。

 私は、このように、「動物愛護法」違反行為により、動物の専門家としての信頼を失墜させながら、信頼回復への努力が見られない動物公園を、他人事ながら心配していました。一方、私などよりはるかに「動物愛護法」についての遵法精神に富み、大型インコの生態にもお詳しい方々や、千葉市動物公園を愛している方々は、さして危機感を感じていらっしゃらないのでしょうか?
 もしかしたら、そうした方々は、「動物愛護法」第一条にある「友愛及び平和の情操の涵養」を、すでに十分に受けているため、自分自身が感じる中での「友愛」や「平和」を乱さないことを優先されているのかもしれません。しかし、、罪のない生き物が虐殺され、そのシーンをニュースで見せつけるほど、動物愛護精神を破壊する行為はありません。鳥が逃げたら殺せば良い、殺すしかない、殺すべきだ、と、その生態を知らない一般の人が、安易にそのような誤解を受けるのを放置しては、愛鳥家としては立つ瀬がありませんし、「動物愛護法」など、空文に過ぎなくなってしまうのではないでしょうか?
 もし、人間以外の動物に対する「友愛」の気持ちがあるのなら、動物と共生する「平和」を維持するため、このような事件の再発は、必ず阻止すべきで、当事者には、そのための努力を促すべきです。今回の事件に衝撃を受けたり、当事者たちにシンパシーを抱くなら、なおさらに、「友愛」精神を発揮しなければ、死んでしまったインコに同情したり、動物公園の存続を願ったり、そうした様々な自分の気持ちに、結局何も応えなかったことになってしまうように、私は思います。

 そこで、ベニコンゴウインコにさほどシンパシーを持たず、千葉市動物公園に特段の悪意を持つこともなく、むしろ「動物愛護法」に含むところがありながらも、いろいろ書き連ねた責任を多少感じている私が、「今後の方針について」として、9月22日、当該飼育課にメールで問い合わせをしました(別掲参考資料1)。それで、忘れてしまえば、個人的な「平和」は保てたはずですが、あいにくな事に、10月6日の日曜日に、その後何ら返信が無く、サイト上での行動も見られないことに気づいてしまいました。気づいてしまえば、存在価値を失いながらそれを自覚して対処する姿勢を示してくれない動物公園や、何の改善策も示されないことに再発の恐怖を抱えて悶々としているであろう大型インコの飼い主などに対する「友愛」の精神からも、そのまま放置するわけにはいかず、同日、千葉市の総合窓口に問い合わせ(別掲参照)、さらに、「動物愛護法」を統括する環境省にも、指導監督の旨、要請しました(別掲参照)。

 千葉市役所コールセンターの対応は迅速で、翌7日、休日明けの月曜日の午前中には「動物公園飼育課から回答させていただきます」とご返信があり、夕方には、確かに、飼育課の担当者より、「この度はメールありがとうございました。今後の対応への調整のため、ご返事が遅くなり、誠に申し訳ございませんでした。至急、調整して回答しますのでよろしくお願いします」とのメールを頂きました。
 くどくなってしまうので、黙ってその「調整」結果を見守ることにし、返信せずに放置していましたが、本日11日朝に、園長名でのご返信を頂戴しました(別掲参考資料2)。そこで、御礼方々、いろいろ時間に迫られつつ、1時間後にご返信申し上げました(別掲参照)。
 園内の皆様とご相談ご調整いただいて、より上手に、一般に向けご説明頂ければと願いつつ、私の「友愛」行動は、このあたりで十分かと思っています(資料1とこの文章は昨日すでに用意していましたが、本日の応答を受け、せっかくですから、ぱっぱっと手直しして早々に公開します。この件については、もう、お腹いっぱいなので、これで終了予定です)。

 以上、はなはだ片手間な行動ではありますが、感情的になって一人で悲しんだり、自分と相手を同じと見なして勝手に納得するよりも(「~思っているに違いない」といった想定は、善意で相手を思いやる気持ちでも、本質的に自分勝手な思い込みに過ぎず、結局は誰のためにもならないことが多いかと思います。少なくとも、自分だけで納得しても、社会的には無意味なのです)、やらないよりはマシではなかったかと思います。
 なお、このように、しっかり改善を求める意思表示をするのは、いわゆる「クレーマー」とは異なります。相手に難癖をつけて、自分が何か得をしたり、相手に謝らせて刹那の優越感に浸ったり、鬱憤晴しに利用するのではなく、相手のことも考えて意見するのは、クレーム=苦情ではなく、むしろ親切心からのアドバイス=忠告に類するはずなのです。つまりは、友愛です。それを受けて、どのようにご対処されるかは相手次第ですが(それを強要すると「クレーマー」化することになるでしょう)、遠慮をしすぎて行動を控えてわだかまりを残すより、相手が間違った現状認識をしたまま、将来に間違った行動を取らないように、片手間でも行動してみたほうが良いかと思います。
 以上、とりあえずご参考までに。







