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環境

2008年09月21日
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カテゴリ:環境
ナショナルジオグラフィックの「6℃が世界を変える」という番組でのこと。

温暖化で4度上がれば海水面が上昇し、全世界で10億人が暮らすデルタ地帯は海に沈む。
数十億人に水をもたらしている氷河は地球から消滅する。
世界各地で人々の生活を支えてきた川のうち、いくつかは水が干上がり、何千万人、もしくは何億人もの人たちが生きていけなくなるかもしれない。

ヒマラヤ山脈の氷河に発してインド洋へ注いでいる偉大なガンジス河も40年以内に消滅への道のりを歩み始めるであろう。
ヒマラヤ山脈から注ぐ河は中国、ネパール、インドの人々の大切な水源である。
ガンジス川の命運を左右するのはヒマラヤ山脈の氷河の上に広がる氷原である。極地を除けば世界最大の量の淡水がある。しかし氷河が消失している速度は世界で一番。
このままでは氷河の水で大規模な洪水が起こる。しかし氷河が完全に消えると日照りが続く。

2035年までにヒマラヤ氷河は完全に消滅し、10億人以上が深刻な水不足の生活を強いられるという予測もある。
氷河はヒマラヤに限らず、世界中の多くの人々へ水を供給している。
しかし気温が3度か4度上昇すれば氷河は失われてしまうのだ。そうなれば年千万人もの難民が生まれることであろう。

地球の気温が4度上がれば、世界中で様々な問題が起きるが、一つだけ共通しているのは、どの問題、も極端に深刻化するということだ。

100年に一度の大規模な自然災害が4年か5年に一度の周期でおきるようになるかもしれない。






Last updated  2008年09月21日 20時21分52秒
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カテゴリ:環境
ナショジオの番組でのこと。
地球の平均気温が3度上昇すれば、夏の北極は氷がなくなり、アマゾンの熱帯は乾燥、アルプスの山々の雪は消滅。中央ヨーロッパは猛暑に見舞われて、現在の中東や北アフリカと同じくらいの高い気温になると考えられる。

2003年にヨーロッパを襲った熱波は植物にも影響を与え、ある現象を引き起こしていた。この時ヨーロッパの植物の光合成にはっきりとした異変が起きていたのだ。
通常であれば植物は大気中の二酸化炭素も吸収し、酸素に変えて大気中に放出することで、地球の温室効果ガスを減らす重要な役割をはたしてくれている。
しかし、夏の猛暑の中で酸素を内部にためて二酸化炭素を放出する植物が現れていたのだ。
人工衛星の画像で二酸化炭素のレベルが上がっていることに気づく。樹木が二酸化炭素を吸収できず大気中に二酸化炭素を放出しているのだ。
大気中の二酸化炭素を酸素に変える地球の生物圏の重要な循環システムが温暖化の影響で異変をきたしている。

地球の酸素の20%をつくっているアマゾンの熱帯雨林
3度になると、乾燥したサバンナに変わるというシミュレーション結果がでている。このままではアマゾンが死ぬ。実際2005年夏アマゾン川流域でかつて経験したことがないほどの猛暑と日照りが続き、記録的な大干ばつで広大なアマゾン川の水は激減し、支流は完全に干上がって川底の泥も乾ききったのだ。干ばつに続いて火災も発生しこの夏に燃えたアマゾンの熱帯雨林の面積は2500平方キロ以上にもおよんだ。
アマゾンに降る雨になる水の50%は樹木が作り出している。森が次々と消えていく中でアマゾンの雨の源も失われつつある。

