アナロ-ブログ

全29件 (29件中 1-10件目)

1 2 3 >

◆◆ 好きな邦画と 三億円事件再捜査 ◆◆

2007年06月22日
XML


三億円タイトル
24

 

              ★ 「S少年のこと」 ( 最終回 ) 

  

          「彼は自分で死を選ぶほど弱い人間じゃないと思います。
   
                                 ・・・頭は良かったと思う。
   
     でも”それ”を実行に移したかどうかまでは・・。もし、やっているとすれば、
     お父さんに対する当てつけ、だったと思います。でも、どう考えても、ひとり
     じゃ無理な気がする・・ あまりにも計画的で・・」
                              (事件から20数年後、S少年の女友達の話)

  
     ●S少年の父親は、Sが問題を起こして警察に捕まるたびにその身柄を
      引き取りに行った。運転免許証を取り上げられれば「仕事に必要だから。
      今後は必ず真面目にやらせるから」と警察から取り返してきた。

       そんな父親の姿は、S少年の目にはどのように写っていたのだろうか・・。


行員の証言S少年死亡の翌日、捜査
 本部は犯人の目撃者で
 ある現金輸送車の行員
 四人を通夜の席に呼び、
 遺体を「面通し」させた。

 決定打と思われた容疑者
 を失った警察にとっての
 苦肉の策だったが、不確
 かな記憶やプレッシャー、
 目をつむり、鼻に詰め物を
 した遺体を見ての証言

 後々の捜査に波紋を投げ
                                          かける結果ともなった。


調書 ←作成された証言表。
  
  見づらいが、
 「マユ・・生えぎわ似てる
           90%」
 「鼻・・良く似てる
           85%」
 「口・・口から小鼻が似てる
           80%」

  ・・などの記載が読める。

 
  最終的には、四人とも
  『平均すると、70%以上
  似ている』
との結論を
  出しているのだが・・。



    ●S少年、関根篤は少なくとも11月30日から12月6日までは立川市や福生町で
     不良仲間と遊んでいたことが明らかになった。

     が、母親は最後までこれを頑なに否定。事件当日の12月10日も「午前11時頃」
     に起きてコタツでテレビを観ていた・・とタイミングの良すぎる供述をしている。

     通夜の席で関根の女友達が「一週間ほど前まで一緒だったのに・・」と
     漏らすと、ここでも母親は厳しい口調で否定している・・           (おわり)


 
             ※参考資料・「今、明らかになる!/ 衝撃犯罪と未解決事件の謎」
             (日本テレビ「スーパーテレビ・情報最前線」/ 近藤昭二/ 編著 二見文庫)






  
特 撮
ネタバ
レビュー
                     「・・・・・・。」( ← 感想 )                   

          海 底 大 戦 争  




DVD タイトル製作=東映
(東京撮影所)/RAMフィルム 
1966.07.01 カラー スタンダード


原案 福島正実 脚本 大津皓一
音楽 菊池俊輔 特撮 矢島信男
監督 佐藤肇
出演
千葉真一 室田日出男
ペギー・ニール  岡野耕作
三重街恒二 菅沼正

★東日新聞科学担当記者・安部
(千葉真一)は、恋人の米・女性
カメラマンのジェニー(P・ニール)
から「米海軍の新型潜水艦実験の
際、海底で人間に似た不気味な物
体を見た」という情報を受けた。

翌日、安部は誰もが信じない物体
を確かめるためジェニーと一緒に
海底に潜ることに。彼らがそこで
                           見たものとは・・?


      ●これはわたしが過去に観た数ある特撮物の中でも三本の指に入る超駄作である。
    
    DVDの冒頭で「この作品は本編が古いためお見苦しい箇所が・・」と出るのは
    毎度のことだがこの映画、それに加えてフイルムが欠落してる部分があるらしく、
    真っ暗な画面が延々と続いたりする。
    ・・なワケで、早々と観るのをやめてしまったのだった。


千葉ほか三人半漁人 290x208.jpg
    
 ▲超マイナー作のためか写真が少なくて困った。  ▲この寄り目の半魚人がいきなりドアップで
  一部、他サイトから使わせていただきました。    登場。食事しながら観たりすると吹き出す
  スミマセン。(時々やってるけど)            ので御注意。悪いデザインじゃないんだけど
  若き日の千葉ちゃんは「劇団ひとり」に        ナンカ嫌いだなあ。この後、TV「悪魔くん」
  似てると書いたサイトがあり、笑いました。      にも登場しました。



海外版海底・ラスト

   
          ▲左は海外版ポスター。「SONNY CHIBA」の文字が見えます。
           この時期は「緯度0大作戦」といい海外との合作が多いですね。

           ところで「海底大戦争」と聞くとサンダーバードでおなじみ、ITC製作の
           「海底大戦争スティングレイ を思い出す人も多いのでは?

           わたしは小三の頃、遠足のおこづかいを使わずに残し、敵の潜水艦
           「メカニカル・フィッシュ」(深海魚みたいな奴)のプラモを買った思い出があります。
           小さなチューブ入りのプラカラーが付いてて(この量では全く足りない)、それを
           ブチュッとソファーにぶちまけてしまい、ものすごく怒られました・・






最終更新日  2010年11月17日 16時25分35秒
コメント(14) | コメントを書く


2007年06月15日


三億円タイトル
23

 

                ★ 「S少年のこと」 ( 3 ) 


    「もっとデカいことやるはずだったんだがな」 「デカいこと?」 
    
    「驚くなよ、銀行の現金輸送車をやっつけるつもりだったんだ」 「どこの銀行だ」
    「三菱銀行の立川支店さ。あそこからは明星高校に給料を届けているんだ。
    それをやろうと思ってたんだがよ」 「恐くなったのか」 「冗談じゃねえや。
    ちゃんと下見までしたんだが、仲間がみんなパクられちまって出来なくなったんだよ」

             (43年8月初旬・福生署にて。傷害容疑で捕まった仲間の少年の話)



検問●12月15日、立川署の刑事二名がSの自宅を訪ねた。
 応対したSの母親は「あれはいま外出しております」
 といった。
 二人の刑事は顔を見合わせた。「・・では、明日
 必ず出頭させるよう、御主人にもお話ください」

 このときSは家にいた。そしてそのやりとりを二階の
 自室で聞いていた。 間もなく父親が帰宅した。
 父はその話を聞くとSを激しく叱った・・。

 北多摩中央消防署に119番通報があったのは、
 その日の深夜、午後11時半ごろだった。
                         救急車が到着したとき、少年はすでに死亡していた。

新説・織田、小林  ベッドの横のテーブルに日頃の親不孝を詫びた
 両親宛ての物など遺書が計三通(諸説あり?)と
 二個のコップがあった。そのうち一個から強い
 青酸反応が出た。

 青酸カリは近所に出没するイタチを退治するため
 父親が天井裏に隠しておいたものだと後に供述。
 だがそれを包んだ新聞紙からは父親の左手親指の
 指紋一個が検出されただけだった。

 S少年の死に泡をくった捜査本部は翌日、現金輸送車
                         の行員四人を少年宅に呼び、「面通し」をさせた・・。
  ▲S少年がモデルの主人公を
   織田祐二が演じたTVドラマ
   「新説・三億円事件」(92.フジ)                            (つづく)              





MOVIE

   ★これ、意外にオモシロイ!