Last updated  2013年10月18日 12時59分26秒
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カテゴリ:動物愛護法関連

千葉市動物公園園長よりのメール

題: 回答が遅れ申し訳ございませんでした(千葉市動物公園))

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メールありがとうございました。当方の不手際から回答が遅くなりましたこと、お詫びいたします。
この度は、不注意によりベニコンゴウインコを脱出させ、捕獲後死亡させるなど、動物園としてあってはならない事故を引き起こしましたこと、また、多くの方々に大変不快な思いをさせてしまいましたことなど、重ねてお詫び申し上げます。
さて、ご質問のマニュアルの内容の公表ですが、現在、動物脱出時の対応マニュアルの見直しと、実効性の検証を行っており、見直し終了後にホームページでお知らせする予定です。
また、麻酔銃を使用した理由と今後の方針についてですが、脱出してから時間がたち、外敵から保護し給餌している飼育環境から出た場合、自立した生活ができずに衰弱し、また夜間にタヌキなどの動物に襲われる心配もあったため、少しでも早く保護しようと、親鳥を近くに連れてきて呼び寄せたり、低い位置への追い込みなど様々な方法で捕獲を試み、最終的に麻酔銃を使用しましたが、残念な結果となってしまいました。
麻酔銃については、確実で安全な鎮静効果が期待できることから、動物種や状況により必要に応じて使用して参りました。
今回の使用については、樹上等の捕獲網の届かない場所へ逃げた動物に対しては有効と判断し使用しました。
今後の使用については、今回の結果をふまえて動物の大きさや種類、特性を慎重に検討した上で、住民に被害が出る恐れがあったり、他の方法では捕獲ができない場合など、総合的に勘案しながら対応して参ります。
今回、動物を脱出させてしまうという動物の命を預かる施設として、言い訳のできない事故を起こしてしまいましたが、今後は2度とこのような事故の起こらないよう、緊急で園内会議を開催し、今後の対応について協議を行うともに、扉の開閉確認表の設置、注意喚起のステッカーの貼付や指さし確認の徹底を図りました。
貴重なご意見ありがとうございました。

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上記メールに対する返信

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 お忙しいところ、ご返信をいただき有難うございました。
 
 ただ、少々事実と異なる点がございますので、今後のご説明の際に、ご勘案いただきますように、お願いいたします。

 貴下のご説明では、「脱出してから時間がた」ったため、迷子状態の動物の生命を保全するため、やむを得ず、麻酔銃を使用したことになっておりますが、実際は、貴園の報道各社への経緯説明にありますように、捕獲作業を始めた27日に、すでに麻酔銃をご使用になっていらっしゃいます。翌28日にも使用し、29日は3発目となりますから、やむを得ず使用とのご説明では、事実と齟齬をきたすように思われます。

 また、「夜間にタヌキなどの動物に襲われる心配」をされたとのことですが、当該動物は樹上で生息いたしますので、その心配は杞憂と言わねばならず、生態を知る者の納得を、むしろ得にくくなってしまうように思われます。差し出がましいようですが、そのご説明でしたら、むしろ、野良猫を例に挙げられることをお薦めいたします。

 「親鳥を近くに連れてきて呼び寄せ」とございますが、報道された映像を見る限り、捕獲要員に帯同されているように見受けられました。しかしながら、ベニコンゴウインコは、犬以上に賢いとされる生き物でもあり、また、危険を感じた生き物は、仲間に危険を知らせることはあっても、呼び寄せることは有り得ないように思われます。
 呼び寄せは、この場合、捕獲にむけた最も有効な手段だったとは存じますが、貴園のインコ舎前の展示スペースに親鳥を置き、普段と同じリラックスした生活をさせてこそ、効果的だったのではないかと、愚考するところです。

 麻酔銃に「確実で安全な鎮静効果が期待」されたのは、小動物に対してのご判断として、適当を欠いたことは、残念ながら、その結果が示すところです。
 ベニコンゴウインコは、マスコミなど、知識のない方々には巨鳥に見えるようですが、実際は、貴園の人気者である風太くんのレッサーパンダよりも、さらに軽量な生き物であり、麻酔銃の使用は、通常有り得ないものと思われます。
 見た目の大きさで思い込みがあったとすれば、それはご反省の上、今後のご方針に生かしていただきたいと、願っております。