まだ多くの人々は理解していないが、地球が今までとはまったく別の星になってしまう。
海水温の上昇はエルニーニョと呼ばれる異常気象をもたらす。
気温が3度上昇すればこの異常気象が当たり前になる。
過去にその証拠がある。
現在より3度平均気温が高かった時代、海水の循環も違い、常にエルニーニョが発生していた。
通常であれば太平洋の暖かい海水は貿易風に西に流され南米大陸の沿岸には冷たい海水が残るが、エルニーニョはこの循環を逆にしてしまうのである。
まずは気圧が非常に不安定になる。そして貿易風が勢力を弱めて逆方法に流れると太平洋の東に暖かい水が集まるのである。南米大陸の沿岸は豪雨と洪水にみまわれる。
インドネシアの森林やオーストラリアの農地は厳しい干ばつに襲われる。

別の不吉な予測もある。
今までにない巨大な嵐が発生するというものである。
海水の温度が上昇すれば、ハリケーンが海から得るエネルギーも多くなる。そしてエネルギーが増えればその分だけ強力なハリケーンが発生するのである。
近年発生数が増えている。ハリケーンの勢力は5段階に分類される。
この30年で強いハリケーンの数が倍増したという調査結果もある。
カトリーナは地球におきつつある中の一つの兆しなのかもしれない。
地球の生き物を支えているシステムは崩壊する。
カテゴリー5は最大級のハリケーンだが、それを上回る6が発生するかもしれない。






Last updated  2008年09月21日 20時14分01秒
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カテゴリ:環境
ナショジオの番組でのこと。
地球の平均気温が2度上昇すれば世界中のサンゴ礁の大部分が消える。森から木が消えるようなものだ。サンゴ礁がなくなれば生き物たちも生きていけない。
海は地球で最大の炭素吸収装置であり、大気中の二酸化炭素を吸収する重要な役割を担っている。しかし最近はその機能が低下している。

通常であれば海の微生物は海水に含まれている炭素を取り入れて体の組織を構築している。しかし海が吸収する二酸化炭素が増えすぎると、海水の酸性度が急激に強まる。酸によって組織を分解されてしまうため、あらたに二酸化炭素を吸収できなくなる。
これらは食物連鎖の底辺の生き物で、大きさも1mm程度である。しかしこうした小さな生きものがいなくなれば、大きさも形も異なるあらゆる海の生き物たちも生きていくことができなくなってしまう。
危惧されているのは自然界のシステムが機能しなくなることなのだ。

グリーンランドの氷床は15万年前にできたもので、その氷が消えた世界は今まで見たことがない別世界になる。この氷だけで地球の海水面が7m上昇する。

多くの科学者は2度上昇すれば地球の自然は根本的に変わるだろうと指摘している。
温暖化が極地の氷を溶かし、氷の消失が温暖化を加速させる。
氷が解けて海水が増えれば、海水がより多くの太陽熱を吸収して、地球はさらに温暖化する。温暖化の速度は増す一方なのだ。






Last updated  2008年09月21日 20時10分32秒
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カテゴリ:環境
ナショナルジオグラフィックの「6℃が世界を変える」はあらためて温暖化が及ぼす影響について、深刻であることを認識させられたので紹介する。

現在地球の平均気温は数千年かわらなかったが、現在0.8度の気温上昇と結論付けている。たった1度にも満たないと思われがちだが、2度上昇すれば温暖化が抑えきれなくなる。
今後100年の間に最高で6度上昇する可能性がある。
1度でも世界は大きく変わる。
気温は日常的に変化しており、もし明日、今日より気温が6度高くなっても、薄着をすれば特に問題ない。
しかし地球の平均気温で考えた場合、6度低かった1万8000年前の氷河期にはイギリスのオックスフォードも氷に覆われており、場所によっては氷の厚さが1.5km以上におよんでいた。
6度だけで地球は氷河期になるのである。
その逆に6度上昇すれば・・・

便利さを享受する一方で二酸化炭素という見えぬ代償を払っている。
現在空気中の分子100万個に対し二酸化炭素分子は383個。
割合としてはごくわずかだがこの数が増えれば地球の平均気温が上昇する。
二酸化炭素が2倍になれば地球は大変になるだろう、450個に達すれば非常に危険なレベルといえる。
今より1度高くなればアメリカ西部に砂漠が出現する可能性がある。わずか数センチしかない土の層なのだ。農作物がまったく育たない不毛の土地になるといわれ、現に水が少なく影響はでている。
そこは今から6000年前は広大な砂漠だった。気温が上がり乾燥すれば景色は一変するのだ。
(この番組ではないが、地下水をくみ上げているが、底をついてきているようなことを言っていた。)
2015年前に手遅れになるとも言われている。

