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テーマ:雑学(890)
カテゴリ:小話
ある午後、Aさんと近所の散歩道を歩いていたときのこと。 ふと空を見上げて、私はつぶやいた。 「このあたりの電信棒も、だいぶ年季入ってるね」 すかさずAさんが笑いながら言った。 「え、電信棒? それ、電信柱の言い間違いじゃない?」 私はちょっと苦笑して返す。 「いや、“電信棒”って呼び方もあるんだよ。昔とか、地域によってはね」 Aさんは半信半疑の表情。 「ほんとに〜? 聞いたことないけど」 「意味は同じだよ。どっちも電線支えてるやつだし」 最後にAさんがぽつり。 「……でもやっぱり、電信柱のほうが正しい気がするな」 私は笑って、うん、とだけ返した。 「電信柱」は、今では全国的に使われる言い方ですが、「電信棒」もかつては普通に使われていた言葉。 戦前や昭和初期の文献などで目にすることがあり、地域によっては高齢の方がいまもそう呼んでいることがあります。 言葉って、意外と奥が深いですね。 ▪️日本語の奥深さを知りたい方に ▪️ミニチュア好きな方にぴったり!
何気ない言葉の違いで、ふと会話が盛り上がる――。 そんな日常のひとコマが、ブログのネタになるのってちょっと楽しいですよね。 ブログに書き残しておくと、自分自身の言葉の記録にもなります。 読んでくださってありがとうございます! 気に入っていただけたら、コメント・いいね・フォローもお待ちしています♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.16 08:51:49
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