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• Hello Hawk

  レッドクリフ2を見た。たまに見るバカ映画は人生における最上の息抜きの1つだ。昨年のバカ映画最高級「シューテム・アップ」などよりも、レッドクリフはある意味よっぽどバカ映画である。（数倍金がかかっているであろうだけに余計にタチが悪い）2時間半飽きずにエンターテインさせられた。ツッコミどころが多すぎるのも、終演後のネタが満載と思えば、良い、良い。（とりあえず逃がすなよ。。。）ハリウッドや大手レコード会社によるクソバンドのプロモーション、あらゆるマネタイズされたカルチャーに中指を立てていた大学生は、いまやマネタイズの背景にある人の盛衰や悲しみ、政治的状況もある程度理解できてしまうこととなり、その上でマネタイズされたカルチャーを大いに楽しんでいる。何かを知った人は戻ることはできない。それでも人格を保つには、「いいものはいい、嫌いなものは嫌い」というポリシー、つまり自分という存在の重みについて自覚的になるより他ない。今、誰がメジャーレーベルとインディーレーベルを分かてるか。曽我部恵一BANDが素晴らしいのは、彼らが「何か」の存在を知りながら、エンターテイメントに対して自覚的だからだ。キセルが素晴らしいのは彼らが「何か」から圧倒的に自由だからだ。天然は天然として美しく、賢者は賢者として素晴らしい。どちらにも大いにリスペクトだ。サンフレッチェはJ1でも守備・定石無視のバカサッカーを続けている。チームのシュート数1位がセンターバックだったり、3-0で勝ってても相手CKで前線に3人残すバカサッカー。だがハマったときの攻撃は本当に美しい。バルサかこのチームは！？と思うくらいに美しい。そしてハメられたときには本当に脆い。それが週末のエンターテイメントとしては最高に素晴らしい。僕はこのチームにあるアイデンティティを仮託し、酔い、熱狂する。週末はそんな逃避によってあっという間に過ぎていくのであった。レコ屋に数週間ぶりに行ったらSuperchunkのNew EPが出ていてテンションが上がった。なんつーか、愛すべき長寿バンドが、変わりなく良い音楽を届けてくれるというのは、実にうれしい。ギターの音聞いたら、ボーカルの声聞いたら、Superchunkだ！ってわかるもんな。確か1回しか日本に来たことがないはずだが、当時高校生で見れなかったので、ぜひまた来てほしいな、と心から思う。そういえばWilcoもライブDVDを出すらしい。変態ギタリスト、ネルスクラインはまだWilcoにいるのだろうか。Wilcoもマジで来てほしい。日米の人気差を考えるときついだろうが。。。関係ないけど今タワレコでやっている輸入盤1000円セールはなかなかに素晴らしい。「ペットサウンズ」やらプレファブの「スティーブマクイーン」やらトライブの「Low End Theory」やらが1000円で買える。確かストゥージズの3rdも。My SpaceとYou Tubeで何でも聞ける時代だからこそ、キッズ達がこういうスペシャルなアルバムにどんどん触れられるとよいな、と心から思う。最後にこれまた全然関係ないけど、ユニコーンがTOKYO HEARTのCMに使われてるのは、（宮崎あおいがかわいいだけに余計に）ショックだ！ではまた1週間、前向きな労働に取り組みます。BGM:Sound Of Kurudo / Buruka Som Sistema↑M.I.A参加。どっかフェス来てくれんかなぁM.I.A。

  2009年04月12日

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• 21st Century Schizoid

  更新がすっかり滞ってしまいました。皆さんお元気ですか。僕はまぁぼちぼちです。滞っていた理由はいくつかあって、部署変えもあって相も変わらずこんな時間にばっか帰ってきて怒涛に忙しかったというのもあるのだけど、ここにプライベートの迂闊なこと（予定とか）が何も書けないというクソアホくさい理由もありました。まぁその件は公的機関にもお手伝いいただき一応の解決を見ました（多分）。間違っても何の告知もできない状況で、ライブなんて恐ろしいし絶対やりたくない感じでしたが、そのうちほとぼりが冷めて、仕事の忙しさも落ち着いたら（そんな日は本当に来るのかいベイベー）またライブでもやろうと思います。何か、週末に花見イベントでおおはた雄一とか見てたら、別にあんまりよくなかったんだけど無性にライブやりたくなってきたんだよね。今、思春期のような思いを忘れて、春に眠らず夏に与して、僕にはどんな曲が書けるんだろう、という興味が自分自身に湧いていたりする。花を見ながらのサニーデイ新曲は微妙だったけど、でもディラン「I Want You」もろパクリの曲は何か頭離れんくて、結構好きだった。あと「若者たち」をやるなんてズルすぎるわ！僕はその頃ニールヤングもビーチボーイズも知らない、ただの10代のガキんちょだったのだ。そしてフジ以来のキセルはいつもどおり神でした。まったく日本人でよかったぜ。そういえばBeckも見た。なんかゆるすぎていまいちだったけど。Beck The Lo-Fi Bandな趣のゆるーいガレージ風バンドに、「Devil's Haircut」あたりはがっちりハマっていたのだけど、やっぱり僕は「暗いBeck」が好きなのだなということがよくわかった。「Sea Change」と「Mutations」が好きなのだなということが。では、仕事のこととかなんやかんやで色々報告したいこともありますが、皆さんまた。昔、ロッキ○オンあたりに本気で行こうかなと思っていた人生とは遠い遠い道を歩んでしまいましたが、思いもかけずその道よりもずっと早く編集長してしまっている、そんな僕です。「明日になれば」「朝が来れば」とか 昨日もそう思った BGM:若者たち / サニーデイサービス

  2009年04月07日

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• The Spin

  気づけば1ヶ月ぶりの更新ですか。忙しいということに自覚がない。これは麻痺か充実か？似たように今。色んなものを我慢して気づけば3年やってきた。行動力というものがどうやら決定的に僕にはない。大切な友人はアメリカにいったん帰ってしまった。ひょっとして、何か成し遂げたつもりじゃなかっただろうな？と自問する。特に何もしていない。忙しいから。おめでたいことだ。何かに仮託する心。音楽を聞くことも、サッカーを見ることも、テレビも映画も自己不在。インスタントな喜びと悲しみ。ただそれに救われる。僕はきわめて一般ピーポーなのだ。そのくりかえし、くりかえし。4月からは次のステップへ。このステップのゴールは何だ？ゴールから逆算して行動せよと仕事では言う。はて現実はどうなのか、自問せよ、自分。3連休は終わった。また生活を続けます。Beck見にいけるかなぁ。BGM:つぎの夜へ / ゆらゆら帝国久々にDJした。場所柄大ネタ多め。セットリストDo You Realize? / Flaming LipsHe Doesn't Know Why / Fleet FoxesThank You / Pale FountainsSound Of Settling / Death Cab For CutieBrother Sport / Animal CollectiveMy White Bicycle / TomorrowSee Emily Play / Pink FloydThe Gateway Song / Super Furry AnimalsOrphans / BeckPushers / mazisDon't Get Me Wrong / The Pretenders（誕生日祝い）Do You Want To / Franz FerdinandI Need Your Love / The Raptureほし（Track Boys Remix） / 曽我部恵一BANDKids / MGMTBlind / Heracres and Love Affairモノノケダンス / 電気グルーヴGet On Your Boots / U2Blue Orchid / White StripesBanquet / Bloc PartyThe Spin / mazismazisが「これ誰？」って色んな人に言われて、悦でした。

  2009年03月22日

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• In The Flowers

  毎日3時だ4時だ我ながらよく働くもんだぜ。もうすぐな春の香りに、アウトプットもきっと萌ゆる。さて、わずかな束の間を貪るように遊びあげる最近の仕事以外をツラツラ。・「ロックンローラ」。まぁ、いかにもなガイリッチー。「ロックストック～」のオープニングの最高のオーシャン・カラー・シーンに人生のあるUKモッド的価値観を刺激されたものなら、Subwaysの絶唱に代表されるあの音楽の使い方はしびれないわけはないのだ。映画の内容自体は、どっからどう見ても展開の速いいつものガイリッチー。・「少年メリケンサック」。個人的にはすげー好き。ピストルズの与太話するくだりが特に。宮崎あおいが神なのはいまさら言うまでもない。TELYA氏の変な曲（作・ZAZEN）が頭から離れない。僕の宮崎あおい偏愛に早朝から付き合わされた西の街の友達はこの映画をどう思ったのだろう。きっと僕のことも思い出すだろう。・国立新美術館「メディア芸術祭」。ビリビリ来るものもあったが、崇高よりはポップに振り切りたいのがあくまで最近のモード。映写機使ったおもろい楽器鳴らしとる人らは面白かったが、ぶっちゃけ伊藤くんなら作れそうだと思った。・三国志。年末にレッドクリフ見てから未曾有の三国志ブームというまんまとエイベックスにしてやられた感丸出しの僕だが（それはつまりサイバートランスでパラパラ踊ってた陽気なねーちゃんたちと同じメンタリティなわけで、それは恥じらいながらもどこか誇らしい。嘘）、年末から重厚長大な吉川版三国志を読破中。が、後半のドロドロ感に若干萎え気味な昨今。・何かの雑誌が「風とロック」の特集をやっていて、その中で箭内さんがロックな歌詞ということでDavid Bowieの「5 Years」を取り上げていて改めて訳詩ガン見してとことんしびれた。I Kiss You, You're Beautiful. しびれる。・曽我部恵一BAND「ほし」。2曲目3曲目の80sっぷりには笑ったが、Track boysとやらのリミックスがなかなかよい。それにしても最近のCCCのパスタのうまさは前にもまして神がかっている気がする。・Lily Allen「It's Not Me, It's You」。結構楽しみにして買ったが、まだあんま聞いてない。えらくポップになった印象あり。・何かサニーデイサービスが東京でライブをやるらしく、キセルも見れるので気づいたら何かチケも持ってた。花見の季節は着々と近づいている。「ウォッチング・ザ・スカイ」といわれて、思い出すのはジョンレノンの「ウォッチング・ザ・ホイールス」である。ラウンドラウンド。・U2の新譜、どうかな。微妙そう。・Beckの来日は意地でも行きたい年頃。・Animal Collective「Merriweather Post Pavillion」。こ、、、こりゃウルトラ大傑作やんけ！！毎日に疲れて、ひと時の一服にぶっ飛びたい僕のような人間には、こういうドリーミーな音楽が必要なのだ。Beach Boysの偉大さにおそらくきちんとこのバンドは自覚的だ。「Summertime Clothes」は、現代的な「Sloop John B」ではないか？アルバム中段にシャレっぽく入ってる点でも。・アニコレもそうなのだが、MGMTの「Time to Pretend」やらFleet Foxesやら、Beckやら、昨今のサイケブーム（と勝手に思っているのだが）は自分的にかなりヒット。がちゃがちゃうるさいインディーロックなんかクソ聞く気にもならんもん。・サイケ、といえばサマソニにリップスが来るとか来ないとか。来たら這ってでも行こう。Teenage Fanclubも来るとか来ないとか！！「Hang On」聞いたら、泣く。やんなくても泣くけど。思い出のあるバンドは、増えることはあっても減ることはないのだな。・アントニー＆ジョンソンズを聞くには僕は社会人になりすぎたと思い、無垢の死を実感する。だから僕は代わりにヘラクレス＆ラブアフェアを聞く。自分のリズムでアントニーの声を聞くためにそのようにする。エリオットスミスのささやきはいつの間にか僕の部屋から遠いところに行ってしまった。そのことをさびしく思わないでもないが、すぐに日常の速さに消えた。・やっぱりなんだかんだでバンドはやりたい。フィリ夫君そろそろ帰ってくるかな。・最近「チェーザレ」を最新刊まで読破。塩野七生を読み返したくなった。重厚な傑作。・何はともあれJリーグの開幕が待ち遠しい。ストヤノフのユニを新調した。以上にてつかの間睡眠す。BGM:Brother Sport / Animal Collective

  2009年02月23日

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• I Will Posess Your Heart

  デスキャブめっちゃよかった！！感動的なライブだった。気づけばアストロホールの初来日（サインもらった）からもう6, 7年か。。。素晴らしいバンドになったものです。どの曲もいちいち静かに琴線に来た。新譜、去年あんま聞かなかったけど、実はかなりいいことに気づいた。今日の「I Will Posess Your Heart」（10分）は、しびれた。。。曲の抑揚がうまいんだろうな。「Photobooth」と「Marching Band Of Manhattan」が聞けなかった以外は、大満足です。さてまた人生がんばりますかね。BGM:Long Vision / Death Cab For Cutie

  2009年02月14日

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• Side Walk Surfer Girl

  はたから見れば馬鹿のようだがさながらそれはただの今日だな片腹なでた情の横から頭で愛でたかんざしの足えらい働いた1ヶ月である。便りのないのは元気の証拠とはまさに正論。没頭は骨董か？モットーに卒倒する。相当の亡もさぁ今日がまぁ良なら。音を聞く。もっと大きく。およそ2週間ぶりの休日。明日はオーストラリアに勝ち、週末はデスキャブでも見に行こうと思います。BGM:帰り道 / なのるなもない

