カテゴリ:バトン・雑談系
最近、色々な野菜セットがあちこちのお店で出ているようになり、
どれがいいのか考える際、色々なお店で農薬使用の有無をチェックしてみました。 今のところ、無農薬のお店でも葉物(キャベツ、レタスなど) などに関しては無農薬のお店でも減農薬になっているのが意外にも多いようです。 今日はちょっと真面目に考えようと思います。 減農薬と聞いて、どう考えますか。 私、それを聞いて「何だ、結局農薬使ってるんじゃないの」って 思っていたのです。 でも、まるっきりの無農薬の葉野菜を作るのは、本当に難しいみたいです。 なぜかって、葉物って柔らかくておいしいし特に今のように暖かくなると 出てきた虫が沢山ついてしまうのですよね。 (ちなみに減農薬と表示する場合は、規定量の五割以下と法律で決まっているそうです。) 当方の裏庭にも畑があり、農家の方のご苦労がほんの少しだけ分かるんですが ちょっと放置するとあっと言う間に穴だらけのレース状、ホント無残な姿になったりします。 それでも無農薬にこだわれば、虫も手で摘み取ったりしなければならず 大量生産は出来ずなので、買うには高価な野菜になってしまいます。 農家さんも食べていかなければ・・です。 でもこちらは、決められた予算内で家族分の材料も確保しなくちゃ いけないのですよね。それならば、と体に良い物を追求すれば予算オーバー。 安い物を探せば概ね化学農法の従来品メイン。どうしようかと矛盾に悩みました。いや、 今でも悩みまくりなのです。どれがいいんだろう?って。 思えば化学農法で野菜が作られて来た経緯の一つは、虫喰いや虫のついた野菜は敬遠 されて来たことと人口の増加で生産が追いつかなかったことがあるのでは ないでしょうか。 昭和30~40年代頃、野菜は有機栽培(ぶっちゃけ肥やしね)、ここらまでは 野菜は美味しかったような気がします。 その後、虫はイヤ、きれいな野菜が欲しい。便利な物がいい。 それを追求された末、スーパーにはきれいな野菜が並び コンビニには腐らない食べ物が並び、家にある食パンは一ヶ月置いても カビ一つ生えてなかったり・・むしろカビよりもやばすぎですよね。 結局今の化学農法の野菜を食べ、子供のアレルギーや抵抗力の低下に敏感に反応するようになってしまったような気がしています。 何か、反省しなくちゃいけないような気がするのです。 当方などには明確な答えはとても出せませんが、せっかくやっぱり昔の生活を見直そうという 動きが出始めている中、利便性を追求した方法は見直したいと思っています。 今は完全無農薬の野菜をずっと食べ続けるのは無理だけど、出来る限り化学農法の物を避けてとれたての美味しい物を家族に食べさせてあげたい・・これならやれそうな気がします。 多少の不便を受け入れつつ忙しい中、少しずつやれるものから頑張ろうかと。 そんな風に感じています。 みなさんはどう思いますか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.07 00:04:28
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