続・日々雑感

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2009年04月12日
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レッドクリフ2を見た。
たまに見るバカ映画は人生における最上の息抜きの1つだ。昨年のバカ映画最高級「シューテム・アップ」などよりも、レッドクリフはある意味よっぽどバカ映画である。(数倍金がかかっているであろうだけに余計にタチが悪い)
2時間半飽きずにエンターテインさせられた。
ツッコミどころが多すぎるのも、終演後のネタが満載と思えば、良い、良い。
(とりあえず逃がすなよ。。。)


ハリウッドや大手レコード会社によるクソバンドのプロモーション、あらゆるマネタイズされたカルチャーに中指を立てていた大学生は、いまやマネタイズの背景にある人の盛衰や悲しみ、政治的状況もある程度理解できてしまうこととなり、その上でマネタイズされたカルチャーを大いに楽しんでいる。
何かを知った人は戻ることはできない。
それでも人格を保つには、「いいものはいい、嫌いなものは嫌い」というポリシー、つまり自分という存在の重みについて自覚的になるより他ない。
今、誰がメジャーレーベルとインディーレーベルを分かてるか。
曽我部恵一BANDが素晴らしいのは、彼らが「何か」の存在を知りながら、エンターテイメントに対して自覚的だからだ。キセルが素晴らしいのは彼らが「何か」から圧倒的に自由だからだ。
天然は天然として美しく、賢者は賢者として素晴らしい。
どちらにも大いにリスペクトだ。


サンフレッチェはJ1でも守備・定石無視のバカサッカーを続けている。
チームのシュート数1位がセンターバックだったり、3-0で勝ってても相手CKで前線に3人残すバカサッカー。だがハマったときの攻撃は本当に美しい。バルサかこのチームは!?と思うくらいに美しい。そしてハメられたときには本当に脆い。それが週末のエンターテイメントとしては最高に素晴らしい。僕はこのチームにあるアイデンティティを仮託し、酔い、熱狂する。週末はそんな逃避によってあっという間に過ぎていくのであった。


レコ屋に数週間ぶりに行ったらSuperchunkのNew EPが出ていてテンションが上がった。
なんつーか、愛すべき長寿バンドが、変わりなく良い音楽を届けてくれるというのは、実にうれしい。ギターの音聞いたら、ボーカルの声聞いたら、Superchunkだ!ってわかるもんな。
確か1回しか日本に来たことがないはずだが、当時高校生で見れなかったので、ぜひまた来てほしいな、と心から思う。
そういえばWilcoもライブDVDを出すらしい。変態ギタリスト、ネルスクラインはまだWilcoにいるのだろうか。Wilcoもマジで来てほしい。日米の人気差を考えるときついだろうが。。。

関係ないけど今タワレコでやっている輸入盤1000円セールはなかなかに素晴らしい。
「ペットサウンズ」やらプレファブの「スティーブマクイーン」やらトライブの「Low End Theory」やらが1000円で買える。確かストゥージズの3rdも。
My SpaceとYou Tubeで何でも聞ける時代だからこそ、キッズ達がこういうスペシャルなアルバムにどんどん触れられるとよいな、と心から思う。

最後にこれまた全然関係ないけど、ユニコーンがTOKYO HEARTのCMに使われてるのは、(宮崎あおいがかわいいだけに余計に)ショックだ!
ではまた1週間、前向きな労働に取り組みます。

BGM:Sound Of Kurudo / Buruka Som Sistema
↑M.I.A参加。どっかフェス来てくれんかなぁM.I.A。






最終更新日  2009年04月13日 01時46分34秒
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2009年04月07日
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更新がすっかり滞ってしまいました。皆さんお元気ですか。僕はまぁぼちぼちです。

滞っていた理由はいくつかあって、部署変えもあって相も変わらずこんな時間にばっか帰ってきて怒涛に忙しかったというのもあるのだけど、ここにプライベートの迂闊なこと(予定とか)が何も書けないというクソアホくさい理由もありました。
まぁその件は公的機関にもお手伝いいただき一応の解決を見ました(多分)。

間違っても何の告知もできない状況で、ライブなんて恐ろしいし絶対やりたくない感じでしたが、そのうちほとぼりが冷めて、仕事の忙しさも落ち着いたら(そんな日は本当に来るのかいベイベー)またライブでもやろうと思います。

