|
カテゴリ:クラシック コンサート
9月14日(土)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。
・ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(中野りな)、チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」 ストラヴィンスキーは硬質のアプローチでややパートのかけ合いバランスに物足りなさを感じました。 中野は線は細めながらボリューム感は十分で綺麗なヴァイオリンです。しかしながら音や表現ともにもう一つ足りない印象で味わいや雰囲気が出てこずモーツァルトを聴いている感はあまりしませんでした。 チャイコフスキーはある意味淡々としていて曖昧さを排しこの曲と向きあった珍しいアプローチでした。従って曲のタイトルを想わせる雰囲気やノスタルジックさは影を潜めていて捉え方によっては物足りない印象だったと言えます。オッテンザマーの指揮振りは全く違和感なく今後も十分に期待をいだかせるものでした。 オケは終始安定していて十分な満足度を与えてくれました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月14日 16時24分36秒
コメント(0) | コメントを書く
[クラシック コンサート] カテゴリの最新記事
|