「電信柱?それとも電信棒? 日常の中にある日本語の小さな謎」
ある午後、Aさんと近所の散歩道を歩いていたときのこと。ふと空を見上げて、私はつぶやいた。「このあたりの電信棒も、だいぶ年季入ってるね」すかさずAさんが笑いながら言った。「え、電信棒? それ、電信柱の言い間違いじゃない?」私はちょっと苦笑して返す。「いや、“電信棒”って呼び方もあるんだよ。昔とか、地域によってはね」Aさんは半信半疑の表情。「ほんとに〜? 聞いたことないけど」「意味は同じだよ。どっちも電線支えてるやつだし」「どうみても棒みたいに細くないじゃん。」わたしは返す言葉もなく、Google先生に質問してやっと納得してくれたが、最後にAさんがぽつり。「……でもやっぱり、電信柱のほうが正しい気がするな」私は笑って、うん、とだけ返した。▪️ちょこっと豆知識「電信柱」は、今では全国的に使われる言い方ですが、「電信棒」もかつては普通に使われていた言葉。戦前や昭和初期の文献などで目にすることがあり、地域によっては高齢の方がいまもそう呼んでいることがあります。言葉って、意外と奥が深いですね。▪️日本語の奥深さを知りたい方に日本全国 なるほど都道府県の名前由来辞典 [ さがわゆめこ ]▪️ミニチュア好きな方にぴったり!20個モデルミニチュア街路灯HOゲージLEDウォームホワイト1:100 , 3個.電柱▪️あとがき何気ない言葉の違いで、ふと会話が盛り上がる――。そんな日常のひとコマが、ブログのネタになるのってちょっと楽しいですよね。ブログに書き残しておくと、自分自身の言葉の記録にもなります。読んでくださってありがとうございます!気に入っていただけたら、コメント・いいね・フォローもお待ちしています♪