何か、週末に花見イベントでおおはた雄一とか見てたら、別にあんまりよくなかったんだけど無性にライブやりたくなってきたんだよね。
今、思春期のような思いを忘れて、春に眠らず夏に与して、僕にはどんな曲が書けるんだろう、という興味が自分自身に湧いていたりする。

花を見ながらのサニーデイ新曲は微妙だったけど、でもディラン「I Want You」もろパクリの曲は何か頭離れんくて、結構好きだった。
あと「若者たち」をやるなんてズルすぎるわ!
僕はその頃ニールヤングもビーチボーイズも知らない、ただの10代のガキんちょだったのだ。

そしてフジ以来のキセルはいつもどおり神でした。
まったく日本人でよかったぜ。

そういえばBeckも見た。なんかゆるすぎていまいちだったけど。Beck The Lo-Fi Bandな趣のゆるーいガレージ風バンドに、「Devil's Haircut」あたりはがっちりハマっていたのだけど、やっぱり僕は「暗いBeck」が好きなのだなということがよくわかった。「Sea Change」と「Mutations」が好きなのだなということが。

では、仕事のこととかなんやかんやで色々報告したいこともありますが、皆さんまた。
昔、ロッキ○オンあたりに本気で行こうかなと思っていた人生とは遠い遠い道を歩んでしまいましたが、思いもかけずその道よりもずっと早く編集長してしまっている、そんな僕です。


「明日になれば」「朝が来れば」とか
昨日もそう思った

BGM:若者たち / サニーデイサービス






最終更新日  2009年04月08日 01時51分04秒
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2009年03月22日
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気づけば1ヶ月ぶりの更新ですか。
忙しいということに自覚がない。これは麻痺か充実か?
似たように今。色んなものを我慢して気づけば3年やってきた。
行動力というものがどうやら決定的に僕にはない。
大切な友人はアメリカにいったん帰ってしまった。
ひょっとして、何か成し遂げたつもりじゃなかっただろうな?
と自問する。特に何もしていない。忙しいから。おめでたいことだ。

何かに仮託する心。音楽を聞くことも、サッカーを見ることも、テレビも映画も自己不在。
インスタントな喜びと悲しみ。
ただそれに救われる。僕はきわめて一般ピーポーなのだ。
そのくりかえし、くりかえし。

4月からは次のステップへ。このステップのゴールは何だ?
ゴールから逆算して行動せよと仕事では言う。はて現実はどうなのか、自問せよ、自分。

3連休は終わった。また生活を続けます。
Beck見にいけるかなぁ。

BGM:つぎの夜へ / ゆらゆら帝国


久々にDJした。場所柄大ネタ多め。セットリスト

Do You Realize? / Flaming Lips
He Doesn't Know Why / Fleet Foxes
Thank You / Pale Fountains
Sound Of Settling / Death Cab For Cutie
Brother Sport / Animal Collective
My White Bicycle / Tomorrow
See Emily Play / Pink Floyd
The Gateway Song / Super Furry Animals
Orphans / Beck
Pushers / mazis

Don't Get Me Wrong / The Pretenders(誕生日祝い)
Do You Want To / Franz Ferdinand
I Need Your Love / The Rapture
ほし(Track Boys Remix) / 曽我部恵一BAND
Kids / MGMT
Blind / Heracres and Love Affair
モノノケダンス / 電気グルーヴ
Get On Your Boots / U2
Blue Orchid / White Stripes
Banquet / Bloc Party
The Spin / mazis

mazisが「これ誰?」って色んな人に言われて、悦でした。






最終更新日  2009年03月23日 01時59分35秒
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2009年02月23日
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毎日3時だ4時だ我ながらよく働くもんだぜ。
もうすぐな春の香りに、アウトプットもきっと萌ゆる。

さて、わずかな束の間を貪るように遊びあげる最近の仕事以外をツラツラ。

・「ロックンローラ」。まぁ、いかにもなガイリッチー。「ロックストック~」のオープニングの最高のオーシャン・カラー・シーンに人生のあるUKモッド的価値観を刺激されたものなら、Subwaysの絶唱に代表されるあの音楽の使い方はしびれないわけはないのだ。映画の内容自体は、どっからどう見ても展開の速いいつものガイリッチー。

