智積院会館をチェックアウトし、バスで清水寺へ向かいました(べったり定番です)。
清水寺は朝6時から開いているので朝すいているうちに行っておきたいと思いつつ、9時半になっておりました。
小雨の中、すでにかなりの観光客が…。清水の舞台はいつ来ても壮観です。
前日、伯父の家から宿坊に戻る際に乗ったタクシーの運転手さんいわく:
「清水さん、ディズニーランドに抜かれたんですわー。」
ダンナ : 「え、何がですか?」
運転手 : 「修学旅行で来る高校の数ですねん。」
ダンナ : 「えっ、清水寺はそんなに人がたくさん来るんですか?」
運転手 : 「そら年中来ます。紅葉の頃なんて混んでもーて、いごかれへんくらいです。
ディズニーランドもようさん人が行かはるんですな~。」
ディズニーランドは広いから人がたくさん入るのはわかりますが、清水寺がずっとそれを上回っていたなんて…驚きました。
運転手さんが残念そうに言っていたのが面白かったですね。
京都人のプライドみたいなものを感じました(私の高齢な親戚達もいまだに「東京には首都を取られた」と言います…「この前の大戦=応仁の乱」というのもホントの話です)。
珍しい!玉虫を発見しました。
清水寺の次は、あらかじめ予約しておいた舞妓変身スタジオへ。
ちょうど二年坂を下りた所にあるので分かりやすかったです。
私は舞妓さんではなく、芸妓さんに化けることにしました。
舞妓さんに化けるのは、せめて30代半ばまでなんじゃないかと思ったからです。
でもお店の玄関を入ってびっくり。
どう見ても50代の舞妓はんが3人もいました…見なきゃ良かったかも…(爆)
変身時間は約2時間。その間、ダンナとZ君はロビーで待ちぼうけでした(すまん)。
で、Z君と写真を撮りました。まっしろけ・・・まさに塗り壁です。
Z君からは「だれですか??」と聞かれる始末。でも面白かったです。
本物の舞妓さんや芸妓さんは品があります。顔を白く塗っていなくても、普段着の着物を着た彼女達は所作が違います…おしとやかであこがれます
元の姿に戻ってスタジオを出ると、今度は高台寺のあるねねの道へ。
ねねの道はタクシーの運転手さんオススメの道で「今でも京都情緒がよく残っている」そうです。
ねねの道をずーっと行くと、突き当たりに八坂神社が出てきました。
Z君は「恋みくじ」を引きましたが:
あなたの思い人はあなたの思いに気がついていないか遠い所にいます
(当たっちゃってるがな)
結局おみくじは木に結びつけてしまいました。
八坂神社を出ると今度は歩いて祇園に移動です。
そしてお茶屋ダイニング『かにかくに』へ。
町家の風情がそのままで、しぶい感じでした。
予約をしていたので一番奥の「特等席」に通されました。
何が特等席かと言うと、外の景色がいいんです
小さな川(祇園白川:春は梅や桜が美しい)が流れていて、はんなりとした風情が…
我々は「舞妓御膳(要予約)」を食べました。
前菜です。 器が和風で中身が洋風、面白いです。
Z君は座敷が苦手なので、椅子席で助かりました。
刺身や豚肉が出やしないか、事前にいろんなお店を調べました…ネットがあって良かったー。
実は一品ベーコンが使われていましたが、Z君は「これが一番おいしいです!」と食べてしまいました(知らぬが仏…)。
ランチの後はバスを乗り継いで金閣寺へ(またまた定番ですが)。
外国人はこのキンキラに必ず驚きますね。Z君も写真をいっぱい撮っていました。
個人的には銀閣寺の方が風情があって好きなんですが…。
ここで夕暮れになってしまったので観光は終了、東京に戻ってきたのでした
めでたしめでたし。
日光編に続く・・・