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ジャパニエル Boleh!

ジャパニエル Boleh!

2008年7月30日~辛い決断~

2008年7月30日(水)

朝食  フレンチトースト2枚、りんご(1/2個)、ホットミロ
おやつ バナナ(小1本)
昼食  白飯、豆腐ステーキ、キャベツとにんじんの炒め物、いんげん、りんご(1/2個)
おやつ レーズンマフィン(1/2個)、低脂肪牛乳
夕食  白飯、白身魚のしょうがとトマトのグリル焼き、カンコン、大根の煮物、りんご(1/2個)

抗生物質 8時、16時、22時

今日も7時に母からの電話で目が覚める。昨日の夜は家族もかけてきてくれた。みんな心配している様子。
朝ごはん前に会社の人からメールが来て、今日お見舞いに来たいとのこと。昼頃にきてくれるって。

朝ごはん食べていると何かドバドバと出てきた感じ。ナプキンはしてるから大丈夫だと思うけど。
朝食後、ナースコールをしてナプキンの確認をしてもらう。今までにないぐらいの出血だった。
生理2日目と言った感じ。絶対安静と言われシャワーも禁止される。

会社の人にメールを打って、今日の面会は控えてもらうようにお願いする。

朝いちでも赤ちゃんの心音チェックしてもらったけど、心配になりクマさんが自宅から戻ってきてから
11時20分頃、もう一度心音チェックをしてもらう。初め中々聞こえなくてクマさんの顔が心配顔に。
ようやく聞こえて安心。合間に日本で助産婦をしていた知り合いの方にメールで連絡を取る。

12時過ぎに担当医が来る。出血の量を確認して、この量だと赤ちゃんが出てくるのも時間の問題だと
言われる。羊水が少な過ぎて肺と骨格が育たず、そのうちに感染症を起こし、母体にまで影響を及ぼす
可能性がある、とのこと。すぐにエコーを取りにくるよう言われ、車椅子で移動する。

エコーではまだ赤ちゃんの心臓はトクトクと動いていたけど羊水はほとんどなく赤ちゃんも辛そうだった。
先生は今日か明日には陣痛促進剤を使って分娩を促すのがいいだろうと。

まだ動いているこの心臓を、この小さな命をどうして止めることができようか・・・私は悲しくてエコー
を見ながら泣き出してしまった。病室では泣いていたクマさんも診察室では毅然として私に付き添ってて
くれた。先生はそんな私を見て、今日は自宅に戻ってゆっくりしてよく話あってから明日きたら、と言って
くれた。セカンドオピニオンを受けてもいいよ、とも言われた。知人の助産婦さんに相談したらきっと先生
も母体のことを考えて決断を出したとのこと。セカンドオピニオンを受けて同じことを言われたら納得できる?
要は私たち夫婦が納得できるかどうか、お医者さまは私たちが納得できるまで待とうという気持ちでそう
言ってくれたんだと思う。

病室に戻ってからクマさんと泣きながら色々話し合い、辛いけど赤ちゃんの為にも私の体の為にも中絶する
ことを決める。

実家の母に電話をする。母はそういう運命だったのかもよ、と言った。きっとここで赤ちゃんが生きられても
この先何があるかわからない。とても病弱な子になるかもしれないし、無事生まれてくるかもわからない。
自分を責めずに。まだ若いんだからまだチャンスはあるんだし・・・と言われた。もしかすると初期のポリープ
が影響したのかもしれない。色んなことを考えたけど、すべて起きてしまったことは変えられないし、今まで
いっぱい神様にもお祈りしてきた。これはきっとそういう定めだったんだと。

家に帰って一晩明かしても色々考えるだけなので、今日のうちに中絶を開始するよう先生にお願いする。


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