・「少年メリケンサック」。個人的にはすげー好き。ピストルズの与太話するくだりが特に。宮崎あおいが神なのはいまさら言うまでもない。TELYA氏の変な曲(作・ZAZEN)が頭から離れない。僕の宮崎あおい偏愛に早朝から付き合わされた西の街の友達はこの映画をどう思ったのだろう。きっと僕のことも思い出すだろう。

・国立新美術館「メディア芸術祭」。ビリビリ来るものもあったが、崇高よりはポップに振り切りたいのがあくまで最近のモード。映写機使ったおもろい楽器鳴らしとる人らは面白かったが、ぶっちゃけ伊藤くんなら作れそうだと思った。

・三国志。年末にレッドクリフ見てから未曾有の三国志ブームというまんまとエイベックスにしてやられた感丸出しの僕だが(それはつまりサイバートランスでパラパラ踊ってた陽気なねーちゃんたちと同じメンタリティなわけで、それは恥じらいながらもどこか誇らしい。嘘)、年末から重厚長大な吉川版三国志を読破中。が、後半のドロドロ感に若干萎え気味な昨今。

・何かの雑誌が「風とロック」の特集をやっていて、その中で箭内さんがロックな歌詞ということでDavid Bowieの「5 Years」を取り上げていて改めて訳詩ガン見してとことんしびれた。
I Kiss You, You're Beautiful. しびれる。

・曽我部恵一BAND「ほし」。2曲目3曲目の80sっぷりには笑ったが、Track boysとやらのリミックスがなかなかよい。それにしても最近のCCCのパスタのうまさは前にもまして神がかっている気がする。

・Lily Allen「It's Not Me, It's You」。結構楽しみにして買ったが、まだあんま聞いてない。えらくポップになった印象あり。

・何かサニーデイサービスが東京でライブをやるらしく、キセルも見れるので気づいたら何かチケも持ってた。花見の季節は着々と近づいている。「ウォッチング・ザ・スカイ」といわれて、思い出すのはジョンレノンの「ウォッチング・ザ・ホイールス」である。ラウンドラウンド。

・U2の新譜、どうかな。微妙そう。

・Beckの来日は意地でも行きたい年頃。

・Animal Collective「Merriweather Post Pavillion」。こ、、、こりゃウルトラ大傑作やんけ!!
毎日に疲れて、ひと時の一服にぶっ飛びたい僕のような人間には、こういうドリーミーな音楽が必要なのだ。Beach Boysの偉大さにおそらくきちんとこのバンドは自覚的だ。
「Summertime Clothes」は、現代的な「Sloop John B」ではないか?アルバム中段にシャレっぽく入ってる点でも。

・アニコレもそうなのだが、MGMTの「Time to Pretend」やらFleet Foxesやら、Beckやら、昨今のサイケブーム(と勝手に思っているのだが)は自分的にかなりヒット。がちゃがちゃうるさいインディーロックなんかクソ聞く気にもならんもん。

・サイケ、といえばサマソニにリップスが来るとか来ないとか。来たら這ってでも行こう。Teenage Fanclubも来るとか来ないとか!!「Hang On」聞いたら、泣く。やんなくても泣くけど。思い出のあるバンドは、増えることはあっても減ることはないのだな。

・アントニー&ジョンソンズを聞くには僕は社会人になりすぎたと思い、無垢の死を実感する。だから僕は代わりにヘラクレス&ラブアフェアを聞く。自分のリズムでアントニーの声を聞くためにそのようにする。エリオットスミスのささやきはいつの間にか僕の部屋から遠いところに行ってしまった。そのことをさびしく思わないでもないが、すぐに日常の速さに消えた。

・やっぱりなんだかんだでバンドはやりたい。フィリ夫君そろそろ帰ってくるかな。

・最近「チェーザレ」を最新刊まで読破。塩野七生を読み返したくなった。重厚な傑作。

・何はともあれJリーグの開幕が待ち遠しい。ストヤノフのユニを新調した。

以上にてつかの間睡眠す。

BGM:Brother Sport / Animal Collective






最終更新日  2009年02月24日 04時04分13秒
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2009年02月14日
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デスキャブめっちゃよかった!!感動的なライブだった。
気づけばアストロホールの初来日(サインもらった)からもう6, 7年か。。。
素晴らしいバンドになったものです。

どの曲もいちいち静かに琴線に来た。
新譜、去年あんま聞かなかったけど、実はかなりいいことに気づいた。
今日の「I Will Posess Your Heart」(10分)は、しびれた。。。
曲の抑揚がうまいんだろうな。

