自由ひろば

2009/03/21(土)21:08

楽天、三木谷浩史社長が語るネット販売の行方

ショッピング(9)

2009年1月14日、楽天市場出店者向けイベント「楽天新春カンファレンス2009」を開催。 楽天には26,000の店があるが、店舗関係者2,000人が集まった。 楽天本社では毎週のように出店準備の勉強会が開催されているが、出店費用は月1万9,500円~で手数料は売上の3.5%~6.5%。 世界経済が不調な中、楽天市場はますます盛り上がっている存在で、12月には月間750億円という大きな流通総額になった。 ネット通販は07年度5兆3440億円の巨大市場でここ数年20%の急成長を遂げている。 三木谷浩史社長の話。 対面販売とネット販売の境目がほとんどなくなってきている。 将来的にはネット通販は小売り流通の10%くらいにはいくものと考えている。 小売り市場全体においてEC(電子商取引)が占める比率が米国では3.64%を占めるのに対して、日本はその半分以下にとどまり、市場規模が広がる余地があるという。 楽天市場では、ケータイからの売り上げが前年比50%増の勢いで伸びている。 一方、パソコンは前年比で20%以下の増加。 2009年の元旦は、ケータイからの注文額が売り上げ全体の25%を占め、いずれケータイとパソコンの売り上げの比率は同等になる予測。 東アジアという近いところに、巨大なマーケットがあるとし、中国、インドなどの富裕層をターゲットに5年以内に日本と海外の売り上げ比率を同等にしたいと目標を語った。 日本の楽天からアジアの楽天、ゆくゆくは世界の楽天になる日も近いかもしれない。 新しい会社の社名にはカタカナが多い中、漢字の社名はすばらしい。

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