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日本代表MF相馬勇紀が、名古屋グランパスからカーザ・ピア（ポルトガル1部）に期限付き移籍した。
20日に名古屋がクラブ公式サイトで発表した。期限付き移籍期間は2023年6月30日までとなっている。 

　1997年2月25日生まれの相馬は、2018年に早稲田大学から名古屋への加入が内定。同年に特別指定選手としてJリーグデビューを果たした。2019年から正式に加入し、同シーズン後半は鹿島への期限付き移籍も経験。2020年に復帰後は主力として活躍し、2021年のJリーグYBCルヴァンカップ優勝などに貢献した。  　
　2019年12月のEAFF E-1サッカー選手権 決勝大会でA代表デビュー。2021年夏にはU－24日本代表の一員として東京オリンピックに参加した。2022年7月に行われたE-1選手権では、3ゴールを挙げて優勝に貢献。FIFAワールドカップカタール2022の日本代表メンバーに選ばれる、2試合目のコスタリカ戦で先発出場した。  　
　相馬が加入するカーザ・ピアは、今季83年ぶりに1部で戦っている。昨年7月には、かつてアビスパ福岡などでプレーしたMF邦本宜裕が加入。今季のリーガ・ポルトガルbwinでは、16試合を消化した時点でヨーロッパカンファレンスリーグ出場圏内の5位に位置している。  　
　相馬は移籍決定に際し、名古屋のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。 
　「名古屋グランパスというクラブを背負い、東京五輪、カタールワールドカップに出場したことは僕の誇りです。支えてくれた全ての皆さま、本当にありがとうございました！世界のSOMAになってきます！オブリガード！」