「Photobooth」と「Marching Band Of Manhattan」が聞けなかった以外は、大満足です。
さてまた人生がんばりますかね。

BGM:Long Vision / Death Cab For Cutie






最終更新日  2009年02月15日 00時37分19秒
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2009年02月10日
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はたから見れば馬鹿のようだが
さながらそれはただの今日だな
片腹なでた情の横から
頭で愛でたかんざしの足

えらい働いた1ヶ月である。
便りのないのは元気の証拠とはまさに正論。
没頭は骨董か?モットーに卒倒する。
相当の亡もさぁ今日がまぁ良なら。

音を聞く。もっと大きく。
およそ2週間ぶりの休日。
明日はオーストラリアに勝ち、週末はデスキャブでも見に行こうと思います。

BGM:帰り道 / なのるなもない






最終更新日  2009年02月11日 04時46分40秒
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2009年01月28日
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デビットバーンの来日に2日とも行けなかった。
2日とも急遽の仕事にやられた。
俺こんなにトーキングヘッズ好きで、1ヶ月前から予定ブロックしてたのになぁ。。。
カインドオブブルー。午前様にはもう慣れて、ヤクザ稼業には決して慣れない。
得たものも多いけど、思えば3年間色んなものを犠牲にしてきた。
音楽、バンド、飲み、女の子、旅行、サッカー、読書、etc。
疑問符は自問時に不問と処す。そんな悲しみにつける名前はないのだ。

何となく物思うけど寒さがかき消す冬の夜。bluesman walking。

「みんな、そのバーに行こうとしてる
 そのバーの名前は天国
 天国のバンド――
 彼らは僕の大好きな曲を演った
 彼らはもう1曲やって
 それから一晩中歌い続けた

 天国
 天国は
 何も、何も起こらない場所
 天国
 天国は
 何も、何も起こらない場所」

BGM:Heaven / Talking Heads






最終更新日  2009年01月29日 02時07分37秒
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2009年01月24日
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不肖、先ほど恥ずかしながら初めて生で降神を見た。
異次元の表現だった。震えた。
感動しすぎて3時間井の頭線でガン寝した。





BGM: 暗殺者の恋 / 志人
↑最初にやっててマジ口あきっぱになった。






最終更新日  2009年01月24日 09時42分22秒
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2009年01月12日
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あけおめです。ことよろです。
気づいたら1月ももう半ばですか。
5日は超仕事行きたくなくてどうしようかと思ったが、始まったらそれどころじゃなくまぁ楽しいんだか楽しくないんだかはよくわからんけど余計なことを考えている間はなくなってきたのであった。
好き好んで激烈に戻る、あな物好きかな。ならばアウトプットのみが存在の証明だ。「やるべきことをやるだけさ、だからうまくいくんだよ」(byディラン)とは至極もっともなのであった。


さて去年の年間ベストにR.E.Mを入れ忘れていた。完全に抜けていた。超いいアルバムです。ド頭のピーターバックのギターリフで血が沸騰します。実は結構前作も好きなんだけど(Q-TIPがからんでる「The Outsiders」は特に最高)、今回はとにかくテンションのアルバム。曲の粒よりも勢いで押し切ってしまうところが、フォークやカントリーと同じくらいパンクを出自に持つこの稀有なオルタナティブバンドのオルタナティブたる所以を示しているかのよう。オッサンらやるな!


と、そんなオッサンたちよりもっとオッサンなストーンズの映画「Shine A Light」、昨日見てきました。
もう、およそ関東に住む音楽をやっている人は、親を質に入れてでも吉祥寺バウスシアターに急いだ方がいい。(だって年功序列の儒がこの世にあるなら、ともするとおそらくあなたの親より年上なのだ、あの平均年齢65歳の老人どもは)

リゲインやレッドブルに金払う暇があったら爆音でこれ見た方がよっぽど元気が出るね。
ミック、キレありすぎ!キース、カッコよすぎ!ロンウッド、若すぎ!(でも61歳)チャーリー、相変わらずもたりすぎ!笑

