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テーマ:暮らしを楽しむ(383615)
カテゴリ:札幌在住時代
札幌で暮らし始めて、カラスを見ない日は無いと言っていい。明るくなり始めると、早速マンションの前の電柱で「カァー」と一声。 嫌でもそれで目が覚める。今日はやたらと「カァー」が多いな、と思ったら、案の定マンションの前のゴミステーションが荒らされている、という訳だ。
春になると、カラスも恋の季節なのか。道端の空き地で2羽のカラスが向かい合っていた。喧嘩をしているのではない。何と、羽を広げてダンスしているのだ!息の合った羽の広げ方は、タンチョウのダンスを連想させた。ただし鳴き声は「ンガァー、ンガァー!」と相変わらずだが・・・。 6月にもなると、木の上に巣作りを始め、近づく人間を威嚇してくる。もう3回くらい頭を蹴られた。マンションの前の電柱で、こっちを見ながら電柱を嘴で突いて「カァッ!カァッ!」とけたたましく鳴くのは、完全に威嚇のサインだ。相模原に住んでいた頃、こんな経験はかつてなかった。札幌のカラスって怖い? 札幌の冬~雪よりもカラスにうんざり・・・ 雪の道庁~撮影時、死にそうなほど寒かった 厄介なのは冬の季節だ。カラスにとっても餌が少なくなり、何でもかんでも食べなければならない。大型犬を散歩させてる後を、カラスが数羽マークしている光景に嘔吐しそうになった。要は、何かこぼしてくれないかなぁーと期待しているのである。有機物が微量でも含まれていれば、とにかく食べなければならない。 そんな訳で、カラスのゴミあさりも冬はシビアなものになってくる。うちのマンションのゴミステーションは、大きな弱点があった。雪が積もり過ぎると、地面がかさ上げされてネットが完全に閉まらなくなるのである。隙間からゴミ袋が露出してしまうと、カラスはすぐに袋ごと引きずり出す。そしてゴミを丹念に広げ始めてしまうのだ。 しかも・・・雪が降り続いているから散らかったゴミの上に雪が積もる。さらにネットが閉まらなくなってゴミをカラスに広げられ、その上に雪がさらに降って・・・。この繰り返しがどれほど悲惨な結果になったかって? 雪が降ると、ホウキでゴミを集められないのである。さらに積もった雪の下にあるゴミは、もう取り出せない。通行人に踏み固められてしまうからだ。そして春になって雪解けが始まって、どんな光景だったって・・・。もう言葉で言い尽くせないな。マンションの前の通路全部ゴミ、ゴミ、ゴミ・・・。雪解けの泥水とミックスされて、すさまじいのなんの・・・。一番恐れ入ったのは、池田泉州銀行からのお知らせが雪から出て来た。これ拙者が出したゴミだよな・・・。 もう懲りたので、拙者はゴミステーション前の雪投げをすることにした。ネットが閉まるためだけの雪投げだ。実はそれだけでも結構骨が折れる。雪を積む場所にも苦労するのだ。それでもこれは効果あった!カラスがゴミをあさったのは、年末の1回だけ。それも休みの日だったから、すぐに追い払ってゴミを回収しておいた。やれば出来る(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.02.11 22:45:40
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