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カテゴリ:歴史
世界一受けたい授業で河合敦氏の『教科書に載せたい新歴史』から、面白いものを紹介する。
江戸時代、幕府の中に大奥という機関があった。 将軍一人のために作られた幕府の機関で、女性が300人~多いときで1000人いた。 維持費は幕府の予算の10分の1、今の金額で年間200億円と言われている。 お金がかかりすぎるということで8代将軍の吉宗のときにリストラをした。 美人は他でもやっていけるだろうとして首にしたらしい。 当時の女性たちが大奥に入るというのは、現代で言うところの有名女子大に入学するようなものだったのだそうだ。 町の娘さん達が、一生懸命習い事をして大奥に上がる。 そうするとステータスができて、数年後良い所に結婚できる。 ただ30歳をすぎるとどんなに将軍が求めても夜のお勤めは辞退しなければならない。 当時は高齢出産が心配だったということもある。 ちなみに40歳をすぎると、大体年金生活に入ることが多く、幕府は屋敷まで与えて、今で言う老人ホームで快適に生活できた。 当時は人生50年であったので不思議ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月14日 18時36分51秒
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