2007/02/04(日)19:51
◆デジタル一眼レフカメラとは◆
日経が毎年発表している06年ヒット商品番付で横綱は「デジタル一眼レフ」だったが、06年秋以降は市場が急拡大している。
ソニーが市場に新規参入したほか、キヤノン、ニコンの2大カメラメーカーが満を持して最新機種を投入。
市場を牽引しているニコンが木村拓哉をCMに起用したことも大きいが、性能面だけでなく価格でも納得できる製品が勢ぞろいし、需要を喚起している。
そのデジタル一眼レフの特長について説明する。
ずばり画質が圧倒的にすばらしいということにつきる。
コンパクトカメラに比べボディーが大きいがそれだけの理由はあって、いいエンジンがつまれていたりレンズがこんなに大きいので、当然明るく、いい写真につながる機能をたくさんもっていることが最大のポイントだ。
(撮像センサーが大きく、エンジンやレンズが高性能)。
あと一つがレスポンスが非常によかったりとか写真を撮る楽しみが非常に高い。
気が付くといっぱい撮ってしまうような。
たくさん撮るといい写真も撮れてるというようなスタイルを変えてしまう
(フォーカスやシャッターのレスポンスが早く連写も軽快)
当然、クラスの差は価格の差であって、価格の差っていうのは基本機能の差。
ただカメラとしてエントリーモデルでも完成度は高くコンパクトデジカメとは比較にならない。
びっくりするようなきれいな写真が撮れる。
もともと銀塩カメラ(従来のカメラ)の時代からプロユースで10万、20万当たり前だったが、
デジタル一眼もとうとう10万円を切って5万円台のボディや10万円以下のレンズキットが登場。
わりと一般の人も購入できる価格帯になってきたのである。
低価格化する一方ハイエンドカメラについているような手ブレ補正機能。
通常はレンズにつくような機能だが、これが本体に入っていたりとか、アンチダスト機能と
いってレンズ交換の時にゴミがはいり、写真にゴミが写ってしまうが、そういうものを除去
する機能とか、この価格では考えられないような機能がいっぱい入ってトレンドを牽引して
いるのだ。
ソニーとしてはじめての一眼レスカメラのα100は伝統と挑戦というコンセプト。
コニカミノルタのαレンズという資産をすべて引き継いでいる。
自社製のCCDでこのクラスではじめての10メガ(1020万画素)というところ、背面の液晶(クリアフォト液晶搭載)、新しい画像処理エンジン(Bionz)搭載と絵つくりの新しさ、
1回のフル充電で750枚撮影可能というスタミナはソニーの技術を盛り込みあわさっている。
エントリーだけでなく、軽量小型化をはかっているので、年配の方や旅行に持ち歩くときに
使うなど幅広くつかってもらおうとしている。