        汗を拭かない松方弘樹!

                                                                      
                     怪 竜 大 決 戦  
◆DVD 20%OFF!


                    製作 東映(京都撮影所) 1966.12.21
                    カラー シネマスコープ 85分

DVD企画 岡田茂 新海竹介 脚本 伊上勝
特撮 赤塚滋 国定玖仁男 監督 山内鉄也

出演 松方弘樹 小川知子 鈴村由美
    天津敏 林真一郎 大友柳太朗

●悪家老・結城大乗に父を殺された近江国・
 尾形城主の若君・雷丸(松方弘樹)は琵琶湖を
 小舟で逃げる途中、巨大な竜に襲われるが
 大ワシに助けられて飛騨国・蝦蟇ヶ岳に運ばれる。
 
 それから十余年、雷丸は一人前の忍者に育てられ、
 父の仇討ちの旅に出る。

★大ガマと巨大竜の壮絶な死闘を描いた特撮怪獣
 時代劇。「忍術児雷也」(1955年)のリメイクである。
 
 戦前・戦後を通じて、何度も映画化された"児雷也"は
 "猿飛佐助"と並ぶ忍術映画のスーパー・ヒーローで、
 演ずるは若き日の松方弘樹。ヒロインの姫君は小川知子。
 時代劇のベテラン・大友柳太朗が悪役を憎々しく演じて
                         いる。
                         当時の怪獣ブームを受けて東映が手掛けた異色の
                         怪獣映画である。


対決・大●昔、TV放映されたのを
観たような観てないような。

この大ガマが「赤影」にも
やたらと登場したので記憶
がゴッチャになっている。

写真は琵琶湖畔の城のセット
で実際は床に水が張られる。
よく見るとバックに脚立や
スタッフが見える。

二大怪獣の決闘はラストの
15分足らずだがここだけは
大掛かりなセットで結構
見応えがあったりする。

                                           怪獣の造型も秀逸。

   
        ●「ワタリ」「赤影」など、この頃の東映特撮時代劇は、大友柳太朗のスケベったらしい
         笑いと、天津敏のドスの効いた超低音がひとつのカラーになっていると思った。


蝦蟇の上大蜘蛛 ●ほかに大グモ、大ワシが
 登場。大グモは苦戦する
 ガマを助けに空を飛んでくる!

 実はこの大グモ、うちのトイレに
 住み着いている5センチ以上は
 あるクモにそっくりなのだった!
 (笑)

 ガマはのどが動く仕掛けが
                                          あったりで感心した。


造型中 2●左は「巨大デコレーション
 ケーキ」製造中・・ではなく
 造型中の大ガマ。
 右は巨竜の目を仕上げ中。

 キャラクター造型は「ガメラ」
 「仮面ライダー」などの
 エキス・プロダクション。





知子・弘樹三人

         ▲綱手という娘役の小川知子が可愛いのに驚いた。当時、まだ17歳!
          
              大友柳太朗 演じる大蛇丸がじつは父親と発覚するが大友のセリフが
              「そういえば昔、行きずりの娘(つまり綱出の母)に手を出した・・」
             
                 こういうトコ、当時は意味がわからなかった部分ですな。



   ●ひとつだけツッコミたい!琵琶湖の小舟の上、少年が敵忍者に水中へ引き込まれるが
    松方サン、舟の上で少年の名を叫び続けるだけ。普通、飛び込んで助けるだろう!
    全然泳げないのか、着物を濡らすのがイヤだとゴネたのか??
    
    さらに陸へ上がって少年の名を呼び続け、しかも少年、無事に地面に横たわってる!
    さすがは「仮面ライダー」でおなじみ、「超御都合主義」の伊上勝脚本だ。

                  さあ、この点も含めてあなたもチェックしてみませんか?






最終更新日  2010年11月17日 16時15分00秒
コメント(33) | コメントを書く
2007年06月09日


三億円タイトル
22

 

                     ★ 「S少年のこと」 ( 2) 

    
特捜 ●S少年の存在は当時、マスコミに大きく取り上げられる
  ことはなかった。それはS少年の父親が現職の警察官
  であり、警察の威信にかかわるこの捜査を極秘裏に進
  めていたこと、そして結果的に捜査陣がS少年には直
  接接触することが出来なかったからである。

  三億円事件の当日事件発生の連絡を受け、緊急配備
  についたS少年の父親は、「もしや」という思いで息子の
  様子をうかがうため、警察の車両で自宅前を通っている
  いる。
  車庫にオートバイがあるのを確認し、家の中の様子を
  伺うと、再び任務に戻った・・。

   
                        ●そして、事件5日後の12月15日深夜、                 
ポスター   関根少年は自宅で青酸カリを飲んで死んだ。

   青酸カリの包みには、なぜか父親の指紋だけが
   残されていた・・
 

 

 ★情報筋・K氏のマニア向け分析
               「わたしはこう見る」

 『平塚八兵衛をはじめ特捜本部はどうして少年の
 追及を打ち切ったのか。新宿の「白十字」という
 スナックの店主の「少年は朝方まで一緒に居た」
 という証言を信じたというのは不可解である。
 
 確かに、少年が鑑別所にいたときに多摩農協への
 脅迫がおこなわれ、信託銀行への脅迫状の切手に
 付いていた唾液の血液型と少年の血液型は違う。
 
                      だからといってシロというのはいかがなものか。
                      切手など、誰かに貼らせればいいことだし、共犯が
                      脅迫状を書いたということも考えられたはずなのに・・』


                                              (つづく)





MOVIE
    ★怪獣化していく異形の孤独
                   戦え!不死身の火野正平!
                                                       
