2010/12/04(土)12:48
上白糖とグラニュー糖の違い??
少し、ブログの更新が遠のいてしまってる間に、
冬になってしまいました。。。。(少しどころでは、ないですが。。。)
今回の、雑学は、上白糖とグラニュー糖って、どう違うの??
です。
普段、日本人は、上白糖を『砂糖』と呼んでいます。
これは、ほぼ日本人だけです。
諸外国では、グラニュー糖を『砂糖』と呼びます。
上白糖(じょうはくとう)とは、ショ糖が主成分で、
水分と転化糖(ブドウ糖と果糖の混合物)を
それぞれ1%程度含んだ結晶状の白い甘味料のこと。
いわゆる普通の「砂糖」で、
日本で最も使用量が多い天然甘味料です。
甘味料としての特徴は、結晶同士の固着を防ぐために
転化糖が含まれているためグラニュー糖に比べ甘みが強く、コクがある。
また、転化糖が含まれる影響でアミノ酸存在下での加熱時には、
グラニュー糖に比較して焦げ色が着きやすい。
焼き菓子に上白糖ではなくグラニュー糖が使われるのはその為です。
一方グラニュー糖は最高純度の糖液からつくられる
無色結晶状の砂糖のショ糖純度が高く、
転化糖をほとんど含まないため通常の砂糖よりサラサラしているため
非常に解けやすい、性質をもっています。
ですから、コーヒーや紅茶に入れる甘味料として使われることが多いのです。
因みに、三温糖については「他の砂糖に比べてミネラルが豊富で身体に良い」
と思われがちですが。
確かに上白糖やグラニュー糖と比べた場合、
三温糖の方がミネラルを多く含みますが、
砂糖の使用量を考えれば微々たるもので、
三温糖の方がミネラルが豊富、というほどの差では、ありません。
砂糖とグラニュー糖の違いをお解かりいただけたでしょうか?
この季節になると、おでん等の煮物が食べたくなってしまいますねぇ。
そんな煮物には、上白糖を使ってください!!
上白糖には、甘味付けに使う他に、
煮物などで味付けをより染み込ませる働きがあります。
なので、グラニュー糖よりおいしく煮込めるのです。
沢山の種類の砂糖がありますが、用途によって使い分けると、
より効果的な使い方ができます。
是非参考にされてください♪