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| ★円谷プロ
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テーマ:特撮について喋ろう♪(4366)
(「今週の三億円事件」改め) 第 17 回 ★シリーズ・怪しいひとたち(6) 身内を疑う辛さ ●事件翌年の昭和44年7月。警視庁地下取調室に捜査一課の五人の刑事が 秘密裏に集合。目的は疑わしき現職・退職警察官がいないかの極秘捜査。 理由は、犯人が警察官に扮していたことと、脅迫状の中に「ウンテンシャ」 「イマ一度の機会」など警察官がよく使う言葉が用いられていたこと。 五人の捜査員は、警視庁人事二課が保存・管理する顔写真の 付いた人事記録簿を約1ヵ月間に渡って精査。 ★重点調査項目は ・ 身長170Cm前後 痩せ型 ・ 普通自動車と自動二輪の免許を有している ・ 43年12月10日(事件発生日)以前に退職した者 ・ 現職警察官及び職員で事件発生当日が非番、または休んでいた者 ・ 色白・面長の人相 ・ 上司・同僚と上手くいっていない者 ・ 借金など、金銭面が怪しい者 ・ 急に金回りが良くなったと思われる者など。 ▲写真はパトロール氏提供。 あはれ、「白バイ仕様」にされてしまった 子供さんの自転車だろうか?(笑) (記事とは関係ありません) 41年以降の退職者から“疑わしき者”「80人」がリストアップされ、 さらにその中の6人が「A級(超疑わしき者)」と判定された。 ★その「A級」の中でも最も疑われたある人物がいた・・。 ●特命を受けた捜査一課管理官・高木庄吉(特捜本部三鷹分室のキャップ)と ほか二名の刑事が関係場所に聞き込みを開始。 疑われた警察官はベーチェット病(白内障の一種)で視力が左0.04。右0.01。 犯人は眼鏡を使用していなかったことから、偽装白バイを運転することは 不可能と判断。 しかも、本人は43年7月21日に手術を受け、警察病院多摩分院に入院していた。 それでも高木管理官は「コンタクトレンズ使用の可能性も有り」と 納得せず継続して捜査を行う。 その結果、8月になって「アリバイあり」「目の症状からも犯行は絶対に 不可能」と判断されることとなった・・。
エキストラは「朝鮮人民軍」一万人! プルガサリ 伝説の大怪獣 ★この作品は邦画ではない。なんと北朝鮮製作の怪獣映画。 レンタル店などで見かけて「ナンじゃこりゃ?」と思った方も 多いのでは? 日本側から東宝の特撮スタッフと怪獣役者が 招へいされ協力したが長い間日本では未公開だった。 ◆原題 : 不可殺/Pulgasari 1985年 北朝鮮 95分 スタンダード 監督・製作:申相玉 ◆日本側スタッフ 協力特撮監督:中野昭慶 撮影:江上憲一 美術:鈴木儀雄 ほか 協力:東宝映像 ◆プルガサリ演技 (幼体期) 小人のマーチャン(深沢政雄) (巨大化後) 薩摩剣八郎 ◆舞台は王朝時代の朝鮮、老鍛冶屋が獄中で 飯を練って作った小さな像に命が宿り、 鉄を食う怪物「プルガサリ」が誕生。 民衆の味方となって朝廷軍に立ち向かう・・。 北朝鮮での滞在記、撮影苦労話は左の著書、 「ゴジラが見た北朝鮮」に詳しいが、残念ながら 絶版。御興味のある方は探してみてください。 撮影は北京でも行われ、幼少期のプルガサリは 「ゴジラの息子」のミニラを演じた「マーチャン」 こと深沢政雄氏が演じた。(当時65歳!) 北朝鮮へ行って驚くのは道路に信号が無く、 ゴミ一つ落ちていない事、トイレットペーパーが 異常に固いこと・・だそう。 むろん、入国手続きは相当に面倒だったらしい。 そして宿舎はなんと金正日書記の別荘だった! お話は御当地の民話をベースに したもので、日本人が観ても ちょっと面喰らうような感じ。 しかしこれは北朝鮮の人には きっと最高に面白い映画なのでは ないか、という感じが不思議とする。 特撮は日本側スタッフの頑張りの おかげもあって、「チープな合成」 を除けば結構迫力があったりする。 「大魔神」と「キングコング」を 足して「ゴジラ」で割ったような 映画・・といえば分かりやすい? ●圧巻は本物の軍隊一万人を使った合戦シーンで、 さすがにこれだけの数の人間がウゴめくさまは観ていてスゴイ。 監督の申相玉という人は何でも失踪やら亡命やらを繰り返した人物で、 この怪獣映画作りも一筋縄ではいかなかったらしい。 ★未見の方は話のタネに、この唯一無二の「北の怪獣映画」、ぜひご覧下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「プルガサリ」‥‥モイラはロードショーで観ました。