                                 
バ  ラ  ゴ  ン
     フランケンシュタイン対地底怪獣  


フ・ポスター
製作=東宝 / ベネディクト・プロ 
1965.08.08 90分 カラー 東宝スコープ

製作 田中友幸
脚本 馬淵薫     音楽 伊福部昭  
特技監督 円谷英二 監督 本多猪四郎


出演 ニック・アダムス 高島忠夫
    水野久美 土屋嘉男 沢井桂子

フランケンシュタイン 古畑弘二 中尾純夫
バラゴン        中島春雄

●第二次大戦末期、ドイツから日本に
 「フランケンシュタインの不死の心臓」が
 持ち込まれ、15年後、それは一人の少年
 へと成長していた。
 その急速な成長は止まらず人間の数倍の
 大きさとなって収容された研究所から脱走。
 
 一方、秋田油田に出現した肉食の
                            地底怪獣が白根の宿泊客を襲った・・。

 ★DVD
           ●珍しくカルトとはいえない有名な作品を取り上げてしまいました。
            やっぱり東宝特撮はこの頃までが一番充実してますね。
            「地底怪獣」に「バラゴン」とふりがながあるのがカッコイイ。



青い決闘出演者

 ▲二頭(?)の戦いは岩を投げつけたりと楽しい。 ▲左より水野久美オネエさま、高島忠男、久美
  翌年に始まる「ウルトラマン対怪獣」の基本形?   オネエさまにビールをお酌してもらうシーンに
                                 嫉妬(笑)、ニック・アダムス。   


水野・フラメイク中←(左)
フランケンシュタイン
を理解するのは久美
オネエさまだけ。でも
ちょっとビビッてる?

←(右)
メイク中。演じたのは
ズブの素人の古畑弘
二氏で医者の息子さ
んだそうです。





バラゴン ★究極の怪獣リサイクル!「MOTTAINAI !」


 ●怪獣ヲタクの間では基本中の基本ですが、本作登場の
  バラゴンはその後、円谷プロの「ウルトラQ」「ウルトラマン」
  で首をすげかえて再利用され続けたことで有名。
 
  むろん、時間と経費の節約という理由が大きいのですが
  オーソドックスな「地底怪獣型フォルム」であること、
  そして何より、円谷英二と東宝の密接な関係なしには不可能な
  「究極の怪獣リサイクル」なのであった!

  東宝から「貸し出された」バラゴンは四体の怪獣に変身し、
  最終的に東宝映画「怪獣総進撃」で再びバラゴンに戻され
  最後のお役目を果たした。本当にご苦労さまでした。
  


パゴスネロンガマグラガボラ

 ▲まず「ウルQ」18話  ▲「マン」3話「科特隊  ▲レッドキングVSチャン  ▲森永チョコボールの
  「虹の卵」でパゴスに  出撃せよ」のネロンガ  ドラー戦に恐れをなし、  キョロちゃんみたいな
                               ビビッて逃げたマグラ   くちばし?がガバッと
                                               開いて驚いたガボラ

  
   ●マグラを除いて、演じたのはゴジラ俳優・中島春雄。つまり「中身まで」同じなのであった!




タコ海外版ラストではなぜか唐突に巨大なタコが登場。
 「おいおい、山の中だろう」などとツッこまず、
 素直にそのサービス精神を楽しみましょう。

 ラストが国内版と海外版では違っていたり、他に
 TV放送用など四種類ほどのバージョンが存在する
 らしい。
 
●この作品で好きなのはフランケンがイノシシを
 捕まえようと掘った穴に自衛隊の戦車が落ちて
 「人形」の隊員が「大丈夫です」
と言ったり、その
 イノシシもとても良く出来たミニチュアが走ってたり・・
                          
   
   バラゴンが馬小屋を襲うシーンもあり、恐怖におののく馬までがミニチュア。
   実際の馬小屋で撮影することも可能なのに、重要なのは「わざわざ手間のかかる
   方法を選んでいる」こと。なんていうか、「特撮屋の意地をみた」っつー感じです。

            ●さあ、何度も観た方も観てない方も、この機会にいかがですか?






最終更新日  2010年11月17日 17時42分38秒
コメント(12) | コメントを書く
2007年06月02日


三億円タイトル
21

 

                 ★ 「S少年のこと」 ( 1) 


    『立川グループって、主にSを絡めた話で非常にリアリティーがあるのですが・・
     元々立川グループなるものは存在していないって御存知ですか? 三多摩地区の
     不良少年少女の総称なんですよ。色々な小さいグループがあり、その都度その都度
     くっついて悪さしたり、遊びに興じたりの若者たち。でも事件を起こした犯人は、
     その周辺に居た人物だということは間違いないでしょう。』 
(※情報筋・K氏、談)

    ●その「S少年」、関根篤には、疑われても仕方の無い、多くの符合があった。


S少年 ☆昭和42年、空き巣や傷害で補導され保護観察
          処分に。
 
 ☆43年、強盗で執行猶予つき有罪判決を受けた
       のち8月、恐喝罪で練馬鑑別所送りとなる。

 ☆9月4日、練馬鑑別所から茨城の養護施設への
        移送中に脱走、自宅へ逃げ込む。

 ☆9月24日、国立市内の飲食店で傷害事件を起し
   10月1日、立川署が関東一円に指名手配。

                           ・・といった尋常でないワルっぷりに加えて・・


名簿 ★(とりあえず)モンタージュ写真に酷似している。 
 
 ★オートバイの運転が巧みで車の免許も所有。
  現場の地理に詳しい。 

 ★車、バイクの窃盗常習犯だったが車を盗む場合、
  三角窓を破ってドアを開け、エンジン直結で盗難。
 
 ★仲間に現金輸送車を襲う話をしていた。
 
 ★三億円事件9ヶ月前の43年3月、立川駅北口の
   スーパー稲毛屋に二人組の少年が押し入り
                        火のついた発炎筒をダイナマイトに見せかけて
                        現金12万7千円を奪った。(ただし関根は関与せず)
                         
                             (※下線部分は三億円事件と共通)


   ●しかし関根には警察が頭を抱えるある問題があった。父親が現職警察官だったのだ。

                                                (つづく)



  
【25%OFF】[...