 当方は、大型インコの飼育者ではありませんが、文鳥やセキセイインコなどの小型鳥類の飼い主に与えた、今回の事件の影響は大きく、また一般の人たちに、鳥は逃げれば射殺すれば良い、といった誤った印象を与えることを危惧しております。
 従いまして、拙ブログ(下記)などにも繰り返し取り上げ、今回の応答につきましても、ご紹介させていただく予定ですが、貴園ではこの失敗を真摯に受け止め、ご善処いただけるとお聞きして、安堵いたしました。

http://plaza.rakuten.co.jp/jackbo/diary/?ctgy=5

 この事件が、貴園益々のご発展の景気(※契機の誤変換)になりますことを、心よりお祈りいたします。 

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Last updated  2013年10月11日 14時44分32秒
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2013年10月10日
カテゴリ:動物愛護法関連

千葉市動物公園飼育課へのメール 

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千葉市動物公園飼育課 御中
ご担当者様

 お忙しいところ失礼いたします。
 すでにさまざまに苦情を受けられ、ご苦労なさっているものと推察いたしますが、8月29日に、貴園の捕獲作業により、ベニコンゴウインコが射殺される場面が、全国的なニュースとなった件につき、お尋ね申し上げます。

 貴園では、「再発防止に向け脱出防止マニュアル等を見直す」とされていらっしゃいますが、今後、その大まかな内容を公表される予定はございますでしょうか。事件の経緯を、ニュース報道を通じて公開してしまった以上、事後の対応についても、アナウンスするべきと考えますが、ご方針をご教示いただければ幸いです。
 公開されました事件の経緯を拝見しますと、貴園では、大型とは言え、体重は2キロ程に過ぎない動物に、当初より麻酔銃による沈静化を目指されおりますが、今後もそのような方針をお続けになるのでしょうか。また、当時それを適当とみなした理由を、あわせてご教示いただければ幸いです。

 公共の動物園は、動物の愛護及び管理に関する法律にもあるように、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないように飼養し、人と動物の共生に配慮し、その習性を考慮することを、一般に普及啓発する素晴らしい役割を担っていると承知しております。ところが、甚だ遺憾ながら、今回の事件において、貴園は、それに反する行動を全国的に公開する結果となってしまいました。あくまでも、報道で知らされる内容と、これまでのご対応を見る限りでは、貴園は、当該動物の特性をわきまえず、みだりに殺し、傷つけ、苦しめた印象を与えてしまっております。これは、貴園への信頼を大きく傷つけ、さらに動物園一般の存在理由そのものを脅かしかねない、重大な事態だと考えます。
 千葉市においては、貴園についても、来春に再生計画を策定されると仄聞いたしております。貴園は、市民が動物と共生する機会を与えてくれる場ですから、再生、さらに発展されるように、今回の事件を無駄にせず、当該動物の生態に照らし、どのような対応が適切であったか再検討の上、非は非として改め、それを示すことで、公共動物園としての責務を果たしていただけることを、切望いたしております。

 以上、宜しくお願い致します。

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千葉市コールセンター問い合わせフォームへの投稿内容

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 お忙しいところ、失礼いたします。

 貴市の運営される動物公園が本年8月29日に行い、全国的に報道されました鳥の捕獲作業につき、9月22日に、ご担当問い合わせ先(※メールアドレス割愛)へ下記のように問い合せましたが、返信がないため、こちらにお伺いいたします。

 《貴園では、「再発防止に向け脱出防止マニュアル等を見直す」とされていらっしゃいますが、今後、その大まかな内容を公表される予定はございますでしょうか。事件の経緯を、ニュース報道を通じて公開してしまった以上、事後の対応についても、アナウンスするべきと考えますが、ご方針をご教示いただければ幸いです。
 公開されました事件の経緯を拝見しますと、貴園では、大型とは言え、体重は2キロ程に過ぎない動物に、当初より麻酔銃による沈静化を目指されおりますが、今後もそのような方針をお続けになるのでしょうか。また、当時それを適当とみなした理由を、あわせてご教示いただければ幸いです。》

 当該事件は、公園側の意向によるものか、メディアにより全国的に経緯が報道され、貴市の動物愛護への取り組み姿勢も問われる状態となっているように思われます。
 再発防止に向け、よろしく、担当部局に、ご指導を賜りますようにお願い申し上げます。