地球の気温が今より1度以上高かったことは過去100万年にはない。地球は前例のない早さで温暖化しているのは、温室効果ガスをつくりだし、その量が急激に増えてきているからである。
過去にも地球の気温は変化しているが、それは数千年や数万年の期間を経ての現象である。
現在の地球温暖化は数年単位で進行している。
やがて絶滅してくる種もでてくるだろう。
今のままだと過去に一度も現れなかった世界を経験することになるかもしれない。






Last updated  2008年09月21日 19時56分44秒
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2008年05月18日
カテゴリ:環境
中国の成都は、内陸に位置する四川省の省都であり、人口は1060万人だ。四川省は日本の1.3倍ほどの面積だ。
人口は8600万人で、隣接する重慶市は四川省より独立したが、あわせると人口は日本1国に相当する。
緯度は九州最南端と同じだ。日本からの距離は、東京-成都間は東京-福岡間の4倍に相当する。ちなみに上海は東京-成都のちょうど真ん中に位置する。

成都の街の歴史は古く2500年前にはすでに城壁で囲まれた大規模な町が造られた。
四川は三国志の主人公らが大活躍した場所で「蜀」があり、黄河流域の「魏」、揚子江流域の「呉」と並ぶ三国時代であった。
四方を山々に囲まれた蜀は難攻不落の要塞と、豊かな自然の恵みを持って古くから、天府の国と呼ばれ、そこを舞台に1800年近く前に英雄たちが活躍した地である。
その遺跡(古戦場の跡)はいまでも残っており、「三国志」で有名な名将、諸葛孔明と劉備が活躍したが、史実が山ほど残っている。
一度成都へ行ったことがあるが、古都京都に似たとてもいいところだ。

その地でM7.9という阪神・淡路大震災(M7.3)の30倍ものエネルギーの大地震がおきた。断層は300km(阪神60km)という。
石積み、レンガ、鉄骨が細い、地形は峡谷というように、地震にもろく甚大な被害がおきている。

今回、ささやかだが1万円を募金した。
中国大使館に掲載されているので、参考まで。
http://www.fmprc.gov.cn/ce/cejp/jpn/xwdt/t434982.htm
中国銀行へはネットから直接募金できなかったため、みずほ銀行を介して募金を行った。
同じくミャンマー(ビルマ)は軍事政権で救援を拒んでいるので戸惑ったが、3000円を投資家ジョージ・ソロスが信頼をおくWFP(国連世界食料計画)に募金した。
なお、募金詐欺が横行しているとも言われるので、注意していただきたい。

今思うことは、少しでも日本の仮設住宅と古着を輸出できないか。
また、世界で軍事費が膨大だが、世界の国々の軍隊は被災に対する救援部隊に変貌してほしいものだ。
国連かそれに変わる組織が、(現時点は)強力な防衛隊を持ち、各国は自国を守る軍隊を最小限に抑えるのだ。日本はその先頭に立つのだ。

一方で今日サンデープロジェクトでやっていたが、日本でも避難所にもなる小学校などの耐震が基準に満たない学校が数多くある。おきてからでは遅い。今回の四川大地震は他人事ではないのだ。






Last updated  2008年05月18日 21時57分34秒
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2008年01月20日
カテゴリ:環境
NASAには、温暖化問題にとって非常に重要な将来の予測を研究しているセクションが、ニューヨークある。ゴダード宇宙研究所(略称GISS)というところで、研究員はおよそ150人。衛星を使った地球の観測や気象学、天体物理など様々な分野の専門家が集まり研究に取り組んでいる。
その研究所の壁には1枚の写真があった。アポロ8号で撮った月面の上に浮かぶ地球である。