【25%OFF】

 3,780円


   ★戦後16年目のカタストロフ
              一家団らんのちゃぶ台を「核」が襲う!
                                         

                    世 界 大 戦 争  


戦争DVD.jpg製作=東宝 1961.10.08 110分
カラー 東宝スコープ 多元磁気立体音響

製作 藤本真澄 田中友幸
特技監督 円谷英二 監督 松林宗恵

出演 フランキー堺 乙羽信子 笠智衆
    星由里子 宝田明 白川由美


●戦後16年、東京が焼け野原から世界有数の
 大都会へと復興したのはささやかな幸福の
 ために人々が懸命に働いたからに他ならない。

 田村家では娘の冴子と航海士の高野の
 結婚が決まり、喜びに包まれていた。

 しかしそんな折、世界情勢は急速に悪化、
 ベーリング海では連邦国、同盟国の戦闘機が
 交戦、ついに「人類最後の」戦争が始まる。

 人々のささやかな幸福は灰と化すのか・・。

 
        ●ある意味、こんなに不思議でリアルな「近未来SF」もない。

         庶民の平和な暮らしぶりを「これでもか」というほど見せておきながら、
         映画は救いようのない絶望的な結末へと向かう。

         そこに助けに来てくれるヒーローなどいない。逃げ出す術はない。

潜水艦戦闘機女神

  
      ●この映画の恐怖とは、普段なら自分の帰りを待っていてくれるはずの
       愛する人たちがいなくなってしまう、その恐さだと思う。

       人が傷ついたり、死んでいくような描写は一切、ない。
       「核」を扱いながら、こんなにコンパクトで小奇麗な「戦争」映画はない。
       本物の戦争を体験した松林宗恵が監督にしては、ものすごく意外な感じがした。


光芒黒い太陽
 

 出演者←出演は、中央上から時計回りに 宝田明、
 なぜか上戸彩に激似の星由利子(当時17歳!)、
 この作品では妙にオバハンくさい、愛しの白川由美サマ
 (幼稚園の保母役)、さすがの貫禄、♪君はフランキー堺
 ( 「ファンキー・モンキー・ベイビー」の節で )、
 昭和30年代の「ニッポンの母親」を好演、乙羽信子

●この作品、テーマの割には大作扱いというほどでも
 無かったのか、あまりお金がかかってる感じはしない。

 米のミサイル基地の特撮セット(下写真)ではトラックや
 重機が動き回り「サンダーバード」を彷彿とさせる円谷特撮が
 楽しめるがファンには有名な世界の名所が核爆発で
 吹っ飛ぶ一連のシーンは見るからに小さなミニチュアで
 円谷英二はミニチュア特撮というより「ジオラマ」での
 表現、と割り切ったのではないか、とすら思ってしまった。
                       (そんなワケねーだろ)


水槽円谷

 ▲水槽の水に絵の具を落とし、逆さまに      ▲連邦側ミサイル基地セットにてジープの
   したカメラで「きのこ雲」を撮る・・。         模型のチェックに余念の無いオヤジさん・・
   ええっ?アレってこんな小さいんスか!?
  

    
  ●明日、食卓を囲むあなたのお宅へ飛び込んでくるかもしれない「突撃!隣りの晩ノドン」!
   そんな現在(いま)だからこそ、観ていただきたい一作です!






最終更新日  2010年11月18日 17時42分53秒
コメント(10) | コメントを書く
2007年05月28日

 
三億円タイトル

20

 

     ★モンタージュの男 (後編) 2本のライン - 「ある少年」の影


こんな顔
 ●モンタージュ写真では見づらいがヘルメットには
 蛍光テープが2本貼ってあるのがなんとかわかる。
 
 現金輸送車の行員はそこまでは記憶しておらず、
 モンタージュ写真作成時にもそのような証言はしていない。
 
  ところが、特捜本部が「あえて2本」にしたのだ。

 
初恋当時、都内の白バイ隊員のヘル
メットの蛍光テープは1本だった
が三多摩地区(第八方面部隊)
の場合は2本だった。

事件が府中市で行われたから2
本にしたというのは建前で、実は
重要人物のある少年の情報を得
るため、捜査本部はその少年の
父親が所属していた第八方面部
隊のヘルメットに合わせて2本の
蛍光テープにしたらしい。

   ▲映画「初恋」より。    父親のヘルメットは事件前年に    
                   白バイの車両庫から紛失
                   (実は盗難に遭っていた)

パレード
  特捜本部は警察庁を通じ、各都道
  府県に警察備品が紛失していない
  かの調査依頼をしている。


  ●その重要人物である少年とは
    まぎれもなく「S」である。
 
    次回よりその話題に移ります・・

        (情報 / マニア・K氏)






 ★三波伸介に喰われた?ダイゴロウ 異色怪獣人情喜劇                     

           円谷プロダクション 創立10周年記念作品                           
                   

  
 怪獣大奮戦
           
ダイゴロウゴリアス

DVD製作=円谷プロ 配給=東宝
1972.12.17 85分 カラー

製作 円谷一 満田かずほ
脚本 千束北男 音楽 冬木透
美術 池谷仙克
特殊技術 大木淳 中野稔
監督 飯島敏宏

出演
犬塚弘 三波伸介  三角八郎
矢崎友紀 小坂一也 小林昭二
天地総子 小松政夫

★原子力潜水艦の爆発事故で眠っていた
 怪獣が出現、自衛隊によって退治されるが
 怪獣は生まれたばかりの子供を残していた。
 
 ダイゴロウと名付けられた怪獣は大食漢、
 膨れ上がる食費に困った政府は成長を
                           止める薬の使用を決定する。
                           その頃、宇宙から大星獣ゴリアスが飛来した。


  ●円谷プロが創立10周年を記念して製作した唯一(だと思う)の劇場作品。
  懐かしの「東宝チャンピオンまつり」の一作品として公開された。

  もう20年以上も前か、円谷プロとピープロ(マグマ大使、宇宙猿人ゴリなど)の
  25周年(?)記念のオールナイト上映会が渋谷東映であり、たしかそこで上映された
  のだが、ほとんど寝ていたのでまともに観たのは今回初めて。


ダイゴロウゴリアスDの母

 ▲ダイゴロウの母。
  生まれたばかりの
  子供を守るために大暴れ。
  自衛隊の新兵器に倒れる。
  この髪の毛のためか、
  火炎は合成されている。
                                         ちゃんと乳房まである。
 ▲カバとレッドキングの    ▲ゴリアスの腹部のディテールは
  あいのこ?ダイゴロウ。    同時期のTV「ファイヤーマン」の恐竜にクリソツ。



D VS G.1●怪獣造型は私が激リスペクトする高山良策氏。

ダイゴロウの手足は実物大の物も使用され
作り物然としているものの、効果を上げている。

この作品、合成シーンがやたらと多い。
ウルトラシリーズなどでは「予算がかかる」
と制限されていた、と聞いてたけど。

ただし、怪獣の登場シーンは意外に少なく
お話も意外なほどあっけなく終わってしまう感じ。




三波伸介トイレ
   ▲ダイゴロウさえ喰っちゃてるような
    三波伸介の熱演がイイ。写真はゴリアスの      ▲ダイゴロウ専用トイレ。
    背中の上でワイヤーで吊られている。
    左はクレイジーの犬塚弘、右、三角八郎 。


  
      ●(以下ネタバレ)それにしてもラストで悪い怪獣ゴリアスをロケットで宇宙へ
   還すなら、(円谷プロお得意) なぜダイゴロウの母親は殺してしまったのか。
  
   子供たちに「命の尊さ」を教えたいなら、ちょっと片手落ち・・なーんて思ったオレです。

  ●それでも見所はふんだんにあるし、円谷怪獣ファンなら見ておくべき作品ですよー! 