  2009年02月10日

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• Take Me To The River

  デビットバーンの来日に2日とも行けなかった。2日とも急遽の仕事にやられた。俺こんなにトーキングヘッズ好きで、1ヶ月前から予定ブロックしてたのになぁ。。。カインドオブブルー。午前様にはもう慣れて、ヤクザ稼業には決して慣れない。得たものも多いけど、思えば3年間色んなものを犠牲にしてきた。音楽、バンド、飲み、女の子、旅行、サッカー、読書、etc。疑問符は自問時に不問と処す。そんな悲しみにつける名前はないのだ。何となく物思うけど寒さがかき消す冬の夜。bluesman walking。「みんな、そのバーに行こうとしてる　そのバーの名前は天国　天国のバンド――　彼らは僕の大好きな曲を演った　彼らはもう1曲やって　それから一晩中歌い続けた　天国　天国は　何も、何も起こらない場所　天国　天国は　何も、何も起こらない場所」BGM:Heaven / Talking Heads

  2009年01月28日

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• Shermanship

  不肖、先ほど恥ずかしながら初めて生で降神を見た。異次元の表現だった。震えた。感動しすぎて3時間井の頭線でガン寝した。完BGM: 暗殺者の恋 / 志人↑最初にやっててマジ口あきっぱになった。

  2009年01月24日

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• Shine A Light

  あけおめです。ことよろです。気づいたら1月ももう半ばですか。5日は超仕事行きたくなくてどうしようかと思ったが、始まったらそれどころじゃなくまぁ楽しいんだか楽しくないんだかはよくわからんけど余計なことを考えている間はなくなってきたのであった。好き好んで激烈に戻る、あな物好きかな。ならばアウトプットのみが存在の証明だ。「やるべきことをやるだけさ、だからうまくいくんだよ」（byディラン）とは至極もっともなのであった。さて去年の年間ベストにR.E.Mを入れ忘れていた。完全に抜けていた。超いいアルバムです。ド頭のピーターバックのギターリフで血が沸騰します。実は結構前作も好きなんだけど（Q-TIPがからんでる「The Outsiders」は特に最高）、今回はとにかくテンションのアルバム。曲の粒よりも勢いで押し切ってしまうところが、フォークやカントリーと同じくらいパンクを出自に持つこの稀有なオルタナティブバンドのオルタナティブたる所以を示しているかのよう。オッサンらやるな！と、そんなオッサンたちよりもっとオッサンなストーンズの映画「Shine A Light」、昨日見てきました。もう、およそ関東に住む音楽をやっている人は、親を質に入れてでも吉祥寺バウスシアターに急いだ方がいい。（だって年功序列の儒がこの世にあるなら、ともするとおそらくあなたの親より年上なのだ、あの平均年齢65歳の老人どもは）リゲインやレッドブルに金払う暇があったら爆音でこれ見た方がよっぽど元気が出るね。ミック、キレありすぎ！キース、カッコよすぎ！ロンウッド、若すぎ！（でも61歳）チャーリー、相変わらずもたりすぎ！笑見るならとにかくバウスシアターの爆音コンサートPA上映、音楽映画はこれに限ります。ツインギターがPAくっきり爆音のステレオで、キースやロニーがまるですぐそこでギターをかき鳴らしているかのように、指の動きとはっきり左右の爆音がシンクロする。あぁ、ギターってのはこう弾けばいいのか、とキースの佇まいは教えてくれるみたいだ。有名曲は若干少ないセットリスト、ただしそんなことはロックンロールには関係ないのだ。クロマニヨンズの曲を知ってようと知っていまいと彼らの前では大して関係ないこととそれは同義だ。ブラスやコーラス隊を従えた、映像や演出のギミックには頼らない、最高のロックンロールエンターテイメントショウがそこにはあるのだ。ジャックフラッシュのリフが鳴り響いて、ミックが腰振って袖から出てきたら、頭がカーっとなって、それで全てがどうでもいいような気分になるのだ。爆音上映は23日までらしいので、急げ若人。（特にA石くんとI藤先生は爆音で見るべし！）というわけで、身も蓋もないですが今年もよろしくお願いします。では国立に広島皆実の応援に行ってこようと思います。民生やイッソンもいたりするのかな。では三連休最終日、よき吉日を。では今年も皆様よろしく。BGM:ロックンロールショー / RCサクセション

  2009年01月12日

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• Best Album 2008

  2008年は忙しい1年だった。仕事も激烈にて毎日午前様、でも執念でバンドもやりきって、もうさすがにこの生活はずっとは続けられまへんで。といいつつ音楽があれば何とかなるのだ。というわけで年末恒例、2008年のベストアルバムたちを。■ベストアルバム1. キセル「magic hour」　チャートともシーンとも遠いところで、辻村兄弟が描き続けた優しい白昼夢のひとつの到達点。　キセルの音楽が聞ける日本人は本当に幸せだ。でもおそらく当の兄弟たちは今日もどこ吹く風のマイペースで暮らすのであった。　押し付けではない涙が足を浮かす、至高の名盤。試聴2. Vampire Weekend「Vampire Weekend」　ありそうでなかった、新種のゆるゆるサイケデリック。ニューヨークの懐の深さを実感する。　特にウェス・アンダーソンが即使いそうな「M79」がお気に入り。ライブも最高だった。試聴3. Roger Nichols & Small Circle Of Friends「Full Circle」　2007年の暮れの暮れに突然届いた60年代からの手紙。絶滅危惧人種「ソングライター」の職人芸をたっぷり味わえる逸品。　「Drifter」を聞いて何も感じない人は、ポップスの魔法を味わえない自分の感性の不幸を呪うがよい。試聴4. ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS 4」　とうとう自分のやりたいことを表現できる最強の演奏者を手に入れた鬼才による、世界のどの音楽にも似ていない怪盤。　色んな人が言ってるけど、次回は徹底的に「Asobi」路線のアルバムが聞きたい。けどたぶん裏切ってくれるんだろうなぁ。試聴5. Fleet Foxes「Fleet Foxes」　オルタナ・カントリー・ゴスペル・ビーチボーイズ？　ファーストとは思えない圧倒的な完成度に驚かされた。突然こんなバンドが出てくるのは、アメリカならでは。　ライブが超見てみたい。「He Doesn't Know Why」生で聞いたら、たぶん泣く。試聴6. David Byrn & Brian Eno「Everything That Happens Will Happen」　Talking Headsのおかげで最高のバンドを始めた2008年の僕ですが、最後にはこんな最高のアルバムも聞くことができまして本当に幸せです。　神様二人がゴスペルを調理すると、バウンスする新しいポップミュージックが出来ました、という趣きか。　主題がTalking Headsお得意の「ホーム」なのも嬉しい。　デビットバーンって、アヴァンギャルドなイメージがあるけど、やっぱニールヤング大好きなところがいいよね。　年明けのライブがめちゃくちゃ楽しみ。試聴7．Beck「Modern Guilt」　ベック・ハンソンには、ベッドルームに寄る時とフロアに寄る時の両方の顔があるけど、僕が好きなのは圧倒的に前者。　1曲目のキックの音を聞いた瞬間もう名盤確定だったが、ピンクフロイドの1stをやたら聞いていた個人的なモードにも今回のサイケなベックはばっちりフィット。　さて年明けの武道館ではどんなオモロ・ライブが見れることやら。試聴8. MGMT「Oracular Spectacular」　「21世紀のRace For The Prize」と言ってもいいと個人的に思う超名曲「Time To Pretend」、ビートルズ・エレクトロチューン「Weekend Wars」、6拍子の「Electric Feel」、おなじみ「Kids」など曲がそれぞれ立ってて聞き所満載。　時々デビット・ボウイっぽく聞こえるとこが個人的にはまた好き。試聴9. 曽我部恵一BAND「キラキラ！」　「積極的に中学生であろうとしている」日本最強のライブバンドの1st。曽我部さんの汗が美しい。　全編「魔法のバスに乗って」を期待していると完全に肩透かしを食らうが、この熱量は毎日をがんばる元気をくれる。　CCCのパスタやコーヒーにも一年中本当にお世話になりました。試聴10.The Cure「4.12 Dreams」　どこからどう聞いてもキュアーにしか聞こえない、ジャンル「キュアー」。　「This, Here and Now, With You」なんてタイトルをつける40過ぎのオッサンがロバスミ以外にいるか！？　「The Only One」とか、初めて聞く曲なのにずっと前から知っているような気分になる。相変わらずひたすら涙腺に来る傑作。冷静には聞けないね。試聴11. Galactic「Live At Jazz Fest 2008」　今年のフジロックではキセルと並ぶベストアクトだったGalacticのライブ盤。　とにかく「移民の歌」のカバーが最高すぎてそればっかり聞いてた。必聴。12. Asian Kung-Fu Generation「サーフ ブンガク カマクラ」　おなかいっぱいだった名盤「ファンクラブ」をさらにおなかいっぱいにした「ワールド×3」には実はあまりコネクトできなかったのだけど、肩の力が抜けたような新作は、素直に良い良いとはしゃぎたくなる「マフスアルバム」。　「江ノ島エスカー」も最高だけど、ザクザクしたギターと、XTC感がにわかに漂う「鵠沼サーフ」が個人的には大ヒット。　13. DJ BAKU「DHARMA DANCE」　「KAIKOO meets Revolution」は、ジャンルの壁を飛び越えた最高のパーティだった。　まるでバトルズのようなロックバンド然としたライブも、ジャンルやカテゴリがいかに意味のないものか強烈にぶちまけていて、最高にしびれた。　好き勝手やることだけがテーマだったmazisを続ける中で、この人が地下で起こしているボーダレスな動きには、本当に勇気づけられた。　今最も信頼できる日本人音楽家の一人。お幸せに。14. She & Him「Volume One」　「ホット・ファズ」やら「ダージリン急行」やら、やたらとキンクス大フィーチャーな良作映画が満載だった2008年ですが、　こちらはキンクスフリークの女優ズーイー・デシャネルによるアルバム。　「Village Green Preservation～」あたりが大好きなアナタにはきっと大切な一枚になるでしょう。。。　女優のお遊びだと思ったら大間違い、M.Wardが絡んでるのでハズレなわけはないのだが、期待を大きく上回る、エヴァーグリーンなビートル・キンキー・ギターポップアルバム。15. Bloc Party「Intimacy」　1曲目がいまさらプロディジーなところとか、方向性がはっきりしないところとか、正直言ってアルバムとして評価できるような代物ではないが、でもやっぱ好きなんだなこのバンド。　フィジェット＋グライム風の「Mercury」やザ・ブロック・パーティーな「Halo」はこのバンドでしか聞けない特別なもの。　やりたいことは山ほどあるのに演奏力がついていかないあたり（フジロックのライブ、相変わらずグダグダで超笑った）、つまり実は結構mazisに似てると思ったりもする。（ギターの兄ちゃんのギター没頭感とかも）16. Foals「Antidotes」　うようよ出てきた似非ギャングオブフォー系の中では別格の完成度。　ただ、フジロックで見た、ブロックパーティとは大違いのカッチリした演奏には、何となく逆にむかついてしまったのも事実。このインテリ感がうまい方向に行けば、レディオヘッドみたいになるかも。17. Squarepusher「Just A Souvenir」　アルバムのコンセプトが「気が狂った素晴らしいロック・バンドのものすごいライブを観た様な白昼夢」な時点で怪盤なことはわかりきっていたが、実際、笑えるほどカッコいい。　「A Real Woman」は、、、いったいこれは何なんだ？笑18. Q-TIP「The Renaissance」　（新譜はあんま聞かなかったけど）とにかくヒップホップを聞きまくった2008年、まさかQ-TIPの新作まで聞けるとは思わなかったぜ。　一聴で「センス」を感じさせるこのオーラ、初めてトライブを聞いたときの衝撃とはもちろん違うけれども、　声、フロウ、いかにもMPCっぽいトラック、やっぱりアナタは最高です。19. NEON NEON「Stainless Style」　サマソニでのスーファリのライブは正直言ってガッカリしたけど、フジのNEON NEONは最高だった。　人生には少しのユーモアが必要なんだよ、と、このキラキラのディスコ・アルバムは教えてくれているよう。　それにしてもやっぱりこの人、声がいいよね。20. glimpse「Raum mix series Volume 1」　相変わらず聞くテクノといえばリッチー教授の「DE9」とベーチャンばっかり、そんな私の琴線に久々にびびっと来たのがこれ。　淡々と熱く、静かに、内に。高揚感は自分で探すのだ。20. British Sea Power「Do You Like Rock Music?」　アルバムタイトルがまず最高だけど、内容も渾身。こんな気合入ったバンドだったっけ？と思わずボリュームを下げてしまう熱量。　特にモリッシーの「First Of The Gang」やBlurの「Coffee&TV」みたいな「Waving Flags」は名曲。長い曲がだれるのがちょっと残念だったな。以下、好きな（ところのある）アルバム。・マヒルノ「辺境のサーカス」　山形の「Do It!」で見たライブが圧巻だった、いかにも東京地下シーンの匂いを持った変拍子バンド。　アルバム買ったばっかなんで、今からじっくり聞きます。・Qomolangma Tomato「Limelight Blue On Q.T」　1stの「Through your Reality」のような「超名曲」には欠けるものの、飛ばし曲が減った印象の2nd。　対バンしてみたいなぁ。・Weezer「The Red Album」　すみません、世間の評価とは裏腹に自分はあまり盛り上がれませんでした。とはいえ「Poke and Beans」はキャリア屈指の名曲。・BENGA「Diary Of An Afro Warrior」　去年のBurialほどではないけど、集中したい真夜中によく聞いた。まだまだ長い付き合いになりそう。・KEMUI「BLUE SCREEN」　夏以降、降神周りとMSC周りばっかり聞いていた2008年。日本語ヒップホップのシーンは、本当に今面白いです。・GANG GANG DANCE「Saint Dymphania」　これもニューヨークか。ホント面白い街だなと改めて実感。ただ、我々の国にはボアダムスという神様がいるのもまた事実なのであった。・TV On The Radio「Dear Science」　これもニューヨーク！ホントすごいね。「ダンスミュージック寄り」との前評判はどの変がそうなのかよくわからんかったが、「聞いとかなきゃ」と思わせる存在感にここ2枚で一気になったな。・Ron Sexsmith「Exit Strategy Of Soul」　鉄板中の鉄板ですね。今回もすんばらしいのだが、残念ながら今年はロンの気分じゃなかった。・Coldplay「Viva La Vida」　アルバムは1回しか通して聞いてないけど、「Viva La Vida」には抗えない。1曲に1500円払ったと思っても許せる。・The Explorer's Club「Freedom Wind」　ビーチボーイズ！・CSS「Donkey」　破綻のない、ハードロックみたいなギター前面のライブは正直いまいちで、ゆらゆら見ればよかったと後悔した。・Black Kids「Party Traumatic」　これも1曲に1500円払った系。「I'm Not Gonna Teach You～」・・・キュアーやんけ！・Friendly Fires「Friendly Fires」　これも1曲に1500円払った系。「Paris」には抗えない。もろバトルズの曲があったり、手広くやりたいオタクっぽいところは好感。・Death Cab For Cutie「Narrow Street」　前作が良すぎた分、インパクト不足の感は否めなかった。改めて聞くとやっぱりいいんだけどね。全体的に、好盤多し！自由なバンドが増えて楽しい1年だったな。最後に、アナタの2009年ベストアルバムになるかも？ 「mazis」のmyspaceはこちら。（ばり良いので、ぜひ聞いてください） http://www.myspace.com/mazisjpでは、良い音楽と酔いの口にて良いお年を。BGM:手紙 / キセル「笑うあなたはたまに嘘つき　返す私もたまに嘘つき」

