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カテゴリ:本
いしいしんじさんを知ったのは、去年のフジロックだった。
クラムボンのボーカリスト、原田郁子ちゃんがソロアルバム を出すその前に、フジロックのちいさいかわいいステージで ライブをやった。 そのライブは、雨降りで寒かったのにひとりでカッパかぶっ てニヤニヤしながらほんっとうに幸せーな時間で、その時、 郁子ちゃんのソロアルバムに入る曲、というので紹介してた のが、いしいしんじさんの詩に、郁子ちゃんが曲をつけた 『かじきつり』。 女の子がある日海辺にふらりと出かけて、誘われるままにか じきつりの船に乗って、船長とお昼のサンドイッチをわけっ こしたり、かじきを釣り上げるのを見たりしてて、あれよあ れよという間に、3日後に結婚式をあげました、釣ったの かな?釣られたのかな?・・・っていうようなかわいい詩で、 郁子ちゃんのスペシャルな曲と歌声に酔っ払った私は、帰る とすぐ本屋さんでいしいしんじさんの本を探し、運良く文庫 のお手軽サイズを見つけて、それをそのまま土肥に持って いったのであります。 すごくふんわりとしてる。でもやさしいだけじゃない。 さらっとしてる。でも一筋縄じゃいかない。 そんなおはなしです。 『プラネタリウムのふたご』もとてもすき。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/01/18 11:09:24 AM
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