最終更新日  2010年11月18日 22時36分09秒
コメント(15) | コメントを書く
2007年05月22日

三億円タイトル

19

 


          ★モンタージュの男 (前編)  10年前の遺影


     ●三億円事件についてちょっとでも詳しい人なら、これは周知の事実ですが・・。

       事件発生11日後の昭和43年12月21日(平塚八兵衛著書では22日)、
       「三億円事件の顔」とも呼ばれた有名な「モンタージュ写真」が公開される。
       しかしこの写真、じつは事件の1年半前に死亡していた男性の顔写真を
       ほぼそのまま使ったものだった。


モンタマスクS

 
   ▲犯人は鼻、口もマスクでスッポリ隠していたらしいので、実際には中央の写真の感じか。
    「目は口ほどに・・」とはよく言ったもので、これでもイメージは変わらない。
    もっとも、あまりに見慣れすぎたせいもあるが。

    右写真の男性こそ、このモンタージュのモデルになった人物で調布市のブロック工事
    会社社長。写真は18歳のときのもので、酔ってケンカをした際ナイフを所持していた
    ため「銃刀法違反」の逮捕歴があった。
(これを書いていて「オウム真理教」の事件で
    「ドライバーセット」を持っていただけで同罪で逮捕された信者がいたのを思い出した。)

    男性は28歳の昭和42年4月8日、埼玉県朝霞市内の工事現場で突然崩れ落ちてきた
    ブロックの下敷きになり、死亡した。あまりにも不幸な最期だった。

    ●昭和49年暮れ、平塚八兵衛氏はテレビ出演の際、三億円事件の手配ポスターの
     モンタージュ写真部分を破り捨てている・・
                                             (「後編」につづく)





   ★「超健康優良児」ワタリに白土三平氏

      大激怒!? 「赤影」プロトタイプか

                                         
                大忍術映画 ワタリ  


ワタリ1 製作=東映(京都撮影所) 1966.07.21
 カラー シネマスコープ  82分

 原作 白土三平 脚本 伊上勝 西村俊一
 特撮監督 倉田準二  監督 船床定男 


 出演 
 金子吉延 牧冬吉 村井国夫 
 本間千代子 ルーキー新一 大友柳太朗
 

●諸国を戦乱の嵐が吹きぬけていた時代、
 伊賀の里では百地三太夫を頭とする百地党と
 藤林長門を首領とする藤林組が対立していた。
 
 その争いの中、虫けらのように殺されていく
 下忍を救うため、一人の少年忍者が現れた。
 その名はワタリ・・
 
●原作はいわずと知れた白土三平の人気マンガ。
 少年マガジンの表紙や巻頭カラーで紹介されて
 いたのを思い出す。
                           映画は観る機会がなく、この歳でやっと初鑑賞。
 

  ●オッサンになってから観た感想は「赤影だなー・・」
   それもそのはず、ワタリ役は青影の金子吉延、「爺」役に白影の牧冬吉、
   特撮監督の倉田準二は赤影の監督だしスタッフもほぼ共通なのだった。

対決jump.120x239.jpg

  ▲敵キャラも全身、真っ赤なボディペイントでまんま「赤影」。    ▲このスタイルを見ると
   左端の紅一点、「敵九の一」は残念ながらブ〇なのだった。     「怪獣王子」のタケル  
                                           を思い出す。


空中下忍

●それにしてもワタリはぷくぷくの健康優良児で
                            当時、「こんな少年忍者はいねえよ」と
                            ツッコんだものだった。


  ●ワタリ役はおそらく、演技力の点で金子吉延以外にいなかったのだろう。
   「だいじょーぶ!」の青影みたいな軽いキャラではなく、やや渋めの役柄
   なのだが時々、金子の三枚目の地が出そうになるのが可笑しい。



牧忍者辰巳

 ▲「爺」役、白影の牧冬吉。この   ▲「日光江戸村よろしく!」  ▲百地党首領・大友柳太朗
  イメージが最も白土漫画に近いか?


 
     ●今まで知らなかったのだが、原作者の白土三平はこの映画を観て激怒したらしく、
      企画されていた続編はおろか、以降、東映との縁は切れてしまったのだそうだ。
      (東映は仕方なく、横山光輝原作の「仮面の忍者赤影」をTVでスタート)
      
      なんでも、脚本段階でクレームを付けていたのに全くイメージと違う仕上がりに
      憤慨したらしいのだが・・。  ま、確かに漫画のイメージとは違いすぎますわな。


蛾しかしねえ、そもそも小説にしろ漫画にしろ、原作の
イメージ通りに仕上がったものの方が少ないわけで。

よしんば、白土三平氏のイメージ通りに完成したとして、
子供が観て面白い映画かどうかというのはまた別問題。
ま、この映画、お世辞にも傑作とはいえないけど(笑)。

左矢印大胆なアニメ合成を随所で使用。これがナニげにイイ。

●あなたもこの「怪作」をその目で確かめてください!!






最終更新日  2010年11月19日 18時56分30秒
コメント(12) | コメントを書く
2007年05月17日

        (「今週の三億円事件」改め)
三億円タイトル

18

 

      ★シリーズ・怪しいひとたち(最終回) トラメガとプロパン屋


     ●犯行現場に残されていた偽装白バイのトランジスタ・メガホン。
      これは電気工事の現場から盗まれたものと平塚八兵衛らは断定している。

追跡じつはこのトラメガ、質屋に入っていた
時期がある。

驚くことにその質屋に入質したのが現金
輸送車の後ろで停止していたトラック
「ミツウロコ・プロパン」の元社員だった!

これもまた単なる偶然なのか?