  2008年12月29日

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• mazis Recordings!!

  ご無沙汰しました。師走を得ました。mazisのレコーディング＆ミックスダウンが、今日ようやく完了ーーーーーいや、これは世のバンドシーンに風穴を空ける名盤だと確信を持っております。なぜならこんな曲をやってるバンドは他におらん（と思う）からだ。ってウダウダぐだぐだ言ってても仕方ないのでとりあえず数曲聞いてくれhttp://www.myspace.com/mazisjp皆様のお手元に7曲のアルバム・パッケージとしてお届けできるまでは、しばしmyspaceでお楽しみください。聞き流さず、メールなりメッセージなりコメントなりmixiなり何でもよかけんあらゆる感想を気軽に教えてください。（わけわからん曲が多いんで人がどんな感想を持つのかよぉわからん＆超気になるのだ）いやー、達成感！僕は10年以上音楽が好きで好きで聞けるだけの音楽を聞いてきて、そのエッセンスをmazisの各3分間にぶちこめるだけぶちこんだ。他の3人も同様で、そしてどうやら他の3人も音楽に救われたことのある人間である。音楽がないとダメな人種である。そんな連中とガチンコの音を出すのは、この上なく幸せなのだよ。5拍子の曲は歴史的名曲だと勝手に思っております。では、皆様からの凄まじい非難や凄まじい絶賛、何となくのお言葉や甘言や諫言等、大いにお待ちしております！それが楽しみで仕方ない。いやー、達成感！では皆様好き勝手にお楽しみくださいませBGM:Later!! / mazis

  2008年12月13日

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• Surf Wax No! Kendai

  ごぶすたです。その間あっしはmazisのレコーディングに励みつつ旺盛に働き、飲み、食い、遊び、しておりました。手を振り旅立ちを見送る、震える夜と日本酒の熱。生存反応のようにシグナルを鳴らす。まだ何も始まってはいないんだぜ。7曲のアルバムは、12月上旬には、皆様にも聞いていただけるかと。今のところ、予感ですが、傑作の予感です。ではみんな　悲しみを　連れていこう　その次の夜へ気が付くともうすぐ12月。街はイルミネーション。そこかしこにイリュージョンだ。BGM:Fairy Tale Of New York / The Pogues

  2008年11月23日

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• We Are Time

  僕がアレな時もアレでない時も世界は普通にグルグルと回っているので人には人の事情がありアレもアレのまま在り続ける。だけどそいつがアレを持ってたら俺は差別しない　Oh!つ・き・あ・い・た・い↑ステキなキヨシロウ先生の名曲随分日記もあいてしまいましたがそんな風に僕の日常にさしてドラマチックもなく、その代わりロマンチックあげるよいやでも貸し借りは持ちたくないからなぁなんて夢のない楽しい日々をそれなりの怠惰と満足感でがっつり暮らしているというわけですよ。バンドの活動休止前のライブは、特に感慨なく、良いライブで終わった。それは何も終わっていないし何も始まっていないからだろう。終わった気も始まった気もせず、ただ、高揚感とジンのロックが頭をクソ重くして僕の翌朝の仕事を若干面倒にさせたというわけだった。NATSUMENの復活ライブも、KAIKOO meets RevolutionのDVDも、やっと来た天皇杯のJ1との試合も、耳元のキセルも、スピッツの新曲も、ブサイクなインディジョーンズの最新作も、今後のためのいざこざも、同じようなことを告げている。つまり、「何も終わっちゃいないし、何も始まっちゃいない」ということだ。今僕は改めてTHA BLUE HERBのレコードをターンテーブルに置いたりはしないが、脳内のBOSS THE MCは僕に問いかける。「ひょっとして　何か成し遂げたつもりじゃあないだろうな」芸術なんてクソだが、芸術は何かを残し、何かの衝動のファクターとして、酒の肴的だろうとも人の行動を左右する。覚えていることは全て日常に使えばいい。さぁ革命だ、革命だ。ひとりよがり、影法師、伸びた分だけ夜が近づく。All The Young Dudeよ、日常に戻り、ともに手を上げ不器用に戦いましょうや。よくわからんが生きてますよ日記終わり。BGM:LOW / David Bowie

  2008年11月03日

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• Let's Get It On

  明日はライブなので、まずは皆様お越しくださいませ。やー楽しみ。なーんか休む実感がないのは、どうかとおもうが、まぁ普段どおりやります。ドカドカうるさいドラムの外人は今日は煮物を作ったらしい。「オスソワケ」という単語を教えてあげました。痙攣ギターととぐろ巻きベースとともに、明日自慢させてください。「DAY SLEEPER」@西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/オープン：１８：００スタート：１８：３０出演　　：１９：００～よろしく！！しばらく見れんぜよ！メールください。今日は茨城の古河のイベントに呼ばれてDJしてきました。下北のCCCを思わせる、間接照明の美しい素敵なカフェでした。やっぱり、地方や、インディペンデントにこれからの音楽の未来はある。Do It!良い音の鳴る場所が、減ることのないよう願う。今日は、いつもと趣向変えて、ソウル中心で鳴らしてきました。ソウルがかけられるハコってのは、えぇね。セットリスト：What's Going On / Donny HathawaySince I Left You / The AvalanchesThe Lodgers / The Style CouncilGamin'On Ya! / ParliamentTake Me To The River / Talking HeadsStand! / Sly & Family StoneKeep Gettin'It On / Marvin GayeLove-Sick / 曽我部恵一ギンヤンマ / キセルでは明日。よろしく！BGM:So You're Leaving / Al Green

  2008年10月18日

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• Shop Around

  マイペースと空気読めないを履き違えるガキンチョにはとんとうんざりする。と、またガキンチョの僕もそう嘯く。そしてライブの告知をする！10/19（日）＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/たぶん7時半くらいからかと。やー。何か今回は、大勢、来て欲しいなぁ。三連休の実感はないが三連休の恩恵は確かに4日しかない平日に現れるものです。レコード聴こうーー。BGM:ギンヤンマ / キセル（あぁワンマン行きたかった）

  2008年10月15日

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• Low Rider

  うおしゃーゲームショウ終わったどーあまりの人ごみにびびった。おろおろしてしまいました。さて、日曜はライブでごす。ビーチボーイズと、マーヴィンゲイっぽく歌おうとしている曽我部さんが変拍子でセッションしているようなすごいポップな曲ができました。6拍子と4拍子と7拍子と5拍子がかわるがわる出てきます。そして超ポップ。エポック。おもろい。何か本人たちも実感・気負いないけど諸般のやるせない事情で実はほんとにしばし活動休止しそうなんで（回避行動中だが）、マジ遊びに来てください。めずらしくお願い。10/19（日）＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/たぶん7時半くらいからかと。何でこのバンドを自慢したがってるのか、わかってもらいたいので！メールでもくだはい。お待ちしております。BGM:Year Of The Cat / Al Stewart

  2008年10月14日

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• It's A Family Affair

  ゲームショウ会場の幕張より。いやーでかいイベントだゲームショウ。どっと疲れた。部屋に戻るや否やベッドに倒れこんでしまい気づいたら変な時間。テレビつけたら東京ジャズフェスタのスライやっとるがな！お年を召したスライは声はいまいち出ていないようだが、リズムの取り方がなんかおもろい。ドス黒い極太の現代型ファンク・リズム・ミュージック（たとえばムーディーマンやら）と比べると、こうしてライブで聴く2008年のスライはやっぱり軽いといえば軽いけど、それでもやっぱり黒い。黒いとは果たしてなんだろう？最近、復刊されたピーターバラカンの「魂のゆくえ」をちょうど読書中。リズムイズリズム。この本に関してはいつも正直で誠実な文章を書く久保憲司さんが素敵な文章を書いているので引用しよう。伊藤くんもさぁ読もう。http://www.bounce.com/article/article.php/4616（どうでもいいけど、軽いけど耳離れんな、Friendly Fires）シンプルな歌を歌おうぜBGM: If You Want Me Stay / Sly & The Family Stone

  2008年10月09日

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• Dead Can Dance

  radiohead、期待してたほどよくなかった。まぁもう何度も見てるからたまにはそういうこともあるか。・・・ってセットリスト見てたら今日はJustにIron LungにFake Plastic！！チクショー今日行けばよかったぜ。結局Bendsかよ、と自分を戒める俺であった。新譜のはアレだ、えぇんだがパンチがないんだがやパンチが。実験的なんだけどリズムが普通で惜しいのだ。その点ジョニ男くんがトリップホップ風の差し音を入れる「Videotape」はよかったな。それにしてもさいたまスーパーアリーナは天井が高いせいかハコの割には結構音響がんばってた印象。さて、土日も働きつくしたところであと一週間、祭りじゃー。どんなに寝る間がなくても音は止めないのが執念。mazisは地下で怪しいセッションを続けております。19日ね19日。西荻窪。おいでやす。BGM:EP B / Battles

  2008年10月05日

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• There Are 2 Colors In My Head

  うおっしゃー解放まであと1週間。労働して、間隙をぬって、Radiohead見てきます。なんというか、今回もすげえライブ見れるんだろうなあ、という、安心感めいたものがある。あとはがんばれさいたまスーパーアリーナの音響！シナモンガールやってくんないかなぁ、なんてね。BGM:15 Steps / Radiohead

  2008年10月04日

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• Too Long Awake

  ↑Idlewildの隠れ超名曲Idlewildには歴史的名盤が少なく見積もっても3枚はある。（個人的には4枚ある）「Too Long Awake」は、地味だけどREMの「Automatic For The People」と並べてもまったく引けをとらない名盤「Warning/Promises」の中の1曲。Idlewild流シューゲイザー。「全てはいつだって変わり続ける」――ロディの歌いだしから完璧。やさしく、でもとても無力にも聞こえる。すべてをあきらめているようで、でもとても力強くも聞こえる。僕はずっと長い間起きている。ここ1週間平日は朝4時帰り5時帰りが続いている。それもこれもT○KY○ GAME SH○Wというやつのせいだ。若造なりに某社のプロデュースをやっている。初のくせに相当でかい。おかげで重みも相当深い。かのようなイベントものの深夜作業が続いてくると、ビジネスなのだけどやり取りもどこか文化祭のようでもあり、テンションもおかしくて、まぁ、ある意味楽しい。あと2週間限定と思って耐えてiLL。Will。ヒッピーは全員殺せ。とボビーギレなんちゃらが言っていた。というわけでせっかく派手にやるのでどうせなら喧伝したくなってきたのだ。10月11日12日は幕張においでやすすすす。つーわけで寝る。もう一つ喧伝したいことがあった。次のmazisのライブは10/19（日）＠西荻窪TURNINGです。もしかしたらメンバーの都合などでしばらくライブができんくなるやも。というわけで皆さん必ずやおいでやすすすす。BGM:Welcome Home / Idlewild

