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カテゴリ:中国
2000年5月にフジテレビで放映された「小さな留学生」に感動し、最近
ネットで見られることがわかり、あらためて見て感情移入してしまった。 張素さんという中国北京の9歳の少女が父のいる東京八王子の小学校 に転校し帰国するまでの2年間の成長記録を追った番組。 最初は日本語が全く分からず涙を流した娘が成績もトップになり、 素直で人としても大きく成長していく姿に感動する。 視聴率20%を超え1500万人が見たと言われ、中国でも異例のゴールデ ンタイムで放映され、日中で話題を呼んだ。 ユーチューブやニコニコ動画で番組が見られる。 今は22歳位だと思われるが、昨年まで早稲田大学政治経済学部に 交換留学生として1年間学んでいた。 ちょうど胡錦濤国家主席が来日し早大講堂で演説をする際に花束を渡 したという。 当時福田総理で、卓球の愛ちゃんが胡錦濤さんと卓球をしたところが 放映されたが、その時のことだ。 日経新聞によると、胡錦濤さんは張素さんを日本人と勘違いしたのか、 日本語で「ありがとう」とお礼した。 張素さんは「私はドキュメンタリーのフィルムに出た留学生の張素です」 と中国語で自己紹介したという。 実は日本の財界人が放送番組のDVDを胡錦濤さんに渡していたという。 張素さんによると、1990年代前半に日本に留学した父にどこに遊びに 言ったらいいか聞くと父は「僕は知らないよ」といい、張素さんが 北海道を旅行したと伝えたら「うらやましいね」と言われたそうだ。 かつての留学生は生きるためにアルバイトをしたが、張素さんはコン ビニでバイトをしたのは働くことを体験することを父に勧められたから だという。 冬に寮で皿を洗って水の冷たさに驚き、料理店でバイトをしていた父の 留学生活を思ったそうだ。 今年7月に中国の名門復旦大学を卒業し、大学院か日本での就職を 希望していたがどうなったのだろうか・・・ 昔外交官を目指すと言っていたが、日中の架け橋として活躍してほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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