この男はとんでもないゴロツキで窃盗の
常習者だった。平塚八兵衛らはやっきに
なって自白させようと試みたが、元社員
はのらりくらりとかわして、決定的な
証拠もつかめなかった。今でもこの男が
一枚噛んでいたと考える捜査員もいる。


 ▲昭和44年12月6日、毎日新聞        ★なお、「オマケ情報」として、犯行に使われた
   夕刊の写真にトラックを合成          偽装白バイは警視庁の「資料室」に今も保管
   しようとして失敗(笑)。             されている。ナンバーが付いているかどうかは
                             不明。むろん、一般人が見ることは出来ない。


                         ●次回より新章・「モンタージュの男」をお送りします。




 (「今週の熱い一冊!」
     改め 下矢印
資料、死霊?
 ★ふたりの真犯人 - 三億円の謎

            三好徹 光文社



 三好徹の著書では 「三億円事件の謎」というのが欲しいのだが
 入手できないので仕方なく買った一冊。まだ半分も読んでいない..

 「長編推理小説」と銘打っているが登場人物の新聞記者の目を
 通した筆者の見解にも思え、純粋な小説という感じはしない。
 自分としては楽しんで読めそうな一冊。 (だったら早く読め)
三好徹の本
                                   




    ★早い話が「キングコング」

       金髪美女サマンサに釘付け!

                THE MIGHTY PEKING MAN                       
           北 京 原 人 の 逆 襲

  
DVD
日本公開:1978年3月 91分/カラー
製作:ショウ・ブラザース(香港)


監督    ホー・メン・ファ
特殊技術 有川貞昌 川北紘一
       富岡素敬 久米攻 ほか
造型    村瀬継蔵

★冒険家ジョニー(ダニー・リー)は世間を騒がす
原人探しの旅に出発、原人に襲われるが幼い頃に
飛行機事故でただ一人生き残り、原人に育てられた
ブロンド美女サマンサ(エブリン・クラフト)に助けられ
る。彼女の協力で原人を捕獲、香港へ輸送するが・・



★またしてもこれは邦画ではなく、1977年製の
香港映画。前回の北朝鮮映画「プルガサリ」同様、
日本から特撮スタッフが招かれたが当初の「大魔神」
系スタッフが途中で「ゴジラ」系スタッフに交代したり
と、なかなかスムーズにはいかないのだった。


ビル谷間村瀬氏

 ▲しかしこんなにデカいんだから「北京原人」    ▲競技場のセットも相当お金がかかっていて
  じゃないと思う(笑)。香港市街のセットは       満員の観衆まで配置されている。が、やはり
  ビルに洗濯物があったり精密に作りこまれて     何故かリアルじゃないのだ。どうやらこれ、
  いるが何故かリアルに見えない。当時の日本    照明や撮り方に問題があったようだ。右は
  ではとてもこんな贅沢は出来なかったはず。     原人、その他の造型を担当した村瀬継蔵氏。



本    ●製作当初は大映の「大魔神」の黒田義之氏率いるチームが
      特撮を担当したが撮影途中でビザが切れるなどの理由から
     東宝の有川貞昌氏らのチームに交代。着ぐるみも新造された。

都市破壊  ●上の写真、資料は左画像の
 「怪獣とヒーローを作った男たち」
 (特撮映画研究会・編 辰巳出版)
                 より。
  
  特撮ファン必携の一冊だが
  残念ながら現在、絶版。
  探す価値あり!!



ナイスバデー    ●それにしてもこの作品、北京原人よりも金髪美人のサマンサに
    ばかり目が行ってしまうので困る(笑)。だって時々、ビーチク
    見えちゃったりするんだもん。おまけに細いTバックはいてるしー

おおっと! 左矢印びっくり
 ウッシャー!(笑)鼻血ブー!(古い)
 ドサクサに紛れてのサービスショット
 ですが本編にはこんなシーンは無く、
 DVDの特典にあります。

 これでこのDVDを買う気になった方も
 多いことでしょう(?)


 
   ●この作品もまた相当なお金がかかってるハズですが、やはり「ソコハカトナキB級のかほり」
     プンプン。お話はまんま「キングコング」ですのでどなた様もお気軽に楽しめることと思います。






最終更新日  2010年11月20日 14時52分15秒
コメント(16) | コメントを書く
2007年05月11日


     (「今週の三億円事件」改め)
三億円タイトル
17

 


      ★シリーズ・怪しいひとたち(6)  身内を疑う辛さ


     ●事件翌年の昭和44年7月。警視庁地下取調室に捜査一課の五人の刑事が
      秘密裏に集合。目的は疑わしき現職・退職警察官がいないかの極秘捜査。

      理由は、犯人が警察官に扮していたことと、脅迫状の中に「ウンテンシャ」
      「イマ一度の機会」など警察官がよく使う言葉が用いられていたこと。
      
      五人の捜査員は、警視庁人事二課が保存・管理する顔写真の
      付いた人事記録簿を約1ヵ月間に渡って精査。


                       ★重点調査項目は
                                
     ・ 身長170Cm前後 痩せ型 ・ 普通自動車と自動二輪の免許を有している

     ・ 43年12月10日(事件発生日)以前に退職した者

     ・ 現職警察官及び職員で事件発生当日が非番、または休んでいた者

     ・ 色白・面長の人相 ・ 上司・同僚と上手くいっていない者

     ・ 借金など、金銭面が怪しい者 ・ 急に金回りが良くなったと思われる者など。


info.pt.jitensha.a.info.pt.jitensha.b.

      ▲写真はパトロール氏提供。 あはれ、「白バイ仕様」にされてしまった
       子供さんの自転車だろうか?(笑) (記事とは関係ありません)




        41年以降の退職者から“疑わしき者”「80人」がリストアップされ、
        さらにその中の6人が「A級(超疑わしき者)」と判定された。

           ★その「A級」の中でも最も疑われたある人物がいた・・。

    ●特命を受けた捜査一課管理官・高木庄吉(特捜本部三鷹分室のキャップ)と
     ほか二名の刑事が関係場所に聞き込みを開始。

     疑われた警察官はベーチェット病(白内障の一種)で視力が左0.04。右0.01。
     犯人は眼鏡を使用していなかったことから、偽装白バイを運転することは
     不可能と判断。
     しかも、本人は43年7月21日に手術を受け、警察病院多摩分院に入院していた。        
     それでも高木管理官は「コンタクトレンズ使用の可能性も有り」と
     納得せず継続して捜査を行う。

     その結果、8月になって「アリバイあり」「目の症状からも犯行は絶対に
     不可能」と判断されることとなった・・。




プルガサリ/伝説の大怪獣

プルガサリ/伝説の大怪獣

DVD 2,249円 送料無料!!

    ★北の国から怪獣映画・予算は使い放題

       エキストラは「朝鮮人民軍」一万人!

