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ジャパニエル Boleh!

ジャパニエル Boleh!

伝説の島~ランカウイ島~

Langkawi
~ ランカウイ島 ~


ランカウイ島はKLから来たに約450km、99の大小の島々からなる伝説の島です。
免税の島でビール等が安いことでも知られていますが
実は興味深い伝説の島でもあります。




ランカウイの歴史はマスリという不貞の死を遂げた王女の呪いで始まります。


時は西暦1200年頃。タイから移民してきた夫婦の間にマスリが生まれます。
後に国王の息子と結婚し、幸せな日々を送ります。
マスリは持って生まれた美で国中の男たちを虜にし、いつも話題の的でした。
夫の兄の妻(マスリの義姉)はこれを妬んでいました。


2人の間には赤ちゃんが生まれ、幸せな日々が続いていたある日、
夫が戦争の召集を受けます。赤ん坊と2人寂しく暮らすマスリの元に通りすがりの
男が道を尋ねました。これを見た義姉は国中にあらぬ噂を
流すのです。2人は恋仲であると・・・。


もちろんこれを聞いた国王は許しはしませんでした。
木に縛り付けられたマスリをクリス(マレーの剣)で刺すと
マスリの体からは真っ白いミルクのような血潮が溢れ出しました。

makam mahsuri3

すると、忽ち空には暗雲が立ち込め、強風が吹き、海は荒れ、
以後、マスリによる7代に渡る呪いが続いたそうです。

"There shall be no peace and prosperity on this island
for a period of seven generations"
~ 7代に渡り、この島には平和と繁栄はないだろう ~

この後、本当に7代に渡り、農作物の不毛や他国からの侵略などに
悩まされ続けたそうです。

Makam Mahsuri Makam Mahsuri2

左は、マスリの墓です。右は博物館になっておりマスリの
悲しい死やその後の呪いについて展示されています。お墓は博物館の
敷地内にあります。

 

 



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