ほぼ、タダめし。
楽天のポイントが、1,242ポイントも貯まっていた。現金なら「1,242円しかない」のに、ポイントになると「1,242円もある」と感じるから不思議だ。人間の脳味噌なんて、企業のポイント制度には簡単に買収されるのだ。「これは使わないと損だ。」そんな都合のいい言い訳を自分に聞かせながら、今夜は幸楽苑へ向かった。注文したのは、冷やし味噌ラーメン&ギョーザ&半チャーハンのセット。税込1,360円という、ポイントを使わせるには絶妙な価格設定である。どう計算しても118円だけ足りない。財布から118円を取り出した瞬間、「結局、金は払うんかい」と心の中でツッコミを入れたが、1,360円の食事を118円で食べたと思えば、これはもう勝利宣言をしてもいいだろう。冷たい味噌ラーメンをすすり、ギョーザを頬張り、半チャーハンで締める。味はもちろん満足だが、一番おいしかったのは「ポイントで食べている」というスパイスだった。最近は物価高で、何を食べても財布がダイエットしていく。それなのに、自分の体だけは順調に成長を続けている。どうやら財布と体重は反比例の法則で動いているようだ。帰り道、「今日は、ほぼタダめしだったな」とひとり満足。もっとも、その楽天ポイントも、過去に散々お金を使った結果もらえたものだ。未来の自分が払ったツケを、今日の自分がごちそうだと思って食べているだけなのかも知れんが。