北朝鮮の映画というので、オープニングに金総書記の肖像画でも出てくるのかと 内心いやな予感を覚えていたのですが、それはなく、ほっとしたものです。 いつも入りの悪い映画館が、このときは一杯でしたね。 (2007年05月12日 22時32分39秒)
「プルガサリ 伝説の大怪獣」、観ましたよ。でも、何故か「大魔神」と私の脳内でイメージが被ってます。
金日成(金正日?)が日本のスタッフを抱え込んで、しかも国を挙げて製作したっていうヤツですよね? 渡朝した日本スタッフも偉いと思うけど、制作費はナンボ払ってもらったのかが気になります。あ、それと何故か私は「ブルガザリ」と間違えて覚えてました(笑) 〔パトロールさん〕 貴方はオチャメな方ですね、まったく! でも、いくらなんでも自転車に赤色灯(ストップランプ)とはネ(笑) 〔怪しい人たち(6)〕 警察官の中には「コソコソやってないで、正面からかかって来い!」と自ら捜査本部に怒鳴り込んだ者も居たそうです。 しかし当時は警察官も含め、疑わしい人たちが実に多かったようですね。だから捜査本部も手が回らなかった……。これも、事件を迷宮入りにした大きな要因だと私は思います。 (2007年05月12日 22時42分34秒)
日本公開当時、かなり話題になったけど
見逃しちったなあ。 東宝特撮陣が招聘されたと聞いたけど、よく拉致されなかったなあ。 ご本家の金正日はかなりの映画好きだしね。 (2007年05月13日 06時58分54秒)
モイラ2007さん
おお!ロードショーで観ましたか。 スクリーンだと特撮場面はけっこう迫力あったのでは? ドラマ部分はさすがにちょっとついていけなかったりしますが。 もう二度とこの手のものが作られることはないとは思いますが 現在なら撮影協力に行く日本スタッフはいないかも? ---- (2007年05月13日 09時12分12秒)
クロベエ さん
どうやら手術は成功だったようで、とりあえず、おめでとうございます! そうそう、「プルガサリ 」は「大魔神」のイメージですよね。ズシン、ズシンと歩く姿とか。 しかし、この映画を観るときの姿勢というのは我々と北朝鮮の人とではまるで違うんでしょうね。 公開時、日本のある映画館では先生に引率された朝鮮学校の生徒で満員だったそうです。 私もじつはずっと「ブ」ルガサリだと思ってたんですよ。記事で紹介した本もそうなってます。 なんとなく「牛」=「ブル」って感じもあるし。 > パトロールさんの自転車 あれ、刷毛塗りできれいに仕上げるのは大変だと思いますよ。 まあ、パトロールさんなら楽勝でしょうが。 > 怪しい人たち(6) 警察が意地でもホシをあげたかった要因のひとつが、この「身内すら疑わなければならなかった」ってことでしょうね。 ----- (2007年05月13日 09時36分52秒)
Kim Jhon Carpenterさん
>あなたのそのニックネームで、この映画を観ていない、というのは許されないことです。 レンタル店にDVDがあるので拉致される前に必ず観ること! >ご本家の金正日はかなりの映画好きだしね。 そうそう、だから予算も湯水のように使ったらしい・・。 ----- (2007年05月13日 09時45分39秒)
特撮べーシストさん、
これ、まだ観てませんが、これのリメイクと言われる「ガルガメス」と言うのはビデオで観ました。 ミニラの装飾版みたいですが、やはり鉄を食べていました。 んんんんー何処の作品か思い出せないー (2007年05月13日 22時44分46秒)
愛チャン1753さん
>「ガルガメス」というのは知りませんでした!「ブルガサリ」のリメイクですか。 ちょっと検索してみたら1996年のアメリカ映画で、日本では劇場未公開のようですね。 (米が北のをリメイク!?) ポスターでは怪獣が「遠目には」ナニげにカッコよかったりしますね。 レンタルにありそうなので探してみます。 情報、ありがとうございました! ----- (2007年05月14日 09時10分04秒)
コレは、歴史的に考えても、非常に特異な映画ですね。
僕は未だ観た事が有りません。面白そうですね。 (2007年05月16日 21時14分50秒)
タイサク@FeelingNice!!さん
>コレは、歴史的に考えても、非常に特異な映画ですね。 そうなんですよ!日本と草津、いや、「日本特撮の技術の輸出」みたいなもんですな。 が、じつはそーいうのはこれだけではなく、次回記事で御紹介する・・(つづく) ----- (2007年05月16日 21時38分27秒) |
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