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環境省問い合わせフォームへの投稿内容

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公営動物園による愛護法違反事案について

 お忙しいところ失礼いたします。

 本年8月26日夕に、千葉市動物公園が飼育管理上のミスにより、鳥(ベニコンゴウインコ)を屋外に飛び立たせてしまい、29日朝、麻酔銃で射撃して、結果的に死なせてしまう事案があり、その様子が、射殺場面を含め、全国に報道されました(TBS・日本テレビ)。

 当該の鳥は、飼鳥としては大型ではありますが、体重は2キロ程度でしかなく、通常、人間の嬰児未満に過ぎない動物の沈静化に、麻酔銃を用いることは有り得ないように思われます。また、皮膚が薄く皮下脂肪がほとんどない鳥類の特性上からも、麻酔銃の使用には甚だ疑問を持たざるを得ません。
 しかしながら、当該動物公園は、捕獲作業の初期より麻酔銃を使用しており(27、28日に使用)、また、テレビ報道された捕獲作業は、追い掛け回し追い詰めることに終始しており、その場面だけを見れば、虐待と見なされるものとなっておりました。

 貴省ご管轄の『動物の愛護及び管理に関する法律』にあるように、国及び地方公共団体 は、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないように飼養し、人と動物の共生に配慮し、その習性を考慮することを、一般に普及啓発する立場にあり、千葉市の運営する動物公園には、その役割が強く求められるものと思われます。
 しかし、遺憾ながら、習性を理解せず、結果、動物の生命を軽視した虐待する行動を、世間一般に示し、動物愛護行政に禍根を残す結果となっております。
 今後同様の事態を招かないために、事件の検証と再発防止の取り組みを、公表されるべきと考えますが、当該動物公園は、今現在、そのような姿勢を示されておりません。動物愛護行政を所管される貴省より、宜しくご指導を賜りますようにお願い申し上げます。
 また今後、同様の事態が発生しないために、麻酔銃の取り扱いについての指針を、動物園などの施設に対し、お示し頂ければとも願っております。

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Last updated  2013年10月11日 13時35分00秒
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2013年09月05日
カテゴリ:動物愛護法関連

 麻酔銃での捕獲と言えば、人里に降りてきて、人を殺傷する危険性が大きい野生動物に対し、「殺したらかわいそう。麻酔銃を使えばいいのに!」と、安易に主張する心優しい人が多いことは、私も承知しているところです。そして、その背景に、麻酔銃が魔法の杖で、それさえあれば殺さずに簡単に捕獲できる、という迷信があると思っています。
 もちろん、麻酔銃は普通の猟銃に比べ、格段に射程が短いので(15メートルほど)、猛獣の類に接近しなければ命中せず、、命中しても瞬間的には作用してくれません。また、興奮状態で効果がないこともあり、狙撃した人が、逆に襲われることになりかねないことも、よく承知しています。

 従って、千葉市動物公園による今回の麻酔銃使用を非難する者に対し、「麻酔銃さえあればという動物愛護者たちがコロッと立場を変えた」と、狩猟に理解がある方が指摘しているのを見かけ、とても違和感を覚えることになりました。何しろ、私の見るところでは、『麻酔銃は魔法の杖で、それさえあれば殺さずに捕獲できる』とする、狩猟を無遠慮に非難する迷信が、信じがたいことながら、千葉市動物公園の職員たちを動かした結果こそ、今回の事件の本質なのです。麻酔銃についての誤解という面なら、野生動物の生命を絶対視して狩猟に無理解な「動物愛護者たち」と共通しているので、現在、困惑しているところだったのです。

 もちろん、野生動物の狩猟と、人間のミスで迷子にした飼育動物の捕獲を、同列には論じられません。何しろ、野生動物に所有者はいませんから、その行動の責任を取れる人間もいませんが、飼育下の動物の行動は、迷子になった後も、それを飼育する個人なり団体が責任を負わねばならず、それどころか、愛護しなければならない法的義務まで存在します。狩猟動物とは、そもそもの位置づけが異なるので、混同すると、話が噛み合わなくなってしまうでしょう。
 それぞれの置かれた立場により、為さねばならないことは異なります。狩猟の必要性のあることに、動物愛護の観点から意見すれば、見当はずれにもなり、その逆も有りうるはずです。何となくそれぞれの立場で今回の事件を見て、誤解をしないように、それぞれの論点から、考えてみましょう。