  2008年09月29日

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• Sleepwalker

  というKinksのアルバムは「Life On The Road」という最高のオープニングトラックで始まるのであった。まるでロードムービーのオープニングのようなのだ。夢遊病のように、二徹のあとの音楽でトリップ。忙しさには負けないぞえ！と鈴木蘭々的テーゼで乗り切るのである。土曜も日曜もなーい。今日は秋晴れのよい天気ですね。あと二週間がんばって仕事死してから、陽光を浴びるとする。マフスとか、ハイパーな音楽で乗り切るのだ！ジャガジャーン、とか言ってたのは、スチャダラか誰かだ。ゲームショウ終わったらnatsumen復活！でぶっ飛びに行こう。BGM:Sad Tomorrow / The Muffs

  2008年09月27日

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• Asobi

  遊び足りない！というわけで、ZAZEN BOYS 4は素晴らしい。1 < HIMITSU < 3 < I don't wanna～とリリースのたびに最高傑作化（2は実は未聴）していくZAZEN BOYSだが、今回も正真正銘の傑作だ。誰も聞いたことがない、だが聞きやすい、だが実は変拍子、てゆうかデイヴフリッドマンのドラムで松下敦（最近激ヤセ）が叩くと抜け方激いいな、うおーHonnoji燃える！という具合の正真正銘の傑作だ。こんな時間に帰宅してくるオイラに「さて遊び足りないわけだが。」と謎の決意をさせてしまうほどわけわからないテンションに包まれているのがやっぱりとにかく素敵だ。実はナンバーガール時代は外見に引っ張られていたせいかこの向井秀徳という人をあまり天才だと思ったことはなかったのだが（ZAZEN初期の無理してる感じも然り）、3以降の向井はなかなかに神がかっていて、あぁ天才だったんだ！と高校時代の衝撃のナンバーガールライブからおよそ6年もたって気づいてしまったわけだった。だが、天才だ！と思った直後に会社の近くをチャリで酩酊して去っていくほどこの人は常に自然体なのだった。ディープハウスという参照項はここではもはや1つの依拠点でしかなく、自由が鳴っている。自由なのに孤独に鳴っている。矛盾と割り切りが同時に鳴っている（という矛盾に成っている）。でも運動の力学、身体性からは常に逃げない。フィジカル・グラフィティ。やー、このアルバムは売れてほしい。普段音楽聴かない酒飲みとかに、聞いてほしい。聞いてなかったが！！ゆらゆら帝国の「空洞です」とZAZEN BOYS 4。この2枚は、「サーストンムーアに聞かせてぇなぁ」と「あの酒弱い女の子に聞かせてぇなぁ」が見事に同居する、アバンギャルドで怪作めいているがその背後にポップを潜ませ、でもとぐろを巻くサイケデリアが脳の端っこで痙攣型のダンスをする、絶妙に大衆に開かれたケツの穴、とでも言うべき、日本の誇りの大傑作である。次は全部打ち込みでよいかとも思う。聞いてなかったが！BGM:Princes / Gang Gang Dance

  2008年09月17日

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• do it or dig it

  夏は気づいたら行ってしまったようで、フェス以外は今年もインドアに過ごした。この前仕事のあと1年ぶりくらいにフットサルをしたら足がパンパンだ。しばらく10月すぎるまでは土日も小道もない。欠落のために別枠の生活を取る。充実と喪失の狭間で社会人は今日も任侠仕事に精を出すのだ。つーわけで血反吐はきつつ働いてますが土日に1本がんばって映画を見るのが最近の何とかな息抜きという名の生き抜き。つーわけでここ2ヶ月ほどで見た映画一言レビウ。アクション映画がやたら多いのが、ストレスフルな生活のたまものか！たわごとだ！・ダークナイト　・・・重厚な傑作だけど、重厚すぎて終わったあと意外と何もしゃべることがない、という、いうなればマーズヴォルタ的な映画。ヒースレジャーの存在感は震える。そういえば「アイム・ノット・ゼア」も傑作だったと思うよ。・20世紀少年　・・・金を無駄使いした駄作。だけどかろうじて2時間見せるのは原作のよさか。60億も使ってこんな映画にしかならないのかこの国は。。。と少々悲しくなった。ヤン坊マー坊子役に代表される激似っぷりは眉唾だが、それゆえ漫画の世界からまったく抜け出せていない、映画できていない映画。だから多分TVでやってれば名ドラマなんだろうな。まんまと2も見ちゃいそうなところも、連ドラっぽい。リアルにもアンリアルにも寄れていないのが惜しすぎる。・デトロイトメタルシティ　・・・加藤ローサのかわいさのために1800円払う価値あり。おだんごの女子に弱いという自身の性癖にまで気づかされる衝撃的なかわいさ。そしてマツケンはさすが。ジーンシモンズは何やってんだ。。。映画としては普通に何も考えず笑える。・ハンコック　・・・くだらない、以外特に言うことのないまぁ快作。何ひとつ思い出すことのないバカ映画。絶対二度と見ないけど別に嫌いではない。・HOT FUZZ～俺たちスーパーポリスメン！～　・・・超傑作。俺的アクション映画人生ランキングで3本の指には入る。ベースはオマージュで固めつつ、とにかく脚本がいい。死ぬほど笑えて死ぬほど爽快。オタク丸出しなんだけど、全人間にオープンで、まったくオタク的に閉じていないところもよい。それってつまりKinksじゃん！ってことで、田舎に移るところでKinks「Village Green Preservation Society」が流れるところとか、キメがSupergrassの「Caught By The Fuzz」なところとか、音楽も最高。XTCの「Sgt.Rock」やEels「Souljacker」まで聞ける。ウェス・アンダーソン的な音楽センスを感じるけど、何度でも言うけどまったく閉じていないので人類なら皆必見。・たみおのしあわせ　・・・これは素晴らしい金返せ映画。麻生久美子は美しすぎる。　・ポニョ　・・・俺は宮崎映画が苦手なことが改めてよくわかった。怖いんです宮崎映画。ポニョも激コワだった。顔が変形するのとかが生理的にダメなのかも。2008年なのにそうすけくんの髪型がコボちゃんなのは笑った。とりあえずあとスターウォーズとスカイクロラとアクロスザユニバースは見たい。苦虫女も見たい。そんな僕の今月最後の週末こと、この週末は山形行ってきます。昇格も決まりそうだし曽我バンも見れる。ドラびでおや54やBAKUやモーサムやOOIOOのおまけつき。なんてすてきな話だろう。インディペンデントにこそ芸術は宿れよと。http://doit.xxv.jp/BGM:Immigrant Song / Galactic

  2008年09月08日

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• The One You Love

  とはルーファスウェインライトの名曲だが、皆さんにはどんな時でもふとしたときに戻ってこれる大好きなバンドがありますか。ふと知人の日記で「idlewild」という単語を見た瞬間僕のiTunesは夜を駆け、「Welcome Home」を再生した。何十回目かの「あぁ、このバンドが本当に大好きだ、最高だ」という実感を得た。今は「As If I Hadn't Slept」を再生していて、次はもしかしたら「Fragile」かも。ただそれだけ。エゾから帰ってきた翌日の朝になぜかBeach boysの「Today!」が聞きたくなったのも、たぶんそういうことなんだろう。本当に好きなバンドがあるなら、ずっと大切にするべきだ。BGM:Too Long To Awake / Idlewild

  2008年08月19日

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• Good Day Sunshine

  ライジングサンに行ってきた。4年前もそう思って、そん時は貧乏電車旅行でテンション異常だったから気のせいだと思ってたんだけど、日本一楽しいフェスだとやっぱり思わされたライジングサン。とにかく自然な感じなんだ。フジとかで大人になってもやっぱり出てくる「あれはせっかくだし見とかんと」的な無理がないんだ（マイブラとかかなぁ）。見たいもの聞きたい音聞きたい日本語飲みたい酒過ごしたい人（やっぱ肉焼けるのは最高）。そういうものが好きに選べる感じ。無性に涙腺もゆるくなっちゃったりなんかしてね。見たもの。■初日・くるりと矢野さん　⇒到着遅れ見逃すが雨に降られなくてまぁラッキー・設営　⇒一等地で持つべきものは友達・Shing02　⇒2曲だけ。フジでは微妙だと思ったのはどうやら眠気のせいだったのか。今回はすげーよかった気がする。・曽我部ランデブー　⇒「女たち」すごい好き。「魔法」最高。そしてフェスでやるLOVE-SICKは完全に反則。泣くわんなもん。・スチャダラ　⇒実は初めてだったのでかなり楽しみにしていた。やっぱりエンターテイナーだなぁ。最後にサマージャムが聞けてうれしかった。・THA BLUE HERB　⇒taicoで見たときは普段の説教5割増しでぜんぜんよくねぇと思ったんだけど、今回は無茶苦茶良かった。ベストアクト級。最後の方のフリースタイルあたりからとにかく泣けた。人生毎日がんばって生きるしかあないんですよね。・KRUSH　⇒ラムが聞いてふらふらしてきて、3曲で退散。楽しみにしてたけど、ちょっとゆるかった気も。・ミドリ　⇒2曲ほど。イロモノっぽいけど、音はパンクというよりジャズっぽくて、POP GROUPの「Y」の3曲目みたいな感じで面白かった。でもイロモノっぽすぎて逆にもったいない。・フミヤ　⇒肉焼きつつ2曲ほど。あとで聞いたら「TRUE LOVE」も「Another Orion」も最初の方にやったらしくて空気嫁と説教したくなった。笑　小学校の頃フミヤの声真似よくしてたことは内緒だ。・肉　⇒うまい　でらうまい・Butchers　⇒数年ぶりに見たけど、最高！　初日ベスト。特にラストが「二月」「七月」で号泣もの。「ファウスト」もやったぜ最高だぜ。 2日目も思わされることとなるのだが、Number Girlが好きだった俺の青春はまったく間違ってなかった。ひさ子ちゃんカッコよすぎ。ギターの弾き方ぜんぜん昔と変わってない。「やっぱ俺マイブラよりブッチャーズの方が好きだなあ」と思った。・Twin Tail　⇒達也カッコよすぎ。勝井さん動きがエロい。照井さん怖い。最後のブランキーで前に走っていく集団、あなたたちが大好きです。・お好み焼き　⇒よくわからんけど楽しく酔ってたので先輩と二人で売り場の兄ちゃんにビールをおごって仲良くなる。あがりは4割らしい。・ガン寝　⇒やっぱ平面で寝れるのはえぇさね。■2日目・風呂　⇒プール入りたかった・車中　⇒ゆらゆらの「つぎの夜へ」は最高だ。・持つべきものは　⇒友達。・Tシャツ　⇒yanokamiのタオルがかわいすぎたが何か思いきれんくて断念。ボアT買う。・ガガガ横目に後輩と飲んだくれ　⇒持つべきものは酒に弱いアホな後輩。みんな楽しそうで、そういえば俺も4年前はもっと無邪気だったかもしれない。けどまぁ違う形で酔っ払っている点では大して変わらんのかもしれない。・ボア　⇒序盤のドラム4人の意味はよくわからなかったが、なんだかんだ行ってやっぱりすごかった。が、ドラムとEYEちゃんだけの方がシンプルで好きかも、とは今回のギターありセットへのひねた感想。あとで聞いたところだとYOSHIMIちゃんはドラムとキーボとシンセベースを手足使って同時に操ってたらしい。笑・SOUL SET　⇒え、こんなアゲアゲなの？　こんな白いスーツのカッコいい感じなの？　内省的で小デブ気味のビッケを期待してたので面食らった。横目でメシ食らう。・audio active　⇒私は当然シラフでしたので、空見ながら聞いて、途中から寝て、それだけで十分至福でした。・クロマニヨンズ　⇒横目で。いつも思うけど、ずっとがんばってほしい。けどたまにマーシーっぽい曲も作って欲しい。・銀杏　⇒入れんかったので外から。ますます宗教がかってきたなぁ。過渡期かもね。「銀河鉄道2」の、ひねりのなさっぷりはちょっとつまらなすぎて笑った。才能あるのかないのかたまにわからんとこも含めて目の離せないバンドではある。母親が大好きだった曲、と紹介されて始まったラストの「BABY BABY」はちょっと泣けた。キッズたちのためにある音楽だ、だからキッズたちよロックンロールを愛すのじゃよ。「夢で逢えたら」聞きたかったな。・寝てしまってpupaとharakami師匠とブンブンを見逃す　⇒おかげで朝までいけたししゃあない。でもあとでひどく後悔。・シチュー　⇒寝起きにうますぎて持つべきものは友達。・ZAZEN BOYS　⇒今回のベスト。とうとうここまで来たか向井、と妙に感慨深かった。いいベーシスト見つけたものだ。テナーファンには悪いけど、前のZAZENは、ベースのパフォーマンスとやたら主張するラインだけはとにかく好きになれなかったのだ（あとアヒトがあんまりフィットしてないのも）。ドラムが代わりベースが代わり、とうとうやりたい音楽を最高のメンツでできるようになった印象。ユーモアとセンスとジョークに、独自のちょっと間違った感じのブラック解釈（ってかプリンス解釈なのかあれは）を混ぜ込みつつ、笑えない強度の演奏ででも軽やかに進めていくさまは芸術の域。新曲「honnnoji」がカッコよすぎて笑った。誰も聞いたことない音楽だ。新譜超楽しみだ。本能寺で待ってる。ナンバーガールが好きだった僕の青春は間違ってなかったっぽい、と思った。・LOSALIOS　⇒押しすぎてあんま見れず。ばり残念。・ゆらゆら　⇒「できない！」で始まる後ろ向き感。ぶっ飛んだけど、「つぎの夜へ」聞きたかったな。「タコ」は最高だった。・モメル　⇒足洗います・ROVO　⇒テキーラでぐったりしてて覚えてない・サニーデイサービス　⇒1曲目が「baby blue」でちょっと意外。「NOW」「白い恋人」で涙腺崩壊。「ここで逢いましょう」のニールヤング好きすぎ感が好きだ。サマーソルジャーで締まったと思ったら、「コーヒーと恋愛」で、色んなことを思い出しつつ、笑顔で終わった。・スカパラ　⇒横目に撤収。・寿司　⇒食えんかった！がその分びゅいーっとセレブに帰る。・東京　⇒ガン寝フジの時は超佳境で忙しかったし家もどるや否や会社行ったけど、今回は1日ゆっくりできた。そのせいか？　意外と今日は仕事やら何やらに前向きだった気がする。ポジティブな日本語をたくさん浴びたせいかな。それは天気のせいさーヘイヘイヘイBGM:honnoji / ZAZEN BOYS（←最高！！）

