ジャパニエル　Ｂｏｌｅｈ！

「メディカルチェック」いわば健康診断である。年に1回の会社指定のもの。私は半年前の入社時に受けなかったので対象になっていた。指定された病院までは徒歩圏内。アポは9時起きたら8時35分だった慌ててマンディー（シャワー）して病院に着いたのは9時5分。もちろんで

結構大きな病院で、いきなり迷子に先に来ていた同僚にして、ようやく受付へ辿り着いた。すでにそこには20人ぐらいの人たちが待っていて、どうやらいろんな企業から健康診断に来ているようだ。

私も受付を済ませて待つこと20分。名前が呼ばれた。まずは尿検査のようだ。案内係のチャイニーズのおばさん（おねえさん？！）はカタコトの日本語で「チュウカンニョウを取ってください」と言った。何それと思った瞬間トイレのドアに書かれた日本語が目に入った。

「中間尿をお取りください」あっ、な～んだぁ、そういうことか。

次は血液検査。実は私、注射が苦手。学生時代に何度も倒れている。でも、こんなところで倒れてはみっともない。あれは遠い昔のことだし、今はきっと克服してるはずそう自分に言い聞かせ、大丈夫ですよ～という医者の言葉に「I hope so」などと答え、楽しいことを考えるよう努力した。その甲斐あってか、今日は倒れずにすんだ。ホッ

次にX線検査。看護婦さんに日本語訳がのった紙を見せられて最後の生理の初日を聞かれた。しかし、看護婦さんが指差している訳には「最後の食事はいつですか？」と書かれているではないか私が「え？生理なの？それとも食事なの？」と聞くと「ソーリーソーリー」と言って正しいものを指差した。良かったよ。これが60過ぎた英語のまったくわからないおばあちゃんで、日本語だけ読んで「今朝」なんて答えた日には、看護婦もぶっ飛んだだろう

待合室に戻ると同僚達が病院の用意したとをむさぼっていた。尿検査と血液検査の為に12時間前からの飲食が禁止されていたので、みんなとにかくおなかがすいていたのである私もあんまりおなかはすいてなかったけど、タダだし、食べとくか、ぐらいで食べた。

そしてナント最後は一番怖い体重と身長検査だった。しまった食べるんじゃなかった（もちろん、ほとんど影響ないのだが、気持ちの問題である）マレーシアに来て8ヶ月一度も計ってないもの恐る恐る体重計に乗ってみる
ひえぇぇぇぇーーと思いつつ目を開けると、なんだぁ増えてない現体重がわかったことだし、これからは維持に努力しなくては。

これで無事2時間のメディカルチャック終了。