★ 殺すのがダメなら野放しにすれば良いのか?
 飼い主や飼育する団体には、飼育動物の管理責任があるので、野放しにすることは許されません。また、そういった発想はそもそも持ちようが無いと思います。例えば、飼い犬が迷子になって放置するまともな飼い主がいるでしょうか?車に轢かれるかもしれない、「保健所」に捕まって処分されるかもしれない、飢えやつれながら飼い主を探しているかもしれない、心配で一時も心が休まらず、一所懸命探すのが普通でしょう。
 今回のベニコンゴウインコの件に関して、もし動物愛護の立場から、「放っときゃよかった」との意見があるとすれば、しばらく放置して自主的に帰るように仕向ける方が安全に捕獲できるという意味以外には有り得えません。もし、野放し状態が続けば、飢え死にしてしまうでしょうし、そうでなくとも、冬になれば凍えて死んでしまうでしょうし、交通事故もあり得るでしょうし、野良ネコなどに襲われるかもしれませんし、さらには、あの動物園の人たちより熟知した人が、やすやすと捕まえて売り払ってしまう心配だってあるでしょう。空想すれば無限大に危険は存在するので、本当に動物を愛護する気持ちがある人で、捕獲を望むまない人はいないのです。迷子の保護、原状復帰は、飼育動物についての愛護精神の前提なので、それを否定することなど論外であり、問題は、いかに安全に、出来る限り早く捕獲できるかに絞られると、考えるべきだと思います。

★ 外来生物なので駆除が必要なのでは?
 ベニコンゴウインコは猛獣でも害鳥でもありませんし、日本の自然に適応して土着する可能性はゼロに近く、日本の生態系を乱す可能性を考えること自体、その生態を理解しないおかしな話です。
 それ以前に、迷子になったものをどのように扱うべきかを問題としている時に、まるで筋違いな議論でしょう。例えば、ライオンやゾウといった、大きくて人間を襲いかねない動物を、止むなく射殺した場合でも、それは外来生物だから駆除したのでしょうか?普通、危険性があるから、止むなくそのような処置をしたに過ぎないはずです。
 飼育下の動物はさまざまですから、その対応も一律では済みません。捕獲して元の状態に戻すのが基本ですが、適宜、その動物の場合に必要となる処置を講じなければなりません。そして、ベニコンゴウインコの場合は、駆除する必要性がないので、殺戮行為にならないような安全な捕獲を試みることを、優先しなければならないのです。

★ 動物園が飼育する動物の「脱走」は稀なので、その準備や訓練は不可能では?
 大地震の発生は、数十年、もしくは数百年ごとか、それ以上で、一生のうちに経験しない人も多いですが、準備や訓練は無意味と言えるでしょうか?動物を飼育する以上、それぞれの動物の生態的特性を熟知するように心がけねばならず、それぞれの特性を理解してこそ、万一の際の対策を用意することが出来ます。逆に、迷子になった時の飼育側が取るべき行動を考えることは、その習性を考え直す機会にもなります。
 その準備に、経費が必要な特別な捕獲機材は、必ず用意しなければならないわけではありません。そのようなものを用意できなければ、無い前提で、どのように対応すべきか、事前に想定すれば良いだけのことで、特に公共性のある動物園のような施設では、その準備は義務に近いと考えるべきかと思います。もちろん、千葉市動物公園にしても、今回の反省に立って、対応マニュアルを再考するとしているのです。

★ 万策尽きて苦渋の決断として麻酔銃を使用したのではないか?
 千葉市動物公園は、捕獲作業の当初より麻酔銃を用いており、また、結果的に射殺してしまった後の飼育課長のコメント
 「いろいろ考えて、やっぱり一番安全な方法はこれ(麻酔銃の使用)、ではないかというようなことで、今日に臨んだわけなんですけど、このような結果になってしまいました」
 
