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テーマ:政治について(22213)
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高市早苗女史は、上手い例えで云うと「令和の尼将軍」であろう。歴史を俯瞰すれば、女性が全国指導者になったのは北条政子以来800年ぶりらしいのだ。(日野富子や茶々は全国指導者として力不足と云う前提)
北条政子が、承久の乱と云う危機を前に御家人を団結させたように、昨今の中国共産党による陰湿な嫌がらせが日本人を団結させた、と解釈する向きもある。台湾の人達が随分と過大評価してゐるそうだが、拙者は個人的に、本当に日本の有権者が「其処まで考えた」のかは疑問を持ってゐる。ふわっとした民意の危うさを感じる処だが、国内のリベラル(のようにふるまってゐる人達)は、此のふわっとした民意はネットのせいで、「まともな世論形成を妨げられた」と嘆いてゐる。 だからこそ、大真面目に中共による選挙干渉を警戒すべきであろうが、自称リベラルな人達がこうした危機感を抱くどころか、高市さんが勝利したら民主主義が終わるなどという、さっぱり理解しかねる主張を見聞きして、そらついて行けないと首肯した。自分達を支持するのは「まとも」な現象で、高市さんを支持するのは「衆愚政治」だと云うような人達と、まともな話ができそうにない。 高市さんが勝利したら何故戦争がいきなり始まるのか?リベラルを推してゐる「つもり」の芸能人や進歩的知識人(笑)に、こうした雰囲気の主張が多い。好戦的なのは高市さんではなくて明らかに中国共産党なのは、テレビのニュースをちょっと見れば子供でも分かるのに、なんでこうした理屈に行き着くのだろう。そら、ついて行けなくなる。 新たな戦前、と云う某タレントの指摘は半分当たってゐる。ただし立場は大日本帝国時代と真逆である。地図をひっくり返せば、現在の我が国は、ナチ・ドイツに対峙するイギリスのようなものだ。大陸側は、韓国以外は全て「全体主義国家」だからだ。新たな戦前と評するなら、チェンバレンの外交的失敗の研究でもしたほうがよいと思うが、せっかくリベラルな人達なのに、全体主義国家に対峙する方法をまともに考えないとは困ったものだ。ちなみにチャーチルは「挙国一致内閣」で難局を乗り切ったが、特段民主主義が終わった訳でもない。議会制民主主義たる自国を守ったのだ。 とにもかくにも、高市早苗女史率いる与党の勝利で、プーキンペー徒党らが画策した「高市おろし」は完膚なきまでに粉砕されたことになり、其れ自体は愉快で仕方がないことだが、日本人のお気楽さが故に、そもそも脅しなど初めから効かない、と高を括る訳にもいかない。今後に備え、先ずは中国共産党の執念深さが何処から来てゐるのかを、もう少し理解した方がいい。北条政子以来の800年に及ぶ歴史を俯瞰すると、中国歴代王朝や政権が弱体化した原因は、ほぼ日本に遠因するからだ。 この後起こる、元寇の大失敗は元の衰退を招き、倭寇の「大活躍」や秀吉の朝鮮出兵が明の力を削ぎ、清の滅亡は日清戦争、国民党政権の弱体化は日中戦争が遠因だ。中華帝国なるものが、なんであんなちっぽけな島国にやられてばかりいるのか、不思議と云えば不思議であるが、過去800年にわたる因縁の根深さはお気楽な日本人の想像を超えるものである。中国共産党は、やたらめったら抗日戦争「勝利」の式典をやりたがる意味も分かるだろうが、我こそが抗日戦争の勝利者だとする連中の主張は「嘘」である。国民党を日中戦争の矢面に立たせて日本軍にやられまくって呉れたおかげで、中共側が多大な恩恵を被っただけ、と云う事実を覆い隠したい思惑が、過去800年にわたる因縁と結びついてゐるのだからタチが悪い。 中国共産党が恐れているのは、自衛隊ではなく「クマのプーさんの画像をアップしても逮捕されない表現の自由」が隣国から波及することだ。ここでリベラルな人達の出番があるはずなのだが、結局何をやって呉れそうなのか、とうとう分からない。香港やウイグル問題にも沈黙してゐるし、中華圏民主主義の牙城である台湾などと、無いかのように振舞う。是では、高市女史が自然と北条政子やジャンヌ・ダルクのように見えても不思議ではないのだ。なるほど、リベラル(みたいな人)の出番は無くなったに等しい。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.02.11 11:08:17
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