ハンセン博士へのインタビュアーをつとめたのが毛利衛は言う。
ちょうど20歳の時、この月面の上に浮かぶ地球の写真をみて非常にショックを受けた。まさにこれは宇宙船地球号。はじめて私たちは地球全体が真っ暗闇の真空の宇宙の中に生命を共存している場所だと認識して、それ以来おそらく地球人という概念が広まったと思う。でもその後だんだん薄れてきてまわりのことばかり見始めたので、何かもう一度地球ということを意識する何かが必要ではないかと思う。

ハンセン博士はいう。
私たちには地球上の生命が存続できるようにする責任がある。もし人間が二酸化炭素を減らすという道を選ばなければ、その責任を果たせなくなる危険がある。今こそ立ち上がって真実を国民に伝える勇気のある政治家が必要。私たちもこの危機を脱出するために彼らを支えていくのだ。

最後にハンセン博士に地球温暖化を食い止めるために最も大切なキーワードを書いてもらった。
”Coal(石炭) 80% of Solution”なぜならこれから大気中に排出されていく二酸化炭素の大部分は石炭からでるものだからである。
私たちはもう化石燃料をどんどん燃やし続けるような暮らしはできない。現在の世界からみんなで抜け出し、二酸化炭素を出さない未来へ行くための物語をみつけなければならない。そしてそれを社会へむけて語っていくのである。

2008年1月17日の日経新聞で地球温暖化に最も影響を与えている中国のニュースは象徴的であったのであわせて紹介する。
中国の国家海洋局が、中国の沿海部、中国沿海部の海面の高さが過去30年間で9センチ上昇したことを明らかにした。世界平均値を上回り、10年後にはさらに3.2センチ上がると予測。地球温暖化による影響の深刻さが改めて浮き彫りになった。

海面上昇が最も顕著な地域は、天津沿岸で19.6センチ。上海の11.5センチがこれに続くが、地下水の「無秩序な取水」による地盤沈下も原因らしい。
長江から北の沿海部では海面が過去30年で平均約10センチ上昇と、南部の香港などでは約5センチにとどまり、北部の海面上昇が目立った。

さらに2008年1月19日の日経新聞で、海洋研究開発機構は、シベリア東部の永久凍土地域で地中の温度がここ数年で最大約3度上昇し、表層が急激に解けているとの調査報告を発表したカラマツの森林では根が水没して成長に影響を及ぼし、本来緑色の葉が褐色に変わっているという。






Last updated  2008年01月20日 23時29分31秒
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カテゴリ:環境
NHKのBS1の「未来への提言」でのこと、地球温暖化の認識があまりに甘かったことを思い知らされた本当に良い番組であった。

NHKのナレーション
ハンセン博士が温暖化対策の切り札として注目しているのが、炭素隔離貯留と呼ばれる技術。石炭火力発電所の廃棄から出る二酸化炭素を溶液に溶かして回収する。それを地下の700mの地層に流し込んで封じ込める。多額のコストがかかるため、まだ実用化には至らず世界中で開発競争が続いている。

ハンセン博士は言う。
残念ながらこの技術はまだ実用化されていない。あと10年くらいはかかるであろう。その間は省エネと再生可能エネルギーにシフトすることで乗り切るべき。そうすれば二酸化炭素を隔離する技術が実用化するまでの、あと10年から20年分のエネルギーを賄うことができる。

3年ほど前からこのように考えるようになってきた。今66歳でとても元気であるが、自分の孫が温暖化についてそのように考えるかと思いはじめた。あと20~30年のうちに温暖化は今よりもっと進んで、様々なひどい影響が現れるであろう。その時孫の世代は我々の世代のことをどう考えるであろうか。あの人たちはなぜ温暖化を止める行動をしてくれなかったのだと考えることであろう。彼らは失望するであろう。
私は自分の孫たちにおじいちゃんは問題があることはわかっていたのにそれをみんなにきちんと言わなかったんだといわれたくない。温暖化の原因と解決策はもう十分にわかってきている。だからこれを社会に向けて伝えなければならない。

