サボテンカフェ

2006/09/22(金)23:26

「あさきゆめみし」大和和紀

本(24)

わたしを、古典文学好き、平安好きにさせた、記念すべき漫画。 今日、無性に読みたくなって、夜、物置まで懐中電灯片手に探しにいってしまった。 ほぼ10年は物置に置かれていた漫画は、程よく湿っておりました。なぜだろう・・・。 ということで、読みかえしております。 なんだか・・・源氏ってやつぁーよう、と思いますね、やっぱり。 でも頭のすみっこのほうで、こんだけたくさんの人を一気に「愛してる」って思うことも、ま、あんのかもねぇ・・・なんて思ったりもします。 誰にも感情移入しないで読む。 ほとんどの物語をそうやって読んでいる気がします。 日常生活でもそう。 あっちの出来事も意見も、こっちの出来事も意見も、「そういうこともあるんだろうなぁ」って思う。 自分ならどうするかってのを、考えられない。 だから、「選択肢をつくりすぎてひとりで勝手に悩み過ぎだ」って、言われるんでしょうねぇ。 これもこうだけど、こうしたらこうじゃん、でもこうなるとこうだし・・・ なんて思って結論が出せないのがわたしです。 そして一番よくなさそうな結論を出してしまいがち。 困ったもんだ。 ・・・んなことより。 十二単が着たい! 姫さま、とよばれて、歌合わせとか香合わせとかやりたい! すっごい凝った恋文をいっぱいもらいたい! 和泉式部に、恋の武勇伝を語らせたい! 牛車に乗って祭り見物いきたい! 御簾のあっちとこっちでお喋りしたい! 安倍晴明に会いたい! ・・・暴走(笑)

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