見るならとにかくバウスシアターの爆音コンサートPA上映、音楽映画はこれに限ります。
ツインギターがPAくっきり爆音のステレオで、キースやロニーがまるですぐそこでギターをかき鳴らしているかのように、指の動きとはっきり左右の爆音がシンクロする。あぁ、ギターってのはこう弾けばいいのか、とキースの佇まいは教えてくれるみたいだ。
有名曲は若干少ないセットリスト、ただしそんなことはロックンロールには関係ないのだ。クロマニヨンズの曲を知ってようと知っていまいと彼らの前では大して関係ないこととそれは同義だ。ブラスやコーラス隊を従えた、映像や演出のギミックには頼らない、最高のロックンロールエンターテイメントショウがそこにはあるのだ。
ジャックフラッシュのリフが鳴り響いて、ミックが腰振って袖から出てきたら、頭がカーっとなって、それで全てがどうでもいいような気分になるのだ。
爆音上映は23日までらしいので、急げ若人。(特にA石くんとI藤先生は爆音で見るべし!)


というわけで、身も蓋もないですが今年もよろしくお願いします。
では国立に広島皆実の応援に行ってこようと思います。民生やイッソンもいたりするのかな。

では三連休最終日、よき吉日を。
では今年も皆様よろしく。

BGM:ロックンロールショー / RCサクセション






最終更新日  2009年01月12日 11時01分25秒
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2008年12月29日
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2008年は忙しい1年だった。仕事も激烈にて毎日午前様、でも執念でバンドもやりきって、もうさすがにこの生活はずっとは続けられまへんで。といいつつ音楽があれば何とかなるのだ。
というわけで年末恒例、2008年のベストアルバムたちを。

■ベストアルバム

1. キセル「magic hour」
 チャートともシーンとも遠いところで、辻村兄弟が描き続けた優しい白昼夢のひとつの到達点。
 キセルの音楽が聞ける日本人は本当に幸せだ。でもおそらく当の兄弟たちは今日もどこ吹く風のマイペースで暮らすのであった。
 押し付けではない涙が足を浮かす、至高の名盤。
試聴

2. Vampire Weekend「Vampire Weekend」
 ありそうでなかった、新種のゆるゆるサイケデリック。ニューヨークの懐の深さを実感する。
 特にウェス・アンダーソンが即使いそうな「M79」がお気に入り。ライブも最高だった。
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3. Roger Nichols & Small Circle Of Friends「Full Circle」
 2007年の暮れの暮れに突然届いた60年代からの手紙。絶滅危惧人種「ソングライター」の職人芸をたっぷり味わえる逸品。
 「Drifter」を聞いて何も感じない人は、ポップスの魔法を味わえない自分の感性の不幸を呪うがよい。
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4. ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS 4」
 とうとう自分のやりたいことを表現できる最強の演奏者を手に入れた鬼才による、世界のどの音楽にも似ていない怪盤。
 色んな人が言ってるけど、次回は徹底的に「Asobi」路線のアルバムが聞きたい。けどたぶん裏切ってくれるんだろうなぁ。
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5. Fleet Foxes「Fleet Foxes」
 オルタナ・カントリー・ゴスペル・ビーチボーイズ?
 ファーストとは思えない圧倒的な完成度に驚かされた。突然こんなバンドが出てくるのは、アメリカならでは。
 ライブが超見てみたい。「He Doesn't Know Why」生で聞いたら、たぶん泣く。
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6. David Byrn & Brian Eno「Everything That Happens Will Happen」
 Talking Headsのおかげで最高のバンドを始めた2008年の僕ですが、最後にはこんな最高のアルバムも聞くことができまして本当に幸せです。
 神様二人がゴスペルを調理すると、バウンスする新しいポップミュージックが出来ました、という趣きか。
 主題がTalking Headsお得意の「ホーム」なのも嬉しい。
 デビットバーンって、アヴァンギャルドなイメージがあるけど、やっぱニールヤング大好きなところがいいよね。
 年明けのライブがめちゃくちゃ楽しみ。
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7.Beck「Modern Guilt」
 ベック・ハンソンには、ベッドルームに寄る時とフロアに寄る時の両方の顔があるけど、僕が好きなのは圧倒的に前者。
 1曲目のキックの音を聞いた瞬間もう名盤確定だったが、ピンクフロイドの1stをやたら聞いていた個人的なモードにも今回のサイケなベックはばっちりフィット。
 さて年明けの武道館ではどんなオモロ・ライブが見れることやら。
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8. MGMT「Oracular Spectacular」
 「21世紀のRace For The Prize」と言ってもいいと個人的に思う超名曲「Time To Pretend」、ビートルズ・エレクトロチューン「Weekend Wars」、6拍子の「Electric Feel」、おなじみ「Kids」など曲がそれぞれ立ってて聞き所満載。
 時々デビット・ボウイっぽく聞こえるとこが個人的にはまた好き。
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9. 曽我部恵一BAND「キラキラ!」
 「積極的に中学生であろうとしている」日本最強のライブバンドの1st。曽我部さんの汗が美しい。
 全編「魔法のバスに乗って」を期待していると完全に肩透かしを食らうが、この熱量は毎日をがんばる元気をくれる。
 CCCのパスタやコーヒーにも一年中本当にお世話になりました。
試聴