  2008年08月18日

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• Somebody's Baby

  サマソニ二日目行ってきまして、結論としてはやっぱりサマソニはすぐ終わる。せかせか終わる。はよ終わる。毎回「もう来んで！」と思うのに来年になったら来たくなるからある意味不思議だサマソニ。メンツのなせる業か。Vampire Weekendがめちゃくちゃよかった。二階堂さん素敵だった。スーファリ地味でションボリした（なぜ映像がないクリマン！！）。キョンキョン見れなかった。ウォンバッツ大好きだ。スピリチュでガン寝。Devoでチョイ寝。贅沢。ポリいつもどおり。メリーチェイン意外とやかましくない。コールドプレイ（Viva La Vidaのおーおーおーおーだけ聞けてマジよかった）の素マップにドン引き、で早めに帰ってきました。やっぱバンドがこけると何もないなぁサマソニ。スーファリに期待しすぎたな。翌日はさてまた仕事がこんな時間のこんな具合。今の僕には、日本語の響きやゆらぎ一つ一つが、大事なんだ。だから今年はキセルなんだ。人にはそれぞれ事情がある。ちょっと泣きそうになったらきっとただの回顧。そんなことばっかしてたら解雇。人の幸せを願うとき、僕の心に鳴るのは日本語なんだ。TFCでなければ、きっとFishmansやスピッツのそれなんだ。だから今年はエゾにどうしても行きたかったんです。というわけで行ってくるつもりです。稼ぐたびに欠乏するマニー。マアイー。かまへんかまへん。夏の夢は醒めへん。なぁジミヘンよ。しかしすごいメンツだ。何回でも泣きそうだ。くるり（終わるくらい着）⇒もうテキーラとか飲む⇒矢野さん（泣くな）⇒Shing02⇒曽我部ランデブーバンド（泣くわ）⇒スチャ（サマジャム）⇒菊地⇒TBH⇒KRUSH（泣くかも）⇒Butchers（泣くだろな）⇒ガン寝エマ北⇒Vore（飛ぶな）⇒Soul Set（泣くだろ）⇒audio active（飛ぶわ）⇒銀杏BOYZ（泣くかな）⇒pupa⇒ハラカミさん（泣くっしょ）⇒ブンブン⇒ZAZEN（飛ぶか）⇒LOSARIOS（死ぬか）⇒ゆら帝（空洞です）⇒ROVO（飛飛飛）⇒BAKU（飛ぶさ）⇒サニーデイ⇒僕らはきっと日曜日の朝に　めまいがするような朝日を見る⇒帰るしかしすごいメンツだ。泣いて飛んでたら終わりそうだ。キセルとスピッツがおったら完璧だったなぁ。そっちはどうだうまくやってるか　こっちはこうさどうにもならんよ今んとこはまぁそんな感じなんだそんな感じなんだな。BGM:江ノ島 / サニーデイサービス

  2008年08月11日

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• Blues From A Gun

  うわごと仕事のことちょこっと一段落すると短絡にも思っていた僕はあっさり陥落し脈絡なき仕事を頓服しもう　満腹です　空洞です音楽を散策　リュックサック　しょってねそんな歓楽は　どこへ　もち　サマーソニックだ！というわけで僕は日曜だけですが今週はサマソニ（我が青春のVerveにまったく心踊ってなかったのだけど何か今ふと見たくなってきた）メリーチェインは　どのくらいやかましいんだろうそのやかましさの中で　どんな顔するんだろうマイブラくらい　やかましいんだろうか息をのむくらい　美しいんだろうなたぶん思い出す　そうどのくらいわしはこんな感じです起きれたら安齋輩氏⇒Wombats⇒キョンキョン⇒Vampire Weekend（さらばMGMT）⇒Lateなんちゃら⇒MUTEMATH⇒粛々とメシ　食いながらポリ⇒二階堂さん（泣いちゃいそうだ）⇒スーファリ（06のフジを今思い出して、ちょっと泣きそうに）⇒スピリチュ（Stop Cryingとかやられたら泣くで）⇒メリーチェイン（泣いちゃいそうか？）あっという間に終わるんだろうなあmazisのライブが　しばらくないつまらないなぁ新しい曲　もっとみんなに聞かせたい　誰も聞いたことないような　高揚と不協和音と5拍子が　あくまでポップにマジメに握手するあの曲はよ自慢したくて仕方ない言いようもない達成感いや何もなしとげてないからせいぜいが「やってやった！」感かそんな感じがあったとにかくmazisのメンバーは最高です　それも含めて　あの曲で　自慢したいさてDS-10が届いた　今から遊ぶ　にらめっこして　遊ぶではサマソニで。あわよくば会えるといいですね。BGM:Between Planets / The Jesus And Mery Chain

  2008年08月09日

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• MK5 (Kick Out The Jams Motherfxxker)

  さてもう自慢してもよいだろう。自慢しちゃうヨ！！某モバイルゲームサイトの新しいCMは、広末さんです。やっと放送か。このためにこの2ヶ月ほど奔走・労働してきたわしです。やー、やっと放送開始までこぎつけました。達成感。所詮ベンチャー、よくも少数で色々大変な広告作ったものです。明朝のズームインやらめざましを皮切りに全国でガシガシ流れ始めますので、皆様ご賞味あれ。ちなみに今朝はスッキリやらズームインでメイキングが流れてて、また性懲りもなく電波に乗っちまってました。スターフルーツサーフライダーな感じでした。というわけで、労働時間はともかくおもろい仕事してます。今回の広告は世間様の某サイトへのイメージを変えることが目的なので、イメージが変わるとうれしい。酒飲んだら色んな人にニヤニヤ絡んで感想聞いてやるのだ。ビーチボーイズ（ドラマ）はまったく興味なかった俺もビーチボーイズ（ペット）は好きすぎて困るようなオッサンになってしまいましたが、幼い頃の憧れや、自分の日々の生活の機微が、そのまま仕事になるというのは、悪くないことであるよ。しかし眠たすぎることであるよ。というわけで寝ます。やーー疲れた。あ、次のライブは次の3日・日曜日＠下北Cave-Beです。7時半頃です。BGM:Buggin'Out / A Tribe Called Quest

  2008年08月02日

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• Beautiful Day

  フジロック行ってきまして、夕方戻ってきて休暇中なんだけどやむをえず仕事してバンドの練習してまた仕事に戻らざるをえずで結局こんな時間まで働いてしまって結構ブルーだけどまぁよいや今日はまだまだ浮かれた余韻に浸れるから。また今年も虫に食われたせいもあって（どんだけツイてないんだと）、例年より酒も飲まず、暴れず、マイペースで楽しんだけど、やっぱり楽しかったなぁ。各日のハイライトは初日：Galactic（ラストの「移民の歌」のカバー、最高。MCが入ってきた瞬間鳥肌たった）2日目：Mark Stewart（風貌も動きも完璧ヤクザ。あとシャーウッド最高）、リッチー教授（やっぱり神様）3日目：キセル（なぜ「手紙」「春の背中」をやらない！！でも正直泣いた）、NEON NEON（グリフのライブに外れなどあるはずなし、あと変なジャックブラック風オッサン最高）でした。ドラが混みすぎで降神を見逃すという超超超大失態をやらかしたのが最大の心残りだけど、まぁ、よいさ。ゆら帝、ブリーダーズ、ジェイコブ、友部さん、ZUTONS、リーペリー、マルクマスが見れなかったのは非常に心残りだけど。でも、まぁ、よいさ。会った人、また来年！　会えなかった人、また来年！　来れなかった人、来年こそ！さてまた1年の始まりだ。で、で、明日はライブなんです！フジに行くために必死に必死に働きすぎて告知も何もしてなくて多分動員やばげ。21時半～の社会人にも優しい親切スタートなので、フジ帰りのうかれた4人組のヤケクソ的泥酔サウンドでぜひ好き勝手はしゃぎに来てください。7/29（火）　21:30～mazis ＠下北沢Basement Barhttp://www.toos.co.jp/basementbar/来れる人メールちょうだい！切実！次は8/3（日）＠下北沢Cave-Beです。ではガン寝するす。おやすみなさいフジロック。BGM:白い恋人 / サニーデイサービス（見たことない大好きなバンドなのに、再結成に意外と感慨がない。でも楽しみ）

  2008年07月28日

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• Rockers

  フジロックにこの段階になっても行けるのかやや不安な俺。だって仕事こんな時間すよ。。。こんな感じで回るのだ！（絶対無理な自信あり）■金曜RAZORS EDGE（キッズのふり）⇒納豆くう⇒ロドリゴ⇒納豆くう⇒大統領ちらみして郁子ちゃん⇒気が向いたらくるり（多分昼寝）⇒TRAVIS⇒Jason Falkner⇒Bloc Party⇒Vines⇒Galactic⇒ブーツィーかマイブラ⇒New Master Sounds⇒Paul Van Dyk⇒Shing02■土曜起きれたらイースタン⇒納豆くう⇒Jリーグ集合⇒ドラ⇒降神（今年の目玉）⇒鈴木＆恵一⇒ロジャーマニング⇒ADF（Cribs見てえええ）⇒クロマニヨンズ⇒Tricky⇒Mark Stewart（目玉2）⇒Underworld⇒ばり飲む⇒ガンギマリでリッチー■日曜寝る⇒納豆くう⇒寝る⇒キセル（今年の目玉3）⇒元気があったらジェイコブに戻る⇒友部さんorFoals（迷う。。。）⇒ソウルフラワーかGo!Team⇒マルクマス⇒キセル再び⇒CSS⇒プライマル⇒NEON NEON⇒シャーウッドとADFかぶるって。。。⇒倒れるまで飲む⇒何かEYEちゃんとか覚えてないけど見る⇒記憶ないまま朝⇒納豆くうの予定！では皆様なえばであいましょうBGM:なっとうばかりくっててもいいのか / The ピーズ

  2008年07月23日

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• first leg　2008

  週末じゃーーーーしかし今週は我ながらよく働いた。週末じゃーーーーーーというわけで、今年の上半期ベストでもつらつら書きます。（旧譜ばっか聞いてたけど。。。）1. キセル「magic hour」　・・・「空中キャンプ」や「LIFE」と並べてもなんら遜色ないアルバム。日本人に生まれてよかった！　過小評価されすぎでは？　「手紙」「春の背中」「君の犬」「ビューティフルデイ」と名曲が4曲もあるのでそれだけで無敵。泣くけど。2. Roger Nichols & Small Circle Of Friends「Full Circle」　・・・ポップかくあるべし。7thと転調と下降進行とハーモニーでここまでやれるのはまさに「魔法」。「Drifter」聞かずに死んだら人生損。3. Vampire Weekend「Vampire Weekend」　・・・やっぱニューヨークって街は面白いなぁ、と感心してしまう一枚。トーキングヘッズづいていた自分のモードにジャストだった、というのもあるけど、面白いこといっぱいやってるのにいちいち曲が書けるのがずるい。一人ウェスアンダーソンみたいな「M79」がとにかく好きなのだ。4. 曽我部恵一BAND「キラキラ！」　・・・「曽我部恵一ＢＡＮＤが好きだ。何故好きか考えた。積極的に退化しているから、という結論に達した。（中略）曽我部バンドは今輝かしく“中学生バンド”なのである。」このマキタスポさんの言葉が全て。アルバムはまるで「Please Please Me」のよう。全編「魔法のバスに乗って」ムードだったら、超名盤だったのかそうでもないのか、曽我部のみぞ知る。5. MGMT「Oracular Spectacular」　・・・Flaming Lipsはもちろん大好きなんだけどちょっと毎日聞くには飛びすぎキマリすぎる、そんな気分にもしっかりジャストするバランスのよい方々。1曲目がポップソングで始まって、2曲目がまるで「Yer Blues」みたいなとこ、つまり冒頭のホワイトアルバム感が好き。　もちろん100％デイヴフリッドマンのドラムサウンド！以下まぁよく聞いた新譜ら。FOALS「Antidotes」・・・音楽には知性も大事だ。DJ BAKU「DHARMA DANCE」・・・「KAIKOO」は最高のフェスでしたR.E.M「Accelarate」・・・ピーターバック炸裂！Mark Stewart「Edit」・・・神様ですものSupergrass「Diamond Hoo Ha」・・・裏切らんWeezer「The Red Album」・・・名曲多いのに、アルバムとしてはプロデュースミスの感。British Sea Power「Do You Like Rock Music?」・・・「Wave On Flags」とタイトルが最高。glimpse・・・リッチーマナー！Qomolangma Tomato「Limelight On The Q.T」・・・まとまらないでほしいもの。眠いんで中途半端ですが寝ます。こうして書くと色々買ったけど新しいのあんま聞いてなかったことがよくわかった。しかし今週は働きすぎた！実にすぎた！あっという間にすぎた！BGM:Modern Guilt / Beck（最高）

