自由ひろば

2007/12/16(日)08:55

フリーペーパーの概念を一変したR25とは

読書(10)

毎週60万部発行しているリクルート発行の無料週刊誌“R25”は、東京、神奈川、埼玉、千葉の地下鉄やコンビニなど4,700ヵ所で配布されている。 25歳以上の団塊ジュニア層の30代までの男性がターゲットで政治・経済の固い話題から身近な軽い話題まで独自の切り口で取り上げている。 通勤電車の中で気軽に読めるようにと、一つの読み物は800字以内に抑えられている。 ラックの置き方も、サラリーマンの目につきやすいよう、改札の出てすぐの場所におかれている。 ガイアの夜明けという番組で、2007年9月に同編集長であるリクルートの藤井大輔(33歳)がでていた。 2007年11月の女性向け”L25”を発行するまでの姿を追っていたが、広く浅く拾うのがフリーペ-パーで、そこを深く掘り下げるのが有料雑誌と位置づけ、補完関係で共存していくことになろうとしている。 広告収入が命のフリーペーパーだが、2007年で150のフリーペーパーが全国で誕生したが、多くが消滅しているのも事実。成功し続けるには広告を出しすぎると、うまくいかず、情報過多の時代に、いかに質の高い有益な情報を提供し続けるかが、今後さらに問われであろう。 R25はすぐにラックからなくなるので、手に入れるのに苦労するが、ネット(R25.jp)でも一部公開されているのでご参考まで。

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