2007/11/15(木)20:53
悶絶!腰椎椎間板ヘルニア闘病記~その12・原因不明~
8月13日。
手術から4日経過。
足の状態は全く変わりません。
ベットでぐったりと横になっていると、銀ブチ先生がやってきました。
銀:「調子はどうですか?」
J:「痛いです…。」
銀: 「手術の傷の痛みが増えただけ、というような感じですか?」
J:「はい、そうです(←涙目)。」
銀:「そうですか…。ヘルニアはキレイにとれているんですけどね…。」
なんだか考え込むような仕草の銀ブチ先生。
J:「先生、あの…。この状態って、リハビリがんばれば良くなるんですよね?」
JAMの半分願望のような問いかけに対し、銀ブチ先生の回答はこうでした。
銀:「いや、そうとは言い切れません。」
えっ!
そうとは言い切れません…。
てことは…。
このまま治らないかもしれないって事…?
あまりにあぜんとして、声も出ないJAM。
銀:「明日ニコ大先生が来ますから。JAMさんの今の状態を話して相談してみますね」
と言って、銀ブチ先生は去ってしまいました。
あいかわらずクール…。
それにしても。
手術してヘルニアはなくなったわけだから、
この痛みは、きっとリハビリをがんばれば良くなると思ってた…。
でも、自分でそう思い込んでただけだったんだ…。
一人ベットに取り残されたJAMは、年甲斐もなくグスグスと泣くばかりでした。
8月14日。
午後になって、ニコ大先生がJAMの部屋まで来ました。
ニ:「足、まだ痛いんだって?」
J:「そうなんです」
ニ:「うーん。ちょっと足上げてみようか」
ニコ大先生は、JAMの足を上げたり下げたりと状態を確認しましたが、そのたびにかなりの痛みが出るJAM。本当に手術前と大差ありません。
そして。ポロッと出たのがこの一言。
ニ:「…なんでこんなに痛いのかわからないなぁ。」
ええっ!
お医者さんって。
結構傷つく言葉を平気で言うよね…。
ニ:「もう少し様子を見て、ダメならブロック注射をしましょう。」
注射…。
仙骨ブロック注射、痛かったよな…。
手術したのにブロック注射…。
聞いたことないよ、そんなの…。
ニコ大先生が去った後も、しおしおと落ち込むJAM。
でも今、冷静になって考えてみればわかる事なのですが。
手術したのにブロック注射をやらなければならないということは、
手術した部位以外に悪いところのある可能性が高いからなのだと。
新たな問題は、うすうす見えてきていたのです。
そして午後4時過ぎ、部屋に銀ブチ先生が登場しました。
銀:「JAMさん、術後これだけ痛みが治まらないのはちょっとおかしいです。ニコ大先生とも話し合ってみたんですが、ブロック注射をやります。」
J:「はあ…そうですか…。ブロック注射って、仙骨ブロック注射ですか?」
銀:「いえ、神経根ブロック注射です。」
えええっ!
神様。
JAM、今おそろしい言葉を聞いた気がするんですが。
神経根ブロックやるんですか?
JAMが?
マジで?
一応JAMは医療事務経験者。
総合病院勤務でした。
神経根ブロックがどれほど痛い注射なのか、
知っていたので始末におえません。
体が、ブルブルと震えだしました。