  2008年07月18日

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• Modern Guilt

  ご無沙汰です。アイアムアライブ。暇なら皆無、そうでもないブー。でも熱心に働いてます。梅雨明けの空には星もまたたいてます。最近思うこと・昨日買ったBeck「Modern Guilt」はどうやら素晴らしいアルバムだ。　13 floor elevatorsとM.I.Aの間に確かなつながりがあることを示しているかのようだ。何て鮮やかなミッシングリンク。どこかSuper Furry Animalsっぽくもある。・関係ないけど、Super Furry Animalsというバンドがいること、スーファリに出会えたこと、スーファリをもう何年も静かに愛せていること、"あの"神がかり的だったフジロックのライブを今も克明に思い出せること、そしてこの夏またファーリーズに会えること！は、本当に人生の宝だと最近よく思う。よすぎだもん、「Radiator」も「Guerilla」も「Rings Around The World」も「Hey Venus!」も。・週末が仕事やら何やらで埋まりまくっていて実は8月末までサンフレの試合を見れない悪寒。ク、クマー！・フジ2日目に備えて降神周りを改めてよく聞いている。天才に打ち震えるのを心から期待。一方Shing02の新譜はあれちょっと重くないか？・フジロックでかぶって一番悩むのは友部正人とFOALSのところ。　あと、初日のブーツィーとNew Master Soundsのところ。何かもうマイブラは別にいいかな、と思ってきた。・曽我バン見たい、超見たい。時々禁断症状的に見たくなる。・試合ともちょうどかぶっているので9月に山形のフェスに行こうと思っている。特にドラびでおが見たい。http://doit.xxv.jp/インディペンデント！・エゾの交通費がどうやっても高すぎて萎えている。・サマソニは2日目だけ行きます。ファーリーズ、ヴァンパイアウィークエンド、二階堂さんが目当てです。あとは泥酔してスピリチュ→メリーチェイン・ポールウェラーの単独のチケを抑えた。発売日にチケ買った記憶は昨今ない。楽しみ。・気づけば7月も半ばなので、上半期ベストアルバムを高らかに発表したいが、まとまった時間に欠ける。とりあえず1位はキセル「magic hour」、そこは堅い。・↑というような現実逃避ばかり考えている。では疲労に負けずバンドの練習行ってきます。次のライブは7/29（火）＠下北沢Basement Bar 21:30～8/3（日）＠下北沢Cave-Be 19:10～です。ますますわけわからん音になってきました。よろしく。BGM:Gamma Ray / Beck

  2008年07月13日

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• make believe

  ↓↓今日は大宮でイベントです。↓↓夏フェス特集で夏フェスバンドをかけまくろうかと！珍しくストレートな選曲で行こうかと！！タダなのでa so bi ki te　sa ke no mi ki teよろしゅ6/28(土)22:00～ALL NIGHT ＠キングジョージ大宮 http://padonavi.padotown.net/detail/pages/1110/00002278000.html DJ:mick SH akagawa TAKANORY and NEW DJ!!! YU-KI(from AOMORI) and Guest DJ!!! SHAUN KINGSBEER (from New Zealand) He loves "Guitar Wolf"!!! and other "ROCK MUSIC"

  2008年06月28日

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• With The Beatles

  レコードコレクターズの最新号が「ビートルズ　赤の時代の50曲」で思わず買ってしまった。（こういう輩がいるから音楽誌が下らないベスト企画を乱発する）そこで唐突だけど、熱くなってしまったので、僕の「ビートルズ　赤の時代のベスト20」　暇げに一挙発表。1. And Your Bird Can Sing　・・・今聞くとまるでTelevisionがWeezerとセッションしてるような、最高のツインリードを持った最高のギターポップ。ポール派の僕だけどこれはジョンに完敗。2. Paperback Writer　・・・ポップ作家で最初にグルーヴというものを意識的に持ち込んだのはポールなのではないか。そんな妄想も浮かんでしまう、最高のベースラインを持ったナンバー。ベースだけ聞くとストーンローゼスにも聞こえてくる。コーラス、ギターリフ、ザ・ポールな歌詞、リンゴの美しい8ビートが作るバンド的タイム感。完璧。イントロのベースのハイフレットの鳴りが愛おしい。3. For No One　・・・エリオットスミスがギター一本でカバーしたバージョンが完璧に成立してしまうという事実。それがこの曲の超時代性を示している。お手本のような下降進行（エリオットの「Say Yes」はこの曲へのオマージュなんじゃなかろうか？）と、悲哀を切なく映し出した歌詞。ラストの管楽器が、とにかく泣けるんだ。4.　Here, There And Everywhere　・・・世界一美しいビーチボーイズ「God Only Knows」に対抗してポールが作ったという逸話がある、多分世界で二番目に美しいミドルバラード。（実はナンバーガール御用達の）上昇進行のコードから、息を呑むような完璧な転調に、ため息しか出ない。が、次の曲が「Yellow Submarine」で実に微笑ましい。笑5. Drive My Car　・・・ソウルや黒さに意識的になるにつれ、つまり年を経るにつれ、より良さがわかってくる気がする最高のドライブナンバー。もちろんサビの追っかけピアノは最高。「baby」「maybe」の押韻、「pip pip yeah!!」の陽気さ。blur, XTC, Supergrass等の例を出すまでもなく、イギリス人が意識的にバカをやるのは最高にカッコいいんだ。6. Rain　・・・ハイフレットのグルーヴ・ベースに変則アルペジオを乗っけて・・・というアイデアは、要はローゼスの「Waterfall」。つまりOasisの憧れであり、初期Oasisは「Rain」というダサいバンド名をつけるに至った。トッドラングレンも必死に完コピに励んでおり、それも結構泣ける。7. You're Going To Lose The Girl　・・・初期ビートルズには魅力的なパワーポップが山ほどあるが、特に好きなのをあげろと言われればコレ。パワフルなリフで引っ張る曲なのに、追っかけのコーラス含め徹頭徹尾泣き虫節なのがまたいい。8. I've Just Seen A Face　・・・スパニッシュなイントロが必要なのかはいまだによくわからないが、シンプルさとメロディの美しさという意味では珠玉のギターポップナンバー。まさしくポール節。Fowntains Of Wayneのアコースティックチューンが好きな人は絶対聞くべき。9. Dizzy Miss Lizzy　・・・幾多の最高カバー曲があるビートルズで最初にこれをあげるのは若干抵抗があるが、レノンシャウト炸裂！！という点で外せない1曲。「Help!」というビートルズ最高のストレスアルバムの最後が、この最も無意味なストレスナンバーで締められる（タイトルの意味がさっぱりわからん）というのは最高にパンク。シンバル開けまくりなのにもったりしてるリンゴのドラムが、また最高によい。10. I'm Happy Just To Dance With You　・・・初期ビートルズで一番人気があるラブソングはおそらく「抱きしめたい」だろうけど、個人的にはこっちの方が好き。なんせタイトルがよい。レノン作だけど歌うのはジョージ。11. Taxman　・・・超傑作「Revolver」のオープニングを飾るジョージ先生入魂の一作・・・なのに、カッコよすぎるギターソロはポール。色んな意味で泣ける。とにかくジョージは泣き虫ロックの父であると改めて提唱したい。ポールウェラーは多分この曲が好きすぎてまんまパクリの「Start!」という曲をガシャガシャ演奏していた。税金取りの視点で歌うという演劇的な描写も、ベルセバにまでつながって最高。12. You've Got To Your Love Hide Away　・・・先に述べたようなサイケなベースライン、もっというとループ（！！）をポールが弾きまくり始めたのも、ジョンが薬ヅケ愛の伝道師という数奇なポジションを勝ち得るに至ったのも、全ては楽屋でスパスパ吸ってガシガシキメてた天パのアメリカ人の影響であり、まぁ簡単に言うとやっぱしディラン先生はすごい。てなわけで、ディラン先生すごいっす！をジョンがしゃがれてストレートにやると、かくもポップになり、悲しみもぶっとぶという仕組み。 13. If I Needed Someone　・・・ジョージの12弦ギターがまぶしい、BeatlesがByrdsのカバーをやっているかのような1曲。ポールのコーラスが泣ける。歌詞も泣ける。何回も言うがジョージは泣ける。14. Got To Get You Into My Life　・・・XTCやジェリーフィッシュの20年先を行っていた、ポール師匠入魂のブラスポップナンバー。シンプルなビートっぽいが実はかなり凝ったベースを弾いていたり、職人たる者はかくあるべき。踊れるのも素敵。しかもラストがサイケ。最高。15. Eleanor Rigby　・・・ノンビート楽器に無茶苦茶やらせてここまでのビート感を作る気合は、ほとんどニューウェーブ。そのくせ超ポップ。リバプールの山あい、曇りの下の草原のお墓が浮かぶような写実的な歌詞は、まさしくポールなのだけど、日本人ならもちろん「はざまけんじ」で大合唱。16. Run For Your Life　・・・スタジオでさくさくっと作ったと思われる（「エルビス意識したっす」というジョンの言葉が端的に証明してるな）リフ一発物。「エンードッ」の語感がえらく素敵。ドライブで始まりジョージマーティンのオルガンが人生を賛美する名盤「Rubber Soul」のラストがこのヤケクソ曲、ってのが、また最高にいいよね。ちなみに邦題は「嘘つき女」。17. I'll Be Back　・・・メジャーキーで始めてマイナーにさらっと入る、というこの転調のアイデアは今まで2億人くらいのソングライターが真似したと俺は踏んでいる。ハモりが素敵で、個人的にもよく歌いました。18. Tomorrow Never Knows　・・・この曲の革新性をいまさら云々言うつもりはないが、ケミカルブラザーズのSEとして今日もまだ完璧に機能する、という事実が、この曲のプレ・ブレイクビーツとしての価値を示している。「好き」で言うともっと好きな曲は山ほどあるが、聞くたびに「すげえ」と思うのはこの曲や「Dear Prudence」ということになる。ミスチルじゃないよ。19. The Word　・・・ザ・佳曲という立ち位置の曲だが、「Rubber Soul」が好きになればなるほど輝きを増すいぶし銀の一品。Chorusのバックでつんのめったリズムとメロディを同時にやるギターリフがかなり好き。スピッツ珠玉の「愛のことば」はここからインスピレーションを受けたと勝手に信じている。（ハッパの歌なあたりも）20. I'll Follow The Sun　・・・え、ポールさん16歳のときこんないい曲書いてたんすか！？というだけの価値しかない、だからこそ素晴らしい、珠玉のギターポップ。これも、フォウンテンズのファンは絶対聞くべき。番外：I'm Only Sleeping　・・・社会人になってから、より泣ける。寝てたいだけ～。あ、All My Loving忘れた。Twist And Shoutも入ってない！ あ、From Me To You絶対入るし！ I Feel FineほとんどSonic Youth！ということで、キリないのでやめます。すごいなあ、ビートルズは、すごいなあ。BGM:マネー / RCサクセション

  2008年06月27日

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• mazisjp

  新しいバンドのページ。マジすよ。http://www.mazis.jp/ここからマイスペに飛ぶと、演奏が荒すぎて赤面で熱だけは存分に伝わりそうな統一感のまるでないライブ音源に。（伊藤くんMCくらい削れ 笑）今のところの体験者様のありがたすぎるお言葉（抜粋）「「何も先が見えていない」という明確なビジョンがあるバンド」「JOY DIVISIONがファンクとかダブとか色々やってる」「ナンバーガールがスクエアプッシャーとジャムってる感じ」「YOU THE ROCKとスチャダラパー」「宮沢賢治」「変態二人とマジメな二人」「アル中」「asshole!」とても身に染みますね。ありがとうありがとう次のライブは7/29（火）＠下北沢Basement Barです。さよならさよならBGM:Bird Flu / M.I.A

  2008年06月23日

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• Your Mother Should Know

  ビートルズは　最高だなあ人生最大の買い物が衝動買いでやってきた。リッケンバッカーのギターを　買っちまいました。10年ごしの恋が実った感じだ。マジずっと欲しかったんだ。青色の330。宝としてこれからめでます。ライブも無事終了しました。方々からの好き勝手バラバラな意見が面白くて仕方ない。バンドは生き物です、なんて嘯くなら、こりゃまさに生ものの反応。しばらくはセンセーショナルでいたいのだ。先生そげなこと痛いですか。関係各所に刺激を残しに引き続き動きます。いやぁ。楽しい。次は7/29（火）＠下北沢Basement Barです。BGM:As If I Hadn't Slept / Idlewild