温暖化に対して市民は、家庭の電球を省エネの電球に取り替えるべきだ、もっと燃費のよい車を運転すべきだなと温暖化対策を市民がやらなければならないとよく言われている。それはもちろん大切なことだが、最も重要なことは温暖化問題の解決には国と国際社会のリーダーシップが必要だということ。

私たちは政治に関心をもち政治家たちに我々はこの問題を解決したいのだとはっきり伝えなければならない。市民の力だけでは温暖化問題の解決はできないのである。例えば今後あらたな石炭火力発電所をつくるのを止めると決めること。先進国であるアメリカが自ら止めてはじめて中国やインドのような途上国に対してもうこれ以上石炭火力発電所はつくるのは止めようといえるのである。






Last updated  2008年01月20日 23時09分00秒
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カテゴリ:環境
2008年1月1日に放送した「未来への提言スペシャル~地球温暖化に挑む・世界のキーパーソンからのメッセージ」でのこと。

NHKのナレーション
ハンセン博士は今温暖化について一般の人たちにわかりやすく伝える講演活動に力を入れている。休日を利用して全米各地をまわり個人の立場で温暖化の危機を訴えている。
「みなさんにぜひ聞いていただきたいのですが、温暖化について科学的に分かってきたことと、一般の人たちがなんとなく理解していることの間には大きなギャップがあります。みなさんが思っている以上に温暖化は危険な段階にきています。非常事態なのです。」

ハンセン博士が特に懸念しているのが、化石燃料の中で最も二酸化炭素を出す、石炭の使用が急増していることである。
ハンセン博士は言う。
「少なくとも先進国ではあと2,3年のうちに石炭火力発電所の新規建設を止めなければなりません。」

NHKのナレーション
世界の温暖化対策の中で今大きな問題となっているのが石炭火力発電である。同じ量の電力を作る際に、石炭は石油の1.2倍の二酸化炭素を排出するためである。ところが石炭はコストが安いため、電力を安く供給することができるというメリットがある。原油価格高騰の今、世界の石炭使用量はこの5年間に3割も増加した。
発電に占める石炭の割合は二酸化炭素の大量排出国(中国80%、インド70%、米国50%)でも大半を石炭に頼っているのである。


ハンセン博士は石油、天然ガス、石炭の3つの化石燃料から排出される二酸化炭素が今後どれだけ温暖化に影響を与えるかを気候モデルを使って計算した。その結果、最も埋蔵量の多い石炭の使用を段階的に中止すれば、大気中の二酸化炭素の濃度を危険なレベルまで上昇させずに済むということがわかった。

ハンセン博士は言う。
今後の温度上昇を1度以下に抑えて大規模な気候変動を回避することは可能。そのためには石炭の使用を段階的に止めること。石炭を燃やすことができるのは排出される二酸化炭素を隔離する技術を使った場合にのみ限る。
将来石油、天然ガス、石炭を燃やすことで、どれだけの二酸化炭素が排出されるか考えて見ると、私たちは石油の枯渇を意識している。価格も上昇している。おそらく埋蔵量の半分は使ったであろう。しかし石炭の埋蔵量は非常に多いため、今後莫大な二酸化炭素を出してしまう潜在的な可能性を持っている。これが大きな問題なのである。






Last updated  2008年01月20日 22時34分16秒
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カテゴリ:環境
科学が明らかにした地球温暖化の危機。
1997年、国際社会はようやくその対策にのりだした。京都で開かれた地球温暖化防止会議で、先進国は二酸化炭素排出の削減を義務付ける京都議定書に合意したのである。