からも、終始一貫して一番安全な方法と認識していたのは明らかです。つまり、麻酔銃さえ当たれば、絶対無事に保護出来ると信じていたのです。
 従って、麻酔銃以外の捕獲に向けた努力は、まことに不十分で、残念ながら、ベニコンゴウインコの習性を理解したものとは見なせないものばかりでした。例えば、動物園の報告に28日「親鳥を連れ(鳴き交わしを期待して)捜索」とありますが、人が大勢で連れ歩いたのでは、近づこうとはしないのが当たり前ではないでしょうか?連れ歩かれる母鳥も、何の目的かわかりませんから、呼び寄せるよりも、警戒音を発して遠ざけようとする可能性があるのです。
 この場合の呼び寄せとは、本来、親鳥の方をリラックスした状態にして行わねばならなかったと思います。この動物公園の場合は、幸いインコ舎の周辺にインコの屋外展示スペースがありますから、まずそこに親鳥を置き、園内をなるべく静粛にして人間を遠ざけた上で、迷子のインコが飛来するのを待つのが、第一歩となったはずです。それに成功すれば、やがてその場に慣れて、エサのあるインコ舎に自主的に帰った可能性もあり、そうでなくとも、小鳥のように素早く飛び立てないので、いくらでも捕獲のチャンスは訪れたと思います。つまり、鳴き交わしに着目したまでは良かったのですが、帯同した時点で、習性をわきまえず、評価に値しない行動に過ぎません。
 また、ニュース映像を見ると(NNN【日テレ】の夕方のニュース番組『news every.』のもの)、29日には網を使用しての捕獲も試みていますが、これも映像で見る限り、驚くほどに稚拙です。使用する網は、夏休みのセミ取り少年が用いる昆虫網のような柄のついた小さなものなので、尾羽を含めれば体長1メートルの動物を、捕獲しようとするなら、静かに接近し、飛翔方向正面を扼しつつ、素早く頭にかぶせ、ややねじるようにしつつ網ごと下に落とすくらいしか方法は無さそうです。ところが、その網を片手にした男性は、上にインコが止まっているまさにその樹木に、他に何の準備もないままに(もしくはあるようには見えない状態で)、ワッセワッセとよじ登ってしまっています。
 捕獲するには、まず捕獲される側の気持ちになるべきでしょう。さて、下から大型の動物が自分を狙ってよじ登って来るのに気づいて、そのままじっとしている鳥がいるでしょうか?結果は、話にならないほど当然なことに、近づく前に移動され、飛び立たせてしまい、捕獲は失敗しています。頑張っているのはわかりますが、行き当たりばったりに、網を持って近づいたら逃げられたに過ぎません。これでは、万策尽きる前に、無策と言う他ありません。

★ 衰弱が心配されたので、早期解決が必要だったのでは?
 動物公園側も衰弱を口にしていますが、それは静かに帰還を待つような、「待ち」の捕獲作業をしている場合のみに言えることです。テレビ2社の撮影スタッフまで早朝から連れ込んで、射殺する前にやった捕獲作業なるものは、樹木を揺らして下に追い落とし、奇跡的に下に移ったのに、枝葉が多く射撃に適さなかったのか、地面からよじ登るような真似までして、遠くに飛び立たせただけです。このような衰弱させるだけの行動をとりながら、衰弱を心配していたと言われても、返答に困ってしまうのではないでしょうか?この際、困らず言ってしまえば、「衰弱させたのは、あんたらだろう!」ですが、どのように釈明出来るのでしょうか?
 危険性の高い麻酔銃を使用するくらいなら、いっそ衰弱し、地面に降りざる得なくなるほどの状態にさせたほうが、まだしも生存の可能性は高かったのではないかと思います。衰弱させての捕獲は、危険を伴い酷ではありますが、一つの方法論なので、失敗しても、これほど非難は受けなかったと思います。

 返す返すも残念なのは、まったくの偶然で、最終的に高所作業車で、3mほどの至近に近づくチャンスを得ながら、麻酔銃を撃ってしまったことです。もし、麻酔銃は「一番安全な方法」などという、人殺しの熊に対してさえ麻酔銃の使用を強要する「動物愛護者」と同じトンチンカンな迷信さえなければ、他の方法を考えたのではないでしょうか?
 麻酔銃は魔法の杖ではないのです。離れた場所の硬い筋肉を持つ動物の、その硬い部位に命中させなければ、死をもたらす可能性が有り、また近すぎれば、麻酔などの薬剤が効果が出るまでの間に、射撃側が反撃の危険にさらされる欠点を持った道具に過ぎません。大型インコは、ダチョウやライオンに比べ物にならぬほど小さいですし、腹部はほとんど薄皮一枚の中は内蔵といった状態です。従って、もし、狙撃が割合に至近なら、内蔵も何もかも打ち抜いてしまう可能性が大きくなってしまいます。つまり、本来、ベニコンゴウインコの捕獲手段としては最も危険な方法に他ならないと、見なさねばならず、その危険性を感じ取れなかいようでは、度し難いと言わざるを得ません。
 今後、同様のことが起きないように、麻酔銃の限界を、周知徹底する必要があると思います。







Last updated  2013年09月06日 00時39分11秒
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