  2008年06月16日

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• We Are All Prostitutes

  ギャー！！フジロックすげーーー！！！！！！！！！！！！http://www.fujirockers.org/08/?p=278マークスチュアート出演だって！！！！す、すげーー！！！！！！！！！！！！！！テンションもおかしくなったところで、ではギターでも探しに行ってきます。そういえば昨晩「マジックアワー」を見ました。「映画見たーー」、って感じだった。「笑の大学」「十二人の優しい日本人」あたりが三谷さんだと僕は好きで、ちょっとそのへんの作品とはテイストが違うけど、音楽でも何でもそうだけど、ホントに好きな人が作っているものを見ると、清々しい気分になるな。笑いました。金かけたヲタク芸。きっと映画ヲタクが見たらたまらないオマージュが大量にあるのだろうな。「アフタースクール」も最高だったけど、いい邦画見ると、刺激になる。さぁ今宵は言葉遊びがんばろ。それはそうと、直前に下北のCCCでコーヒーラムを飲んでたらキセルの「春の背中」（「magic hour」収録）が流れて、世の中には素敵な偶然がたくさんあるなとそう思った。「magic hour」は最高のアルバム、今年のベストアルバムです。BGM:We Are All Prostitutes / The Pop Group↓カモンカモン↓6/15（日）＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/出番：20:30～フジのルーキーに出るバンドも出るそうな。

  2008年06月14日

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• And those golden faces are under 25

  taicoclub最高でした、ボアで飛んでジムオルークで号泣しました。あんないい空間ないわ。また行きたい。特急で爆睡、ウィーザー丼はまったりではなかったけど素敵な空間でした。そんなこんなで25歳になりました。もう決して若くはないかも。まだ決して老いてはいないだろう。ポールウェラーは街で輝いてるのは25歳以下だけだ！と17歳のときに歌った。クソガキの戯言といえばそれまでだけど、輝けるうちに輝けることをしよう。夏が来たらやるべきことをやろう。ということかと。さて日曜はライブです。新しいマテリアルも直前まであーだこーだやる感じになりそうですが、僕自身が一番楽しみです。どうせなら時代が変わらないと。遊び来たもう。6/15＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/出番：20:30～来てくださる方は一言いただければ。ひとまず平日をやりぬく。仕事の多さは圧迫だがまったく負けたくなーい。納得か。BGM:Prelude 110 or 220 - Women Of The World / Jim O'Rourke↓ウィーザー丼はこんな感じのセットでした。曽我部恵一バンドを家のCDデッキに忘れてきたことが悔やまれすぎる！！1stM79 / Vampire WeekendGood Old Days / The Lodger十字路フリースタイル / レギイネThe King Is Half Undressed / JellyfishThe Loser / Roger Joseph Maning JR.Please Don't Ever Leave Me / The CyrcleForever / The Explorer's ClubPork And Beans / WeezerBuddy Holly / WeezerTroublemaker / WeezerI Just Threw Out The Love Of My Dreams / WeezerLast Romantic Days / The RentalsHigh Up Above (Demo) / Weezer2ndPig / Weezer手紙 / キセルCrazy One / Rivers CuomoHere Comes My Baby / Yo La TengoThe Drifter / Roger Nichols and Small Circle Of FriendsDancing In The Moonlight / ToploaderJaxtapozed With U / Super Furry AnimalsThe World Has Turned And Left Me Here / WeezerAlways / WeezerOnly In Dreams / Weezer

  2008年06月10日

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• The Weight

  ageとこう日曜いらしゃいいらしゃいそして近づくtaico club楽しみ！　そして忙し忙しや=w==w==w==w==w==w==w==w= Red Album発売記念！ 広島で1994年からスタートした、 ウィーザー＆泣き虫ロックイベント「ウィードーザン」を6/8（日）、東京で半年振りに開催します。 広島の音楽BAR SEA CAKE STYLEの定期DJイベント weezerばっか流してたから「ウィーザー丼（ドン）」 リヴァースがライブのMCで間違えて発音してから「ウィードーザン」 リヴァース髭時代が遊びに来たりライブ盤に名前出されたりAM Radioがゲロ吐いたりたまに有名人がDJに来たり、 話題はそれなりにあったけど今日までまったりゆったり開催中。 普段は漫画とか置いてます。 「クラブで盛り上がらんような曲もでかい音で聞きたい」 そんな思いで、 音楽はインディーからメジャーまで、邦楽から洋楽まで、=w=はレア音源からB面まで。 泣き虫ロック中心でお届けします。 （＊結構盛り上がるかもしれませんが、あまり盛り上がらないかもしれません） もちろん今回はRed Album大フィーチャー。豚も豆も猫も杓子もかけまくります。 「ウィーザーは好きだけど夜は寝たい」 そんなあなたのニーズを満たす22時締め。 「4時間立ちっぱなしはだるい」 そんなあなたのニーズも満たす椅子あり会場。 「Red Albumまだ買ってない」 終わってからでもタワレコ行けるぜウィーザー丼。 「金欠だ」 800円1drinkの安心設定だぜウィーザー丼。 「というかクラブが嫌いだ」 開催地のedge endはクラブというよりバーに近く、一人でも入りやすい雰囲気です。 前回（2007．9）は予想以上の賑わい大入りでした。畳み掛けて定期開催にこぎつけなかった面倒くさがりなひねくれたメンバー達ではありますが、今回も音楽好きがたくさん集まって話せる素敵なイベントにできたらなと思っております。 皆様のお越しをお待ちしております。 =w==w==w==w==w==w==w==w= 6月8日（日） 18:00-22:00 ウィードーザン＠東京 「ボートラはメリクリ」 place:渋谷edge end http://www.edgeend.com/ DJｓ： あんこう じゅん チャド 早乙女 KATANA（THREE OUT DISCO） HP （セットリストあり） http://wdzn.hp.infoseek.co.jp/ mixiコミュニティ http://mixi.jp/view_community.pl?id=690046 =w==w==w==w==w==w==w==w=

  2008年06月04日

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• Something For The Weekend

  この仕事に段落はなく短絡な僕はよく働く楽したいまくしたてても得しない　今朝の天気は妙に奇特付録袋とじ開くあの感覚　そんな感じの休日を願っとくトッドラングレンと二階堂和美の間のある連続性を思うソウルミュージックアルグリーンがスピーカーで歌う週末の始まりです久々に予定しっかりフリーな週末来週はtaico clubとウィーザー丼、その次の週はライブ変な人に追っかけられるから妙にここにも書きづらいけどやることも仕事もいっぱいです　しばらく何にも手を抜かないと誓うのは違う　なんせ僕は横着そして無謀なのです　あれもしたいこれもしたいもっとしたい両手じゃ抱えきれない　ってか次のライブはこんな具合に決まりました。まるでモグワイの不具合、そのくらいはやかましいが満を持してこのバンドを自慢します遊びきたもう　耳かっぽじって震えたもうあぁ早く自慢したいなぁ、もう6/15（日）＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/20:30～予定ちなみに次決まってるのは7/29（火）＠下北沢Basement Barフジロックの次の火曜日たあ社会復帰する気皆無ですコイツらあ、バンド名は「mazis」になりましたこれ実際マジすマフスの近くに並ぶと嬉しい実際僕のCD棚だとMassive AttackやMatthew SweetやMaximum Joyの隣に並ぶ　わ、最高じゃん右隣はMC5だなそんな風に妄想はとまりません正直に申そう、たまりませんジャンルなぞには固まりません流行なぞにもはまりません東京弁にはなまりませんそのあたりを皆様にプロミスあなたの脳に染み込む井戸水　の振りした日本酒そんな刺激を約束しましゅちょっとその前にインフロントオブ前に来週日曜は安らぎ泣き虫空間「ウィードーザン」告知も遅れましたね、以下詳細です。渋谷の喧騒の片隅で、泣き虫ないい曲をあったかく酔っ払って聞くそんなイベントかとA SO BI KI TE!!6/8（日）東京ウィードーザン ＠渋谷edge end 18:00～22:00 ￥800（with 1dr） Red Album発売記念な趣き。名盤な予感じゃよ！では皆さんよい週末を。BGM:Karen Revisited / Sonic Youth最後に最近よく聞いてるのはこんな羅列漁ったり引っ張り出してきたり　すべてに便利なiTunesサンキュー最低なスティーブジョブスTalking Heads「The Name Of The Band Is Talking Heads」Maximum Joy「Station M.X.J.Y」M.I.A「Kala」「Arular」Yo La Tengo「Fakebook」MGMT「Oracular Spectacular」Foals「Antidotes」The Pop Group「We Are All Prostitutes」キセル「magic hour」志人「Heaven's 恋文」R.E.M「Accelerate」A Tribe Called Quest「Check The Rhyme」Shingo2「緑黄色人種」曽我部恵一バンド「キラキラ！」Roger Joseph Manning JR.「Solid State Waerrior」The Roots「Phrenology」Marvin Gaye「That's Stubborn Kinda Fellow」Jon Brion「Meaningless」Death Cab For Cutie「Narrow Stairs」Diga Rhythm Band「Diga」glimpse「Raum Mix Series」The Kinks「Lola VS Powerman」The Beatles「Rubber Soul」

  2008年05月31日

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• Check The Rhyme

  ご無沙汰してますが、一応生きてます。一応に憤り一様に生き通る。純粋さ透き通る。息を飲むように時期を読み四季の夜にいつも酔う。バンドやってます。寿人に心酔してます。酒飲んでます。ブリストル周りをまたよく聞いてます。3週間で曽我部3回見た。ドキドキした。時々ね。また書くが、書くよか寝たいやしばしは眠ろ。BGM:Time To Pretend / MGMT↑やっぱデイヴフリッドマンのドラムサウンドは素敵だなぁ。

  2008年05月19日

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• House In Motion

  Dance Musicに寄るなぁ、と思うたびロックに戻る。その逆も何度も繰り返し。偶然からBlankeyのラストライブの映像を久しぶりに見た。一瞬で僕は少年に戻った。焦燥感がすべてなら、ジャンルとかじゃないんだ。たとえば朝、曽我バン聞きながら会社に向かうときのあの言いようのないドキドキと、ある種とても似てるのかも。24歳のリアリティ。ベンジーのシャウトは、17歳の僕には最高のリアリティで、今でも断片だけで僕を17歳に戻す。マイクスタンドは、蹴り飛ばすためにあるんだ、と学んだ17歳だった。それにしても、思い出すだけでKAIKOOは胸が熱くなるイベントだった。記憶はどうやら完全に飛んでいた。よく先の日記を書いたものだ。そしてイベントを受けてセッションはますます加速。本当に今僕は、自分のバンドを早く世界に自慢したくてたまらない。Is This Itと聞かれたら、これだよこれ、と日本語で高らかに答えよう。受け止めるものを片端受け止めて、さぁアウトプットに、その現場に、どうぞご参加を。しばらくはこうして期待値をあおるしかないのが、至極残念。あぁ早く自慢したい、でかい口は大口のコミットメントだ。ただ春を待つように、鳴る場所に期待あれ。BGM:House In Motion / Talking Heads

  2008年05月01日

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• KAIKOO

  KAIKOO meets Revolution、素晴らしいイベントだった。インディペンデントの未来はインディペンデントで決めるよ。本当に、この国のアンダーグラウンドには何かが起こりつつあるように思う。Raw Lifeの頃にまかれた種が、より自由な形で今、芽を出しつつあるのかもしれない。変なきれいごとではない。本気で何かが始まっている確かな予感を感じる、圧倒的に自由で、開放的で、圧倒的に楽しいイベントだった。街頭におもむろ、なサウンドシステムに震え、中華街にてメシを食らい、イルリメにご無沙汰して春は始まった。Quietstormは神がかっていた。新しいBLUE HERBは泣けた。人多すぎだったけど。ぎゅうぎゅうの状態で、そっと、ではなく確かに背中を押されるような、芸術的な力強さ。友愛に基づいた信頼。彼らが説教云々で終わらない理由はたぶんそこにある。KODAMAさん常々深遠、REBEL FAMILIAの低音はマジ勉強になる、MSC意外におとなしかったが仙台から飛んできた曽我部は神がかっていた。ハブ酒にキマりながら改めて思う。何かが始まっているよ。乗り遅れたら損だぜ。BGM:魔法 / 曽我部恵一ランデブーバンド

