自由ひろば

2008/01/13(日)22:26

砂漠のラクダとドバイのレースについて

動物(9)

砂漠に住むラクダは、昼間は暑いのであまり動かず、長時間座った姿勢でいる事が多い。大きな動物は、寝る時に下になってしまう足の部分に血が行かなくなってしまい、足が腐ってしまう。 ラクダのお腹の下には固くなったタコの部分があるため、体重をかけて長時間座っていても大丈夫なのである。 また、ラクダのコブの中に脂が蓄えられており、脂を水に変化させ体内の水分を節約している。 気温の上昇にあわせて体温を6~8℃上げ、汗をかかないように調節ができるのだ。 なお、ラクダは水を一気に体重の1/3以上もの量を飲み、体に蓄えることができる。 ちなみに馬のたてがみの部分に脂を溜めてあり、喉が渇いて水が飲めない時に脂を分解して水にする事ができる。 ドバイにはレース用のラクダがいて、高いのは数億円のラクダもいるという。 足と顔がいいのは高く、顔は下の唇が出ているのがいい。 ラクダのレース場があり、国が古きよき伝統を残すためにお金を出して建設し、なんと周回が最長8kmもあり、遠くは肉眼で見えないので、車が併走する。 ラクダの上にムチを打つロボットが乗っている。かつては大人が乗っていたが、ラクダへの負担を減らそうと子供になり、しまいにはラクダレース用のマシンを乗せるようになったという。 車が併走するのはリモコンを使ってムチを入れるためである。 ドバイへ行ったらラクダに乗りたい。 中国の敦煌観光の入り口である甘粛省の柳園には、砂の峰がつづき、砂丘(都市の近くは砂漠ではなく砂丘とよぶ)を登ることができるが、砂丘の下までラクダが連れて行ってくれるので、近いうちにどちらかで砂漠の中をラクダに乗るといった日本ではできない体験をしてみたい。

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