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今日も5時出発です。
もう少しの我慢です。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
本のソムリエがお薦めする本日の一冊は・・・
「
【1000円以上送料無料】超トヨタ式チェンジリーダー 変わり続ける最強の経営/金田秀治【100円...」金田 秀治、日本経済新聞社
【私の評価】★★★★☆(82点)
■トヨタの本社工場を見学したことがあります。
プリウスのドアがエレベータから降りてきて、
本体と合流して組み付けられていました。
部品を移送ロボットが運んでいます。
溶接はロボットがやっている。
これはディズニーランドの
アトラクションか。
改善を続けていくと
職場はここまできてしまうのか、
と絶句しました。
・辺境が中心を破壊する・・・
製造業であれば、一般的には「開発・販売」などの
部門が中心であり・・まず「工場」から変えていく
活動を始めるのが原則である(p177)
■そうしたトヨタでも、
改善活動を主導していくメンバーは
1%とのこと。
各部門1テーマ、
1テーマ5人で改善を
考えていくのです。
それは不可能だ、
絶対できない、ということに
チャレンジしていきます。
そのためには、
一気に改善はできませんから、
ちょっとだけ進む。
そこを突破口にして
目的地を目指すのです。
・プレスラインで、大野耐一さんと現場の監督者のこんな会話を聞いた。
大野さん「いま、一日に何回段取り替えしているんだ」
監督者「一日三回しています」
大野さん「・・それなら何とか今月中に一日四回段取り替えができるようにしろ」
監督者「分かりました。なんとか頑張ってみます」(p97)
■大野さんは、
部下に考えさせるように
していたようです。
簡単に答えは出さない。
自ら考える部下、
ムダが見える部下を
育てたかったのでしょう。
大野さんは、
改善の天才だっただけではなく、
人を育てる天才でもあったのです。
・工場を歩いている中で大野さんにどのように
改善したらよいかを質問してみた・・・・
大野さんの答えは、ただひと言。
「困り方が足らん」(p259)
■トヨタでは、大野耐一さんという
たった一人の改善リーダーが
仲間を増やし、会社を変えていった。
そんなトヨタの改善も、
一筋縄ではいかなかったことが
伝わってくる一冊でした。
どこにでも抵抗勢力がいる。
ただ、それを突破していく
人がいるのかどうかだけなのです。
金田さん、
良い本をありがとうございました。
。
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