                      
         プルガサリ 伝説の大怪獣


  ★この作品は邦画ではない。なんと北朝鮮製作の怪獣映画。
   レンタル店などで見かけて「ナンじゃこりゃ?」と思った方も
   多いのでは? 日本側から東宝の特撮スタッフと怪獣役者が
   招へいされ協力したが長い間日本では未公開だった。



n_605gnbf5018pl[1].jpg  ◆原題 : 不可殺/Pulgasari 1985年 北朝鮮
    95分 スタンダード   監督・製作:申相玉
  
  ◆日本側スタッフ
  協力特撮監督:中野昭慶 撮影:江上憲一 
  美術:鈴木儀雄 ほか   協力:東宝映像

  ◆プルガサリ演技
  (幼体期) 小人のマーチャン(深沢政雄)
  (巨大化後) 薩摩剣八郎


  ◆舞台は王朝時代の朝鮮、老鍛冶屋が獄中で
   飯を練って作った小さな像に命が宿り、
   鉄を食う怪物「プルガサリ」が誕生。
   民衆の味方となって朝廷軍に立ち向かう・・。



プルガサリ・着ぐるみと説明文

ゴジラが見た北朝鮮

 北朝鮮での滞在記、撮影苦労話は左の著書、 
 「ゴジラが見た北朝鮮」に詳しいが、残念ながら
 絶版。御興味のある方は探してみてください。

 撮影は北京でも行われ、幼少期のプルガサリは
 「ゴジラの息子」のミニラを演じた「マーチャン」
 こと深沢政雄氏が演じた。(当時65歳!)

 北朝鮮へ行って驚くのは道路に信号が無く、
 ゴミ一つ落ちていない事、トイレットペーパーが
 異常に固いこと・・だそう。

 むろん、入国手続きは相当に面倒だったらしい。
 そして宿舎はなんと金正日書記の別荘だった!




プルガサリ・メイキングお話は御当地の民話をベースに
したもので、日本人が観ても
ちょっと面喰らうような感じ。

しかしこれは北朝鮮の人には
きっと最高に面白い映画なのでは
ないか、という感じが不思議とする。

特撮は日本側スタッフの頑張りの
おかげもあって、「チープな合成」
を除けば結構迫力があったりする。

「大魔神」と「キングコング」を
足して「ゴジラ」で割ったような
                               映画・・といえば分かりやすい?

  ●圧巻は本物の軍隊一万人を使った合戦シーンで、
   さすがにこれだけの数の人間がウゴめくさまは観ていてスゴイ。
   
   監督の申相玉という人は何でも失踪やら亡命やらを繰り返した人物で、
   この怪獣映画作りも一筋縄ではいかなかったらしい。

  ★未見の方は話のタネに、この唯一無二の「北の怪獣映画」、ぜひご覧下さい!






最終更新日  2010年11月21日 16時34分59秒
コメント(10) | コメントを書く
2007年05月05日


 (第16回)  今週の
億円事件
    ★シリーズ・怪しいひとたち (5)  
 
       "つぐない"? 寄付を繰り返す男


  
 ●昭和44年1月から4月にかけ、「三鷹市社会白バイ・シート
  福祉協議会」と文京区の「日本チャリティー・
  プレート協会」に合計40万円以上が寄付された。

  
寄付は三鷹市にある複数の郵便局から振込み
  で送金された。(通常はほとんど現金書留だった)
  
  受け取った協会は多額の寄付ということもあり、
  三億円事件特別捜査本部に通報。捜査本部は
  事件と無関係と思いながらも一応の捜査を開始。
 
  結果、振込み人の住所や氏名は架空のものと
                          確認されたが筆跡から全ての振込みは同一人物
                          のものと断定。が、その先の捜査は進展しなかった。

  ▲先日、コメント欄を賑わした「偽白バイに引っかかったシート」の件で
   「クロベエ氏」より情報提供あり。
シートは確かに左側のサイドスタンドに
   引っかかっている。  (昭和44年2月13日毎日新聞夕刊 「ミステリー三億円(4)より)



info.pt.hermet.game.a.info.pt.hermet.game.b.

     ▲大好評の「お宝写真シリーズ」、今回はパトロール氏提供のヘルメット、手袋、
      そしてなんと三億円事件をモチーフにしたらしき「ボード・ゲーム」!!


      商品名は「現金輸送ゲーム」(笑)!さすがに「三億円事件ゲーム」ってワケには
      いかなかったらしい。これ、ハゲしくやりたいぞー! 中身も見たいなあ・・




   ★クラスに必ずいた・・

      「ゴジラ対ガメラ」を観たと言い張るヤツ


             GAMMERA THE INVINCIBLE
          大 怪 獣 ガ メ ラ  



    ★記念すべき「昭和ガメラシリーズ」第一弾。この前年、大映は「群獣ネズラ」なる
    作品を企画するが、使用したのが大量の実物のネズミでいうことを聞かないうえ、
    ダニが発生するなどの騒ぎで製作は中止となった。

    ゴジラに遅れること11年、「ネズミがダメならカメ」とばかりに企画された大映初の
    本格怪獣映画に白羽の矢が立ったのはデビュー作でコケたある新人監督だった・・



ポスター 製作=大映(東京撮影所) 
 1965.11.27 79分 白黒 ワイド

 企画  斎藤米二郎 脚本 高橋二三
 音楽  山内正    美術 井上章
 特殊撮影 築地米三郎 
 監督    湯浅憲明

 出演 
 船越英二 霧立はるみ 山下洵一郎
 吉田義夫  左卜全  ほか

 ★北極海上空で原爆を搭載した
  国籍不明機が米軍に撃墜され、爆発。

  氷の下から8千年の眠りを覚まされた
  エスキモーの伝説の怪獣ガメラが出現。

  北海道・襟裳岬に上陸したガメラは
  灯台から落下した子供を救うのだった・・。



      ●意外にも一作目はモノクロ。強くカラーでの製作を勧められたらしいが
       低予算と大映初の本格的怪獣映画ということで冒険は避けたらしい。


東京タワー火焔
 
    ガメラ企画の発端はワンマン経営で有名な
    永田”ラッパ”雅一社長が飛行機の窓から
    カメに似た島を見つけて思いついた、とか
    撮影所近くの神社にいた「女性がお参りに
    来たときだけ顔を出すスケベガメ」がモデル、
                                など諸説があるらしい。


kodomo.jpg北極

 ▲怪獣ブームにあやかろうと、松竹が「ギララ」  ▲北極のシーンでは船から逃げ出す船員たちが
  日活が「ガッパ」を公開したが、たった一作の    合成されていたり画面の隅々までよく見ると
  命だったのに比べ、ガメラが好評を博して      細かい工夫がなされている。特撮は都市破壊
  シリーズ化されたのは「子供好き」という      のシーンあたりまではイイのだがB級予算の
  設定によるところも大きいのではないか。      せいもあってかその後息切れするのが残念。



yuasaガメラの演出はどの監督にも断られ、第一回監督作品
「幸せなら手をたたこう」('64年大映)が大コケしていた
この湯浅憲明氏(04年没)に回ってきた。 祖父母、父、
叔父、叔母が俳優という環境に生まれ、子役も経験した。

