テーマ:医療福祉について(1)
カテゴリ:ご立腹!
今日は昨日の日記に書いていた悩みの種について
書こうと思います。 書き込みには過激に思われる文章もあるかと思いますが 正直な気持ちですので、不快に感じた場合は 読むのをやめていただいて結構です。 その上で長文になりますが、できれば最後まで読んでいただき 感想、ご意見等お聞かせいただけたらと思います。 このHPに前から来ていただいている方は御存知かと 思いますが、私の7歳になる子供は先天性の心臓疾患です。 今までに大きな手術を2度経験し、今も毎日朝晩に 薬を服用し定期的に診察も受けています。 そして4,5年に一度入院して精密な検査を行っています。 (いわゆるカテーテル検査です) この治療代だけでもかなりの高額になるのは うっすらとでもおわかりいただけると思います。 しかし今までは小児慢性特定疾患制度を受けており、 ほぼ治療代は免除となっておりました。 ところがこの4月からこの制度が受けられなくなるというのです。 理由は制度の見直しにより、高額の所得者、そして障害の重度によって適用がきかなくなり、我が家は外されることになったのです。 薬代だけでも毎月バカにならず入院や検査、ましてや手術などになると 莫大な費用がかかることになります。 この費用をこれからは自分たちで払いなさいというのです。 薬はまだしも入院してカテーテル検査になると50万近く、 手術になると、息子が2歳の時に受けた手術は1500万だったそうです。 そんな額を払えるわけがないじゃないですか! この制度を受ける可否は所得で決まるようですが、私の年収をいくらと思ってるんでしょう? たかだか600~700万の年収の人間にその倍以上の治療費を 払えというのです。 国は子供が次に大きな手術を必要になったときに払えないなら 死ねと言っているようなもんです。 もちろん私だって子供のためになんとかして金をかき集めようとはするでしょう。 でも限度もあります。 今までも多くの障害者手当をカットされてきました。 どれも国や市の財政上赤字でどこかで支出を削っていかないといけないなかで、私たちに背負わされるのです。 これまでもカットされるたびに不服申し立てをしましたが 結果が覆ることはありませんでした。 今回もおそらくダメでしょう。 ここで問題なのは、子供は先天性の心臓疾患で生命保険などに入ることが出来ないと言うことです。 普通ならば保険に入っていれば入院したり手術しても 保険金が支払われますが、我が家はそれができないのです。 保険にも入れず国からの援助もうち切られ八方ふさがりとはこのことです。 はっきり言って私も嫁も今後どのようにしたらいいか 途方にくれています。 今は子供も目立った発作もなく平穏に暮らしていますが いつ倒れるかわからない状況に変わりありません。 国の福祉制度は進むどころか後退していっているように思えます。 国の財政赤字を高齢者や障害者など弱者に向けているのです。 もちろんそれだけではないのは承知していますが・・・ このようなことに疑問というより怒りを感じます。 今、国民が国に求めているのは、経済の安定や医療福祉の充実であり、 けっして郵政民営化や有事法制の制定などでは無いはずです。 小泉首相には就任当時は期待をしたりもしましたが、 今ではもうその気持ちの一片もありません。 これではいつまで経っても日本は”福祉後進国”であるように思います。 この問題は私たち家族にとって対岸の火事ではなく、 まさに直面している大きな問題です。 国は高齢者やこのような障害を持った人間に「死ね」と言っているのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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