10.The Cure「4.12 Dreams」
 どこからどう聞いてもキュアーにしか聞こえない、ジャンル「キュアー」。
 「This, Here and Now, With You」なんてタイトルをつける40過ぎのオッサンがロバスミ以外にいるか!?
 「The Only One」とか、初めて聞く曲なのにずっと前から知っているような気分になる。相変わらずひたすら涙腺に来る傑作。冷静には聞けないね。
試聴

11. Galactic「Live At Jazz Fest 2008」
 今年のフジロックではキセルと並ぶベストアクトだったGalacticのライブ盤。
 とにかく「移民の歌」のカバーが最高すぎてそればっかり聞いてた。必聴。

12. Asian Kung-Fu Generation「サーフ ブンガク カマクラ」
 おなかいっぱいだった名盤「ファンクラブ」をさらにおなかいっぱいにした「ワールド×3」には実はあまりコネクトできなかったのだけど、肩の力が抜けたような新作は、素直に良い良いとはしゃぎたくなる「マフスアルバム」。
 「江ノ島エスカー」も最高だけど、ザクザクしたギターと、XTC感がにわかに漂う「鵠沼サーフ」が個人的には大ヒット。 

13. DJ BAKU「DHARMA DANCE」
 「KAIKOO meets Revolution」は、ジャンルの壁を飛び越えた最高のパーティだった。
 まるでバトルズのようなロックバンド然としたライブも、ジャンルやカテゴリがいかに意味のないものか強烈にぶちまけていて、最高にしびれた。
 好き勝手やることだけがテーマだったmazisを続ける中で、この人が地下で起こしているボーダレスな動きには、本当に勇気づけられた。
 今最も信頼できる日本人音楽家の一人。お幸せに。

14. She & Him「Volume One」
 「ホット・ファズ」やら「ダージリン急行」やら、やたらとキンクス大フィーチャーな良作映画が満載だった2008年ですが、
 こちらはキンクスフリークの女優ズーイー・デシャネルによるアルバム。
 「Village Green Preservation~」あたりが大好きなアナタにはきっと大切な一枚になるでしょう。。。
 女優のお遊びだと思ったら大間違い、M.Wardが絡んでるのでハズレなわけはないのだが、期待を大きく上回る、エヴァーグリーンなビートル・キンキー・ギターポップアルバム。

15. Bloc Party「Intimacy」
 1曲目がいまさらプロディジーなところとか、方向性がはっきりしないところとか、正直言ってアルバムとして評価できるような代物ではないが、でもやっぱ好きなんだなこのバンド。
 フィジェット+グライム風の「Mercury」やザ・ブロック・パーティーな「Halo」はこのバンドでしか聞けない特別なもの。
 やりたいことは山ほどあるのに演奏力がついていかないあたり(フジロックのライブ、相変わらずグダグダで超笑った)、つまり実は結構mazisに似てると思ったりもする。(ギターの兄ちゃんのギター没頭感とかも)

16. Foals「Antidotes」
 うようよ出てきた似非ギャングオブフォー系の中では別格の完成度。
 ただ、フジロックで見た、ブロックパーティとは大違いのカッチリした演奏には、何となく逆にむかついてしまったのも事実。このインテリ感がうまい方向に行けば、レディオヘッドみたいになるかも。

17. Squarepusher「Just A Souvenir」
 アルバムのコンセプトが「気が狂った素晴らしいロック・バンドのものすごいライブを観た様な白昼夢」な時点で怪盤なことはわかりきっていたが、実際、笑えるほどカッコいい。
 「A Real Woman」は、、、いったいこれは何なんだ?笑

