～徒然なるままに@サウジ～

前の日記はコチラ。

明るくなってきたので町の端の方にある有名なカト ミリ（Ｋａｔｏ Ｍｙｌｉ）の風車を目指します。

風車は５基あると聞いていました。

アテネは気温が上がって暑かったのに、ミコノスは海風が意外と涼しくて・・・
（あ、この旅行は９月後半の話です今じゃありません）

路地にいると方向感覚が狂うので、時々坂を上って高い所から位置確認をしつつ歩きます

並んでいる風車はこんな感じでした：

あれ、少しさびれてる？

・・・と思ったらそれもそのはず、もうどの風車も使われていないそうで、博物館になったり人の家の一部になっていたり、ただ建っているだけだったり。

５つの風車が全部入るように写真を撮るのが意外と難しいです。

陸上からだとこれでいっぱいいっぱい

風車群のふもとのいい位置にレストランバーがあり、そこに入れば全部がきれいに写せるようでしたが、朝早すぎたようで開いていませんでした。

風車の裏手は駐車場になっており、そこの奥まで行くと小さな教会が：

で、この教会が建っている崖から何気なく下をのぞきこんだら、

地面に横たわる人の足がチラッと・・・

ちょっ、う、わーーっこれって落ちてるまさか、自殺現場？！

思わず身を乗り出します。

そうしたら・・・

西洋人カップルが崖下の狭いスペースで野宿していたんです、黒いワンちゃんと一緒に

まぎらわしいよーーーっっ！ もーーっ！

あやうく教会の神父さんを呼んじゃう所でした・・・

しかし勇気ある宿泊形態です。犬やアウトドア用食器が見えなかったら通報モノですよ

寿命が縮むような気分を味わいましたが、気を取り直して再び路地めぐり続行～

猫がいると絵になるなぁ～

ミコノス島観光の広告によく載っている白い教会、パラポルティアニ教会が出て来ました。

思ったよりもこじんまりとした教会で扉がいくつかあったのですが、どれも閉まっていました。

教会前の小さな広場を降りようと階段にむかったら・・・

ペリカンが？？

近寄っても全く逃げません。意外と大きい鳥なんですね。

手を出すと大きなくちばしでパカッと食いつかれるので触れませんでしたが、なかなかの愛嬌です。

私が撮り終わったら彼は西洋人観光客５、６人に囲まれてグラビアアイドルと化してました

船で配られた説明によるとこのペリカン君には名前があって、Ｐｅｔｒｏｓ２と言うそうです。

初代のＰｅｔｒｏｓ君は不幸にも車にはねられて死んだとか・・・あらら、かわいそうに
鳥って車のクラクションにイマイチ反応しないからなぁ～

売られていた絵はがきにもこのＰｅｔｒｏｓ君が載っているものがありました。

港の小さな市場：

そして青い丸屋根のセント・ニコラス教会が：

やっぱり小さいですね。

そそられちゃうお土産屋さん通りです

でも結局買ったのは絵はがきばかり。

貝殻の壁掛けなんか素敵だったんですがね～
日本の狭いマンションには物を飾るスペースがなくて

こんな細い路地を登って登って・・・運動不足だとちょっとしんどいですが

博物館になっている大きな風車に到着！

でも開いてませんでした。商売っ気ないのかしらん？

仕方がないので丘の上を、海を眺めながら横移動しました。

いい景色です

はぁ～エーゲ海に来たなー！海が美しい～

動画も撮ってみましたがミコノス島は風の通り道になっている島のようで、上の方に行くと吹きっさらし。こんな感じのところです。

風の音がうるさいですが雰囲気はつかめるかと・・・

お昼になったので坂を下ってシャトルに乗り、船でランチしました

むろんこの後おかわり＋デザートを食べています

町のレストランやカフェでギリシャ料理を食べたい気持ちもあったのですが、船のご飯は旅行代金に含まれているので何か食べないと損な気がしましてね（セコイ）。

それにギリシャ料理ってアラブ料理に近いところがあって、意外と油が多いのですよ・・・

日本でムサカを作った事がありますが、それでも胃がもたれそうだなーと思ってしまいましたから。
（ダンナは焼きナス以外のナス料理がダメですし）

・・・食後は再び町の見物です。

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