●カザフスタン:ウラルスク市:14時18℃:小雨
市内で買い物をしていると、すごい服装の女の子軍団を発見!!(写真)
いやーフリルがついて、
ロリロリですね。
通訳に確認すると、学校の制服だとのこと。
はーっ、すっごい制服があるものですね。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
■
無料メールマガジンより本日の一冊は・・・
「
台湾人と日本精神」蔡 焜燦、小学館(2001/9)¥650
【私の評価】 ★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう
■著者紹介・・・蔡 焜燦
1927年台湾生まれ。台中州立彰化商業学校卒業。
45年岐阜陸軍整備学校奈良教育隊入校。
終戦後、台湾で体育教師となるが、後に起業。
現在、半導体デザイン会社「偉詮電子」会長。
●私はこの本を読んで、ドラえもんをイメージしました。
のび太は、スネ夫とジャイアンにいじめられます。
「50年前、お前のおじいさんと親父に、家族がいじめられたんだ
謝れ!金よこせ!謝り方がなってない!」
そこにドラえもんがやってきて、のび太に言うのです。
「確かに50年前、のび太の家族は、ジャイアンの家を所有していた。
そして確かにジャイアンの家族を差別したところはあった。
でも、お金を使って、家を修理したり、奨学金を出して良いこともしたんだよ。
他の家では、そこに住む人からお金を取れるだけ取る所有者もいたんだ」
それまで、そんなことを言われたことのなかったのび太は号泣するのです・・・
●著者は、台湾で日本の教育を受け、日本人として戦争を戦った
世代です。
著者によれば、確かに日本人と現地人の差別はあったようです。
●しかし、それ以上に、他の欧米諸国とは違い、搾取する対象としてではなく、
あくまでも日本国の一部と考え、日本と同じレベルまで引き揚げるため多くの
投資を行ったのは事実のようです。
・台湾の上下水道はこの時代に整備され、その結果、世界有数の
伝染病根源地だった台湾から、マラリア、ペストをはじめ、
あらゆる伝染病が消えていった。(p58)
●日本が引き揚げてからの台湾には、
中華民国政府がやってきましたが、
その人間性の低さにはひどいものがありました。
・中華民国政府による台湾統治が全島にゆき届きはじめ、それと
同時に役人や警察がその権力を傘に威張り散らし、日本統治時代
には考えられなかった不正がはびこり、賄賂が横行しはじめて
いた。(p152)
●著者は、体育教師であったこともあり、
賄賂により成績も、進級もどうにでもなる中国人の思考に
ガマンがならなかったようです。
・中国の教育というのは“商売”でしかなかった。彼らは、
生徒を進級させるにも、よい成績を取らせるためにも、あらゆる
場面で父兄に賄賂を要求し、教育など二の次だったのである。
“雲泥の差”とはまさしくこのことをいうのだろう。(p83)
●さらには、虐殺も発生しており、中国人の支配する国家では、
そのようなことが普通に起こることに私は恐怖を覚えました。
・蒋介石はためらわなかった。彼は、「格殺無論(皆殺しだ)・・・と
返電した。・・・陳儀は「清郷工作」を断行する。・・・医師、弁護士、
学者、教師などの知識層が無実のまま次々と逮捕され、そして裁判もなく
虫けらのように処刑されていったのである。(p178)
●台湾においても中華民国政府は反日教育を行っていましたが、
著者のように「それは間違っている」と主張してくれる人が
いるからこそ、台湾では親日家が多いのでしょう。
・私は、台湾にやってくる日本人に説く。
「自分の国を愛しなさい」と。
自分の国をも愛せない人が、どうして他人や他の国の人々を
愛せるだろうか。(p261)
●今、ジャイアンは、ドラえもんの家は自分のものであると
主張しています。
また、「反国家分裂法」という武力で、
ドラえもんの家を奪うことのできる法律も作りました。
台湾の次は日本か・・・、と恐ろしく思うのは私だけでしょうか。
「
台湾人と日本精神」蔡 焜燦、小学館(2001/9)¥650
【私の評価】 ★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう
■関連記事
★★★★☆「これだけは知っておきたい日本・中国・韓国の歴史と問題点80」
★★★☆☆「上海のMBAで出会った中国の若きエリートたちの素顔」岡本 聡子、アルク
★★★☆☆「中国人民に告ぐ!」金文学、祥伝社(2005/1) ¥600
★★★☆☆「これであなたも中国通」邱 永漢 、光文社(2004/01)¥1,260
★★★☆☆「中国の希望と絶望」林 青梧、かんき出版(1996/09) ¥1,529
★この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキング
楽天日記では、メルマガの一部を掲載しています。
全部読みたい!!と思った方は、こちらからメルマガ登録をお願いします。
------------------------------------------------------
★
メルマガ大賞2005【ビジネス・キャリア部門】第三位!!★
無料メールマガジン「1分間書評!【一日一冊:人生の智恵】」
まぐまぐ殿堂入り、発行部数15,000部
メルマガ登録|
本のソムリエ公式サイト