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Word of Mouth

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2026年07月16日
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19歳の頃、ワシは初めてマイルス・デイビスの『ネフェルティティ』を
LPレコードで聴いた。
マイルス、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、
トニー・ウィリアムスによる「第二期黄金クインテット」のアルバムである。
そしてマイルスの、最後のアコースティック・ジャズのアルバムでもある。







当時はジャズを聴き始めて間もない頃で、マイルスといえば『Kind of Blue』
のような作品を思い浮かべていた。
だから、『ネフェルティティ』のタイトル曲で流れてきた音には少なからず戸惑った。
テーマが何度も繰り返される一方で、その背後ではリズム隊が絶えず変化し続けている。
誰が主役なのか、一度聴いただけではよく分からない。
それでも不思議なことに、聴き終えたあとには強烈な印象だけが残っていた。
あれから長い年月が過ぎた今でも、このアルバムを聴くたびに、
19歳の自分がレコードプレーヤーの前で耳を澄ませていた光景を思い出す。
そして、当時は理解できなかった演奏の妙を、少しずつ味わえるようになった自分にも
気づく。
『ネフェルティティ』は、一度聴いて分かるアルバムではない。
しかし、何度も針を落としたくなる不思議な魅力を持った一枚である。
もちろんCDも持っているがw











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最終更新日  2026年07月16日 20時48分50秒
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