18. Q-TIP「The Renaissance」
 (新譜はあんま聞かなかったけど)とにかくヒップホップを聞きまくった2008年、まさかQ-TIPの新作まで聞けるとは思わなかったぜ。
 一聴で「センス」を感じさせるこのオーラ、初めてトライブを聞いたときの衝撃とはもちろん違うけれども、
 声、フロウ、いかにもMPCっぽいトラック、やっぱりアナタは最高です。

19. NEON NEON「Stainless Style」
 サマソニでのスーファリのライブは正直言ってガッカリしたけど、フジのNEON NEONは最高だった。
 人生には少しのユーモアが必要なんだよ、と、このキラキラのディスコ・アルバムは教えてくれているよう。
 それにしてもやっぱりこの人、声がいいよね。

20. glimpse「Raum mix series Volume 1」
 相変わらず聞くテクノといえばリッチー教授の「DE9」とベーチャンばっかり、そんな私の琴線に久々にびびっと来たのがこれ。
 淡々と熱く、静かに、内に。高揚感は自分で探すのだ。

20. British Sea Power「Do You Like Rock Music?」
 アルバムタイトルがまず最高だけど、内容も渾身。こんな気合入ったバンドだったっけ?と思わずボリュームを下げてしまう熱量。
 特にモリッシーの「First Of The Gang」やBlurの「Coffee&TV」みたいな「Waving Flags」は名曲。長い曲がだれるのがちょっと残念だったな。

以下、好きな(ところのある)アルバム。
・マヒルノ「辺境のサーカス」
 山形の「Do It!」で見たライブが圧巻だった、いかにも東京地下シーンの匂いを持った変拍子バンド。
 アルバム買ったばっかなんで、今からじっくり聞きます。
・Qomolangma Tomato「Limelight Blue On Q.T」
 1stの「Through your Reality」のような「超名曲」には欠けるものの、飛ばし曲が減った印象の2nd。
 対バンしてみたいなぁ。
・Weezer「The Red Album」
 すみません、世間の評価とは裏腹に自分はあまり盛り上がれませんでした。とはいえ「Poke and Beans」はキャリア屈指の名曲。
・BENGA「Diary Of An Afro Warrior」
 去年のBurialほどではないけど、集中したい真夜中によく聞いた。まだまだ長い付き合いになりそう。
・KEMUI「BLUE SCREEN」
 夏以降、降神周りとMSC周りばっかり聞いていた2008年。日本語ヒップホップのシーンは、本当に今面白いです。
・GANG GANG DANCE「Saint Dymphania」
 これもニューヨークか。ホント面白い街だなと改めて実感。ただ、我々の国にはボアダムスという神様がいるのもまた事実なのであった。
・TV On The Radio「Dear Science」
 これもニューヨーク!ホントすごいね。「ダンスミュージック寄り」との前評判はどの変がそうなのかよくわからんかったが、「聞いとかなきゃ」と思わせる存在感にここ2枚で一気になったな。
・Ron Sexsmith「Exit Strategy Of Soul」
 鉄板中の鉄板ですね。今回もすんばらしいのだが、残念ながら今年はロンの気分じゃなかった。
・Coldplay「Viva La Vida」
 アルバムは1回しか通して聞いてないけど、「Viva La Vida」には抗えない。1曲に1500円払ったと思っても許せる。
・The Explorer's Club「Freedom Wind」
 ビーチボーイズ!
・CSS「Donkey」
 破綻のない、ハードロックみたいなギター前面のライブは正直いまいちで、ゆらゆら見ればよかったと後悔した。
・Black Kids「Party Traumatic」
 これも1曲に1500円払った系。「I'm Not Gonna Teach You~」・・・キュアーやんけ!
・Friendly Fires「Friendly Fires」
 これも1曲に1500円払った系。「Paris」には抗えない。もろバトルズの曲があったり、手広くやりたいオタクっぽいところは好感。
・Death Cab For Cutie「Narrow Street」
 前作が良すぎた分、インパクト不足の感は否めなかった。改めて聞くとやっぱりいいんだけどね。

全体的に、好盤多し!
自由なバンドが増えて楽しい1年だったな。


最後に、
アナタの2009年ベストアルバムになるかも?
「mazis」のmyspaceはこちら。(ばり良いので、ぜひ聞いてください)
http://www.myspace.com/mazisjp

では、良い音楽と酔いの口にて良いお年を。

BGM:手紙 / キセル
「笑うあなたはたまに嘘つき 返す私もたまに嘘つき」






最終更新日  2008年12月29日 10時17分32秒
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