●「ガメラ」社内試写での話。

永田雅一社長以下、おえら方が観ている中、
出来が悪いので社長のカミナリが落ちると思った
撮影所長が「えらいこっちゃ」と映画が終わった途端に
    
  「まあ社長、こんなもんですわ!」
                          すると社長、  「オモロイやないけ!」
                          周りのおえら方も「いやあ、オモロイですなあ」

ガメラと監督
  大映がジワジワと倒産への道を歩む時代の中、
  湯浅監督は残る昭和ガメラ作品7作をヒット・
  シリーズに育て上げ、その後はTV「おくさまは
  18歳」「刑事犬カール」「コメットさん」「ウルトラ
  マン80」などで活躍した。

  これらの楽しいエピソードは
  「ガメラを創った男/ 評伝 映画監督・湯浅憲明」
  (唐澤俊一/ 編著)
  で読めるが残念ながら現在、絶版・・






最終更新日  2010年11月22日 11時51分17秒
コメント(18) | コメントを書く
2007年04月30日


 (第15回)今週の

詐称事件

  筆者・「明日で32歳」(!?)スペシャル


    ●うららかな春のある日、わたし宛に宅配便が届いた。
     「品名・プラスチック製品」とある箱を開くと・・



kurobee.heru.2.290x210 あっ!!これは!?

 送り主は・・やはりクロベエ氏だった!
 これは前々回、息子さんが被っていた
 物とは別モノとのこと。

 前回のパトロール氏の写真にもかなり
 対抗意識を燃やしているらしい(笑)。

 私はこれを「少し早い誕生日プレゼント」と
 勝手に解釈した(笑)。

 クロベエ氏、ありがとうございました。
 家宝にさせていただきます!




kurobee.heru.ura.193x150kurobee.heru.mic.190x150kurobee.heru.kanagu.193x150


kurobee.heru.mark.190x150 【 ご本人の解説 】
 
 ● ヘルメット: トーヨー・セーフティー社製
 ● ヘルメットインナー: 現行品を一部切断して加工 
 ● 耳ひも:  現行品
 ● アゴひも: 当時の紐で自作 ● アゴひも止め: 自作
 
 ● マイク: 昭和40年代、電電公社で使われていた物。
        (電話交換手用ではなく、工事作業用と推測)
 ● マイク取付け部: 市販のステンレス金具
 
                     ● 徽章: 交通巡視員の物(新品) ● 蛍光テープ: 市販品
                     ● 接着剤: 当時と同じ工業用セメダイン  (所々、接着剤が
                            ハミ出してますが、「犯人は細かい所は気にしない                            
                            だろう」という推測の元、わざと乱雑に作りました)
  
 【 ご本人からの使用上の注意 】

 ◆ ドカヘルでオートバイを運転することは道路交通法で禁止されております。
 ◆ 「当局」使用の物と酷似した徽章を使用しているので、
   公の場で被るときには注意が必要です。 (※ちょっとその勇気はないっス)
 
 ◆ 被るときは、家族に見られないように!(※娘に見られて以来、口をきいてくれません)
 ◆ 被ったときに、ニヤケないこと! (※ムフフ・・)





 【送料無料】 DVD/大魔神 デジタル・リマスター版/ 2602円  音符 BGMコレクション 大魔神  

titol.kouhen



takayamamajin.sutu 大魔神の造型はウルトラ
 怪獣で有名な高山良策氏。
 
 造形物は
 「怒りのスーツ」「はにわスーツ」
 「高さ5.5mの実物大の魔神」
 「武神(はにわ)胸像」
 「実物大の手、足(二脚)」
 「崩れる武神像」で、
 
 高山氏は大映京都近くの
 旅館に三ヶ月間「カンズメ」
 にされ、作業した。


   ●一作目「大魔神」の併映、「ガメラ対バルゴン」のバルゴンも氏の製作で大魔神の製作中も
    東京の円谷プロから「ウルトラマン」の怪獣製作のため早く帰ってくれと矢の催促をされている。 
                     

はりつけ台 290x162watanabe                

  ▲右の大魔神、黒い地面、逃げ惑う城兵    ▲その「合成作画」の名人、渡辺善夫氏。
   以外は全て「絵」である。              TV「マグマ大使」のロケットやゴアの円盤、
   これぞ、「昭和のCG」だ。             「スペクトルマン」のタイトルなど、作品多数。     




                    ●第二弾「大魔神怒る」
                      1966年8月13日 公開 
ikaruhashimotohaniwa
wareru-umi
  
   写真中央は大魔神を演じた橋本力氏。 ▲     湖すらも切り裂いて進む「水魔神」。 ▲
   元・プロ野球選手で大映作品の脇役を        モーゼの「十戎」をヒントにしたこの
   多数演じた。「ドラゴン怒りの鉄拳」で         名シーンは京都・鴨川上流のせきで
   ブルース・リーと共演。鋭い眼光を生かし       撮影した素材を左右に合成した。
   「妖怪大戦争」のバラモン、「ガメラ対         大魔神は仏映画「巨人ゴーレム」
   宇宙怪獣バイラス」の宇宙人も演じた。        ('37)をベースにしている。


                                                              
                    ●第三弾「大魔神逆襲」
                     1966年12月10日 公開
gilyakushiyuuhoutou.187x135.jpgkodomo
 ▲三作目で初めて腰の宝刀を抜いた「雪魔神」。子供たちが大
   活躍する痛快編。 右写真、下中央は「マグマ大使」のガム役、
   二宮秀樹。
マグマ大使の放映中、突然ガム役が別の子役に代
   わったことがある。それはこの作品に出演するためで、小一の
   私のクラスでも「ガムがヘンな奴に変わった(笑)」と話題になった。


     ●大魔神は悪がはびこり、その怒りが臨界を越えたときに現れ、行くてにあるものを
      ナギ倒し、「怒りをしずめてくれ」との「人の心」に触れたとき、風のように去っていくのだ・・






最終更新日  2010年11月22日 17時51分37秒
コメント(33) | コメントを書く

全29件 (29件中 1-10件目)

1 2 3 >

PR


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.