  2008年04月27日

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• Budokan

  今日はチープトリックの「at 武道館」から20年の記念日、20年前と同じように武道館でギグがあったそうだ。感動的な話だなぁ。働いてましたけど、心がほっこりしました。仕事にサレンダー。そんなわけはないんだー。ともあれ毎日忙しさは尽きない。週末の「KAIKOO meets Revolution」だけを楽しみに日々生きてます。メンツすごすぎる。1日のうちにイルリメもMSCもこだまさんもブルーハーブもREBEL FAMILIAも曽我部もEYEもキセルも見れるなんて！！日本のアンダーグラウンドでは確実に何かが起こり始めている。確信を持ってそう思う。乗り遅れたらいかんぜよ。もはやジャンルとかじゃないんだ、情報過多の時代に雑食なんて言葉はもはや当たり前なんだ。強烈なビートに打ち震えるのも、跳ね回るメロディに涙するのも、たぶんまったく並列でよい。ただ自分なりのステップが踏めればよい。気づいたらミラーボールは回ってるはずなのだ。それで僕はというと最近は、日本のヒップホップと、トーキングヘッズと、マフスと、ソガバンと、Vampire Weekendと、チョモランマトマトと、BAKUと、レギイネ（この前対バンしたバンド。天才）と、glimpseと、XTCと、Tribe Called Questと、ミッキーハートのバンドと、Supergrassの新譜と、スクエアプッシャーと、ロジャーマニングと、ポップグループと、Vibratorsと、Burialと、などよく聞いています。何か、とうとう変なこだわりがなくなって、ボーダレスだ。音楽がすごく楽しい。自由なバンドのおかげだと思う。そしてGIANT KILLING（マジよい漫画）やらジパングの新刊に震え、ビールを飲みながらサンフレッチェを見、地下でしびれるセッションをし、ブランドに目配せしつつ、また月曜日に戻っていく。そして飲んだくれる飲んだくれる。自由の何たるかが少しわかった気もする、24の春かな。そしてそして。Weezerの新曲「Pork and Beans」。ここ数年の、いや、3枚目以降のWeezerのベストソング級の名曲なんじゃなかろうか？「El Scolcho」と「The World Has Turned～」を足しあげてBPMを1.5倍にしたような（違うか）最高のポップソング。ザクザクギターの心地よいこと！メロディーの胸をしめつけること！BGM:Pork and Beans / Weezer土曜日は大宮でイベントです！そのまま仮眠して横浜へ赴く予定。笑=w=復活でテンションがあがったので今回はパワーポップ祭りと早めの夏フェス祭り（つってもジザメリとかマイブラ）と、あとはぐちゃぐちゃダンスミュージックぐちゃぐちゃでやろうと思います。A SO BI KITE!!make believe vol.7 Day:2008/4/26/Sat Place:KING GEORGE OMIYA Time:10:00PM～5:00AM DJ`s are..... ☆mick Jubilee:http://mixi.jp/view_community.pl?id=552871 ☆akagawa ウィードーザン：http://mixi.jp/view_community.pl?id=690046 ☆takanori Guitar Pop Cafe:http://mixi.jp/view_community.pl?id=1018744 ☆SH end special GEST!!! ではよい週末を。

  2008年04月24日

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• A I TERU Door KARA SHI TSU REI SHIMASU YO

  フジロックに友部正人氏が出るという。それは楽しみすぎる！夕陽は昇る↑これは今検索して初めて見たけどマジで泣けるあいてるドアから失礼しますよ↑何度聞いても超名曲　ちなみにピアノは若かりし頃の世界の坂本教授思うにこの流れはニールヤングが出る流れだ。僕が出てほしいだけだけど。しかしジェイソンフォークナー、キセル、ビルラズウェル、クリブス。ちょっとずついいメンツになって来ました。Travisも「Selfish Jean」だけはめちゃ聞きたい。なんせありゃモータウンだもの！！プログレバンド（嘘）をやってるとは思えないこの趣味こそが、そしてその集合体こそが、たぶん今面白いバンドをやれている大いなる要因だ。週末は仕事で大阪へ。会津屋のたこ焼きなど食らい大いに上がる。吐息はズボンさ　夜風は電車さ　眠るあなたは炎の中さ大阪の友達に会うと、めちゃくちゃ楽しい一方で、ちょっとだけ凹むんだ、なんせ彼らは僕なんぞよりずっと純粋に音楽を愛していて、その語り口の熱っぽさや純粋さに僕は少しだけ涙ぐむくらい感激する。翻るたびヤクザな世界に身をおいている自分の汚さに、神様を裏切ったような気分になる。それでもドタバタと生きていくんだ。神戸で爆音を浴びながら、浴びるようにウィスキーばかり飲み、Mary ChainがカッコよすぎたりScreamadelicaが久々に聞くと超よかったりした。トッドラングレンがかかって「こんな曲ばかりかかるイベントがあればよいのに」と思った。そんなセリフは以前にもどこかで吐いた気がする。次に聞こえてきたのはBeach Boysの「Wouldn't It Be Nice」で、「I wish that every kiss was never ending」、まったくだよ、と思った。just walk away, てか。気づいたら記憶は完全になく神戸にいたはずが朝10時の京都だった。何時間電車で寝てたんだか。さて同じバンドがいた関係でバンド名をhinemosから「mozuk.」に変えようと思うのですが皆さんいかがでしょうか。ここまでくるともはやキッチュなのかダサいのかわからん。笑夜中にCureを聞き思ったこと。Cureがもっとも切なく聞こえるのは、狭い部屋より切なく聞こえる場所は、フジロックか狭いバーか。それは音質とかハコとかじゃないんだ。僕の去年のフジロックを作ったものは良くも悪くもそういうものだった。今もその残骸を眺めたり手を振ったり振れてなかったりしながら僕は日々を過ごしている。Don't Think Twice, It's All Right。そして今年もすぐに夏がやってくる。20代の荒野は10代とはまた違った趣き。頭を駆け回るキースムーンとメリーチェインノイズ！やっぱたまにはでかい音で音楽聞かんといかんな。BGM:Between Planet / The Jesus And Mary Chain

  2008年04月13日

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• You've Got Everything Now

  仕事を抜け出してModest Mouseを見に行ってきた。（仕事に戻ってこの時間となる羽目となった。。。）なんせジョニーマーである。ヨラテンのアイラ、田渕ひさ子、ジョニーグリーンウッドと並ぶ僕の憧れのギタリストである。（いやアイラと並べてTOP2か）そりゃもう感動したよ。アイザックのギターも歌いながら弾いてるとは思えないバカウマっぷりなんだけど、マーが控えめながら時々見せるキラキラしたフレーズにやはり反応してしまう僕なのであった。それにしてもModest Mouse、予想以上にライブバンドだった。「Dashboard」の楽器の絡み合いの素晴らしさと言ったら。思わずツインドラムにあこがれた。ギターやベースが歌うということ、リズムが主張せず主張するということ、ソングライティングの陰陽。学ぶべきところだらけだった。アメリカのインディーの懐はとことん深い。さて週末だ。とはいえ仕事で大阪に行くそうですよ。感覚OKか？BGM:359度は捨てる / Qomolangma Tomato

  2008年04月10日

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• This 08

  初めてのライブは無事終わって反応も上々でモチベも向上完成度、低音出音、騒音の度合い、課題は多大につき次なおそうそうそう、対バンのレギイネというバンドがマジでよくてね、どこにでも天才はいるもんだねおっと対バンよりまずは自分たちのことを話そうか口上よりビートが先に立ってた リズム隊がカッコよくてにんまりしてた愛用のYAIRIを放って先帰った　ステージ脇でノイズ聞きながら始まった感覚を持ってた初めてにしてはやりきった感覚はあるが　そんな枕が頭に付くうちはまだまだと思うよなはてさて朝まで飲む中で大人気なくまくしたてたもののやはり的を得られたところに腫れ物はつきもの我輩24にもなって小物まぁそれは置いておいて朝までは楽しく飲もうそれからその後に来たるブルーと戦おう　じゃあないかギターをトランクに忘れた、I was drunk too muchフランクに語らう我らが外人ドラマー　夜をよぎるドラマ　野島伸司的出来レースは決して信じないごもっともなご意見はすぐに吸収　報酬多いならそれを徴収し収拾はつかないが新しい音には常にアンテナ立てとくべきだな　軽はずみな新型ダンスミュージック発言は不謹慎だったな思うにわしは自分に関わるものにばかり拘る思えばポップソングを書き始めたころビートルズばかり聞いていたもんだぜ一人のそばにはエリオットスミス　ひねるならパートリッジスタイル　つんのめるならウェラーorアンディギル　日本語のことは名前をつけてやる今　標榜すれば　頂上に走る先人の表情は不敵　日本語からあふれ出る刺激　同時代　先進性　意識せずそこに自然に至る　それこそ毅然と光るマスターピーースBAKU,曽我部, イルリメ志人, Quomolangma Tomato, MSC, group inou, KEMUI, サ上にロ吉 etcなのる名のない友達の言葉鵜呑み　レコ屋を漁り　わかった　聞き耳の立つ場所がわかりやすく変わった　わかった　俺はやぱミーハーだ　リアリティなしじゃただの評論家だ　けど関わった瞬間そこが主戦場だ　ちょっとわかったよ同世代のシーンに確かに時代はあるって耳慣れたShing0やBOSSでさえ今までとは響き方が違うぜアル中な毎日はいまだリトルノイローゼニールヤングジェリーフィッシュリヴァマッカートニーマーモリッシーポップミュージックを愛する人間のダンスミュージックがどんなものやら　僕自身が多々興味あるから新しい物を作ろうとしよう音楽にかこつけて何かを知ろう拾う神を信仰　伸びた髪で些細な戦闘蛍光のない並行の成功に抵抗がないならそこであきらめようさぁ新しいバンドは始まったばかりだ紹興酒酔っ払ったブラインドタッチはここまでにしとくかもう一回？初めて？新しい音楽を作るために動くよ身近で鳴る際には　お楽しみにBGM:I Zimbra / Talking Heads

  2008年04月08日

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• These Things Take Time

  The Smithsのデビューライブはそんな曲で始まったらしい新しいバンドの初めてのライブの日がやってきました。今日はウォームアップギグなのでネット以外で告知してません。hinemos.4/5（土）＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/（駅から遠いらしいのでご注意）出演：19時～19時半今から来たくなったらチケ代おごりますのでお気軽にお声がけください。何というか、細かい完成度ではまだお金取れないけど、瞬間瞬間で確実にどっかに飛ばせるから、一刻も早く色んな人に自慢したい。面白いものが見たいなら、ぜひお越しあれ。Talking Headsなんて標榜しながらそんなに知性的にやるにはどうにも僕は日々にいらだちすぎてるみたいだ結局パンクロックが好きみたいだポップミュージックが好きみたいだP-FUNK、ヒップホップ、ダブステップ、リッチーホウティン、ボブディランあれもこれも好きみたいだ　わがままだそしてニールヤングが好きみたいだ彼はスクエアプッシャーが好きで彼女はゆらゆらエンパイアクレイジーなレーザーギターを乗せると出来てきたものは何だこりゃ21世紀型ダンスミュージック from asiaジャパニーズラディカルミネソタブレンドご賞味あれ。BGM:クレイジーな伊藤くんのギター

  2008年04月05日

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• Daysleeper

  一日があっという間なのは、一日が一日を一日と決めているからだと、書き殴るような感覚で今思いついた。眠ろう。Receiving department, 3 a.m.という表題曲の歌詞を、You'll see it in the color 3 AM.だとずっと勘違いしていたことに今気づいた、午前三時。マイケルスタイプの声って、たまに無性に聞きたくなるんだよな。新譜がまもなく出るそうだよ。「ヘイ、キッズ、ロックンロールだよ」BGM:Daysleeper / REM

  2008年04月02日

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• Lost Control

  渋谷で「Control」を見てからバンドの練習。モノクロの映像が美しく、終始どこか物悲しい。わかりきってる絶望的な結末に向かっていくのに、スクリーンから目が離せない。そんな映画。でも、過剰な重々しさはなく、ただ、「マンチェスターの空ってのはいつも曇り空なもんなんだよ」というような、あくまで日常に寄り添うリアリティがある。（まぁ、パンクだからね。）サムライリーがイアンカーティスになりきっててすごかった。繊細で、トゥーマッチにロマンチストで、悲しい耽美主義者。真面目すぎる不真面目なわがまま男。変な美化がなく、ただ、紡がれる言葉だけが美しかった。有名曲だけでなくて、学生時代に震えた「Candidate」の歌詞もフィーチャーされててうれしかったな。It's just second nature,it's what we've been shownWe're living by your rules,that's all that we knowI tried to get to you (3)Oh how I tried to get to you（「Candidate」）それにしてもそっくりだ。http://www.youtube.com/watch?v=6ZwMs2fLoVEhttp://www.youtube.com/watch?v=TWwclXfQQdY&feature=related素晴らしい映画でした。DVD出たら買うな。5日土曜日に新しいバンドの初ライブします。「hinemos」という新しいバンド。ホワイトファンク？　フューチャージャズ？　プログレポップ？　ドラムン・ロックンロール？　まだ自分たちでも自分たちをコントロールできないまま、毎週渋谷の地下でジャムってます。まずはウォームアップギグ。ひゃーまだ2曲くらいしか完成してないよ！　それでも音楽的に心から信頼できるメンバー、早く皆に自慢したい。えらい楽しいことになる予感がある。皆様お手すきでしたら、もしくは以後お近くに立ち寄りの際に、遊びに来てください。　4/5（土）＠西荻窪TURNINGhttp://www.turning-promotion.co.jp/tng/出番：19時～です。気づけば3年目の社会人生活がすぐそこに。忙しさ、ディプレス、空虚感、うまくやれないやるせなさ。受け止めて受け流して、それを何と呼ぶか思い悩みつつ、不器用でも何か生み出しながらやっていきますよ。今の僕はイアンカーティスのどの瞬間よりも年上で、ならばどうカッコつけても無様でもこれ至極もっともにつき、じたばたしてやろう、などと思う。BGM:Candidate / Joy Division

  2008年03月30日

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