その時、ブッシュ大統領は、京都議定書は非科学的で、あの目標を達成できる国はないと語った。世界最大の二酸化炭素排出国アメリカは科学的根拠が乏しいとして、京都議定書からの離脱を宣言し、二酸化炭素削減に消極的な姿勢を見せた。
ハンセン博士のように温暖化の危機を訴える科学者たちの発言は政府にとって意に沿わないものとなった。そして彼らの発言に政治が介入するようになっていった。

ハンセン博士は2007年自分の発言に政権から加えられた圧力について公表した。2007年12月に出版された本「科学の検閲 マーク・ボーエン著」やニューヨークタイムズに載せられた記事には政治的妨害の内幕が書かれている。ブッシュ政権から指名されたNASAの広報担当者が温暖化に関するプレスリリースの内容を事前に検閲し、発表を止めこともあったという。
さらに議会(米 下院)の公聴会でも証言した。「なぜ私の発言が官僚によって検閲、改ざんされるのでしょうか?このような科学への政治介入は一般市民を欺くものではないでしょうか?」

ハンセン博士は言う。
こんなことは理にかなっているか?なぜ事前に政治家によってチェックされなければならないのか?科学は高い質を保っていなければならず全米科学アカデミーからチェックを受ける。また他の科学者からチェックを受ける様々なプロセスがある。これは研究の成果がきちんと科学的な方法で導かれているかを見るため。ここに政治的なフィルターをかけるべきではない。これはきわめて重大な問題である。

我々は科学的な真実のみに従うべきで、科学的研究から導き出された結果を受け入れなければならない。政府は科学者がベストをつくせるようにするべきで、研究の成果を見て、政策を考えるのである。先に政策を決めてから科学をそれに合わせようなどとは考えてはならない。我々は自由に研究し、科学的な結論を自由に発表できることを望んでいる。そうすればその成果を、国民や政策決定者は利用することができるであろう。






Last updated  2008年01月20日 22時24分50秒
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カテゴリ:環境
2008年1月1日に放送した「未来への提言スペシャル~地球温暖化に挑む・世界のキーパーソンからのメッセージ」でのこと。

NHKのナレーション
海面上昇は世界各国に大きな被害を引き起こす。
茨城大学の三村信男教授によると、日本では東京などの大都市圏では海に面しており、およそ60cmの海面上昇がおき、満潮時に高潮が襲うなど最悪の場合を想定している。水没、氾濫のおそれのある地域は首都圏の400万人以上が影響を受けると予測されている。
ニューヨークや上海など世界の多くの大都市も海沿いにあり、影響は計り知れない。

しかし、海面が100年以内に、数メートル上昇する可能性については、世界の科学者の間でも議論が分かれている。
国連IPCCは今世紀末までの海面上昇を、18センチから59センチと予測している。しかし、報告書には但し書きがつけられている。「氷床についての研究がまだ限られているため、この予測値には、将来における急速でダイナミックな氷の流れは考慮していない」と。

ハンセン博士は言う。
海水の上昇に関してはたしかに一般の人にはわかりにくい。(ノーベル賞を受賞した)IPCCが発表している海面水位上昇の予測値は、主に海水が温暖化で暖まることによって体積が膨張することの影響を元に計算している。また、山岳氷河が溶けていることも考慮している。

しかし、IPCCは海面水位の大きな上昇を引き起こす、南極とグリーンランドの氷床崩壊の影響を含めていない。というのも、氷床の崩壊は突然起こるため、きわめて予測が難しいからである。

とはいえ、氷床の崩壊が起こるのを我々は許すわけにはいかない。もしティッピングポイントを超えたら、元に戻すことは不可能になる。気候は人類のコントロールを超え、大変な被害を引き起こす。残念ながらこの温暖化の問題に関しては、慎重に研究し議論し、98%確実という答えを出してからでは遅い。あと10年議論しようというような時間はない。数年以内に行動を起こさなければならない。
過去の地球の歴史を見れば、現在よりもあと1度高い気温になったときに、海面水位が大きく上昇し始めていることを忘れてはならない。






Last updated  2008年01月20日 21時32分00秒
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