パリ5日間の旅:続いてサン・ドニへ
エッフェル塔から下りたらお昼を過ぎていました。さすがにおなかが空いたので何か食べられないかと探したのですが:アイスクリームでさえ3.5ユーロ(580円くらい)、サンドイッチは軽く1000円を超えます。スリに遭ってしまって予算のキツイ我々には高すぎますで、仕方ないので空腹のまま、新郎が言っていたオススメの観光スポットサン・ドニに行ってみることにしました。幸いエッフェル塔最寄の地下鉄の駅(名前を忘れましたが)に行ったらパン屋さんがあり、私はミートパイを温めてもらって食べることができました。これは5ユーロくらいだったでしょうか。バターたっぷりの生地に、具もコッテリ…普通なら食べないだろなぁ。新郎によると、サン・ドニは歴代フランス王の墓所となっている聖堂で、ステンドグラスがきれいなんだとか。メトロ13号線というのに乗って行くのですが、乗っている客層がちょっと怖かったです。いわゆる’移民系’が多くて、穴があくほどジロジロ見られるし、緊張しっぱなしでした。サン・ドニ聖堂の最寄り駅はバシリク・ド・サンドニ(そのまんまですね~)です。実はワールドカップサッカー・フランス大会のメイン会場となったスタジアムがあるのもここなんだそうです 駅から出るとパリからちょっと外れているせいか少しうらぶれている?感じで、歩いている人も移民系が多くてドキドキ。かなり神経過敏になっていたと思います。で、聖堂は駅から歩いてすぐの所にありました。 そんなに大きくもないかな??正面左側にも右側のような塔が建っているはずだったのですが、改修工事の設計ミス(おいおい!)で取り払われたんだとか。バラ窓はきれいでしたね~かなり高いところにあって、首が疲れました(^^;)各種ステンドグラスも本当にきれいです。普通に中に入るだけなら無料ですが、地下にある歴代の王様達のお墓を見るには入場料が6.5ユーロ必要でした。せっかく来たのだし、払いましたよー(高いなぁ~)このお墓↓は地下ではなく、地上にありました。誰のかは忘れましたが別格扱いでした。棺と思しき物の上に、リアルな彫刻が乗っています。上のお2人さん(?)は彫刻が裸に近かったですが、他の棺の上に乗っていた彫刻は服を着ていました(もちろん王様・お妃様らしく冠をかぶって)。日本人的感覚でいくと、ちょっとついて行けないというかなんというか、微妙でした地下にはマリー・アントワネットとルイ16世、色男で有名なルイ15世、太陽王と言われたルイ14世などなど、何人ものお墓が並んでいてびっくり。地下だから暗いし寒いし、薄気味悪いしで、写真を撮る雰囲気ではなかったですね聖堂が好きな人や、歴史に興味のある人にはいい場所かも知れません。 ・・・続きます。