2005/04/19(火)19:46
思春期息子とマンガ考
我が家には、いっぱいマンガがある。
おじいちゃん・おばあちゃん、まわりの皆様の愛のお小遣いは、
たいてい、コレに消えてるようです。
でも、私はマンガでいろいろな事を学んでいるな~、と思っていて、
うちにあるマンガの中で、
「コレ、イヤだな」思うのは、きっと3割くらい。(母はバカバカし過ぎるとやんなっちゃう)
息子達は、おススメのマンガを「コレ、面白いから読んでみる?」と、貸してくれます。
作者の年代のせいか、7,80年代のRockアーティストがちょろっと出てきたりすると、
ニヤッとして読んじゃったりして。(ツボを心得ている)
きっと、母のマンガに対する悪い認識(誤解)を払拭したいのかも知れないけど・・・
家族のお気に入りは、
「バカボンド」「MONSTER」「20世紀少年」「風の谷のナウシカ(初版)」あと「Mind Assassin」あたり。
息子達は、たとえば
「何かがあった時どうすればいいのか」「人間関係に迷った時」など、
現実的な問題に直面すると、判断する前に、いろいろな解決策を考える。
そんな時に、これらのマンガもヒントになっているみたい。
(たまに聞いたようなセリフが出てきたりして…)
あと、最近私が「せつないな~」と感じたマンガは「サイコ」や「ホムンクルス」「Deth Note」などなど。
現在の時代背景が影響しているのか・・・サイコのテトラ君は特にセツナイ。
手塚治さんもひととおり有名どころは揃えていました。
(手塚さんのマイナーな作品も、スゴイのに。ま、いっか)
私も子供の頃に買いました。もう無いので、子供たちは買いなおしています。
マンガが子供たちに与える影響は多々あります。良い事も悪い事も。
どっちも知っていた方がいい事もあるかもしれない。
悪い部分だけ見せないで、子育ては出来ないから。
だから、あまりの量にあきれる事はありますが、あまりとやかく言わないいません。
あと、現在良い作品も多いので。(お母さんの立場で読むとまた違った味わいがあります)
現在の若者を取り巻く状況や、興味の対象もわかるし。
マンガと思春期。いつの時代も通り道なんですかね。
自分がマンガを読まなくなったのは・・・高校に入ったあたりだったような気がします。
それからは、もっぱら本。
高校生!少しくらい、文字だけの本も読もうよ~。と、思うけど、
文学は学校の教科書で充分らしいです。眠くなっちゃうそうで。(^_^;)
もうひとつ。貴重な時間の使い方は考えていただきたい。
マンガばっかりで大事なところを外さないように。