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「龢」 夫がもうすぐ生まれてくる子供のためにつけた名前です。 中国語でも日本語でも現代社会ではあまり馴染みのない漢字ですが、現代の「和」という漢字と同様らしく、日本では、聖徳太子が制定した「十七条憲法」の第一条にある「 龢(和)を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)」の文章を記した時に使われた七世紀最古の文字だそうです。 下記 「十七条憲法」の第一条の原文と現代語訳になります。 ■原文 以龢為貴。無忤為宗。人皆有黨。亦少達者。是以或不順君父。乍違于隣里。然上龢下睦。諧於論事。則事理自通。何事不成。 ■現代語訳 和を以て貴しと為し、私意をほしいままにして乱してはならない。 人々は皆、私党を結んで相争い、党利に偏して公を忘れ、一族一党の利害を超越して真の利害を知る者は少ない。 故に君や親を軽んじ、近隣郷里と相違う。 然れども、上の者が和を以て下に接し、下の者が親しみを以て上に接して事を為さんと致せば、自ずから道理に通じて人情にかなうものである。 どうして成らざる事があるだろうか。 今の時代、そして私たちの子供にぴったりの名前だと思います。 日本語読みは、男の子なら「なごむ」。 女の子なら「なごみ」にしようかと思っています。 この子が「龢」(和)の真意を悟り、将来日中の架け橋になってくれることを祈りながら。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/07/16 11:09:06 PM
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