細木数子が語る日本の少子化対策
日本のこども人口は26年連続減少中で一向に歯止めが利かない日本の少子化。さらにこどもが総人口に占める割合は諸外国と比べて見ても最低の水準。細木数子はほんとに国民全員の責任として考えなければ大変なことになると思う。何しろ国がからっぽになるのだから。相続者がいなくなる。どうしたらいいかというと、子どもを1人産んで一人育てるのに、3000万円かかるという。誕生から大学卒業までに子供1人にかかる概算費用。 すべて公立校に通った場合 約2,985万円(小学校以外)すべて私立に通った場合 約6,064万円だからなかなか産めない。そこでどんどん産んでください。大丈夫ですよと、例えば国から1人生めば(月々)2万~3万円補助金を出す。そうすればみんな生む。2人、3人と。何も施設だの保育所だのではなく、まず一家族におむつ代(児童手当・子供一人あたり5000円から1万円)というのが月に1万円しかでない。そんなのではとてもやっていけない。27,8万の手取りの若夫婦に対して。そして次に二人目だったら6万円、3人目は8万円というように。そして子供の生まない人も喜んでそういうお金を税金を払って使ってもらうことによってパワーアップする。事情があって生めない人は社会と結婚して社会に還元して細木自身のようにどんどん働いてもらえばいい。高額所得だから高額の税金のうちから払ってもらうシステムにすれば産むと思う。そして安心して子育てができる。ゆとりもある。子供を育てるということは、一大事業なのである。事業として考える。そんな冷たいというけれども国が空っぽになるよりはいい。そしてその子供は金の卵である。宝物なのである。そこで一つ提案。離婚する場合は養育費は出さないシステム。今離婚は怖くない。やり逃げも怖くない。国で保証するから。児童扶養手当として母子家庭の生活安定と自立の支援を目的に支給される手当てで、全額支給の場合41,880円(月額・子供1人家庭)3人いれば9万、10万もらえる。みんな偽装離婚の場合もあれば、結婚・離婚怖くない。だから子供はほったらかし。でも子供の養育費は離婚してもらえるから。そういう時代だからいろんな問題がたくさんでてきて、社会の歪をどんどん洗い流さないといけない。それと2人、3人男なら生ませなさい。一人っ子というのは、これは偏見じゃなく、統計学でみて、「我がまま、気まま、そして親のおもちゃ」である。まず競争心がなくなる。一人っ子の家庭はそういうことに注意を心配ること。家で社会の仕組みが兄弟3人だとわかるわけ。1人ばかりの意見は通らないということも。殴られたり、取られたりで、おもちゃ一つでも。そういうことが家庭教育。そして社会へ出て行って。どうしたらうまくやれるか、仲良くできるか。というのは、家庭で、兄弟同士で勉強できる。それをお父さん、お母さんがあったかい目で子供同士ケンカをさせればいいこと。そうすると手加減というのがわかっていく。お互いに手加減がわかる。そういうことが本当の家庭教育のしつけで大事なことだと思う。細木は言う。茶髪にロン毛の子は否定しない。社会の裏表を見ている。そしてしっかりして反射神経がいい。1たす1は2,1,2,3で育った子よりいい。ケイタイの使い方でも、メールも早い、感性がいい。そしていろんな人を見ている。ケンカの場面も見ている。また自分もしている。男も女も。酔っ払いもする。よたくる事も知っている。だけど是は是、非は非もわからないと、そのサークル、グループにやられる。はじかれる。だからそういうコミュニケーション、人間と人間の裏表を若くして子供なりにおぼろげにわかっていく。そういう子がまじめになったとき、天下一品の主婦になる。細木は言う。言う資格はないが、これからのお母さんたちは、2人、3人はぜひ産んで、国がもっと養育費をきちんと、不幸になった人にやるのではなくて、これから建設的な人にあげてほしい。そうすれば不幸がなくなる。不幸になったから、離婚したからいくらじゃない。一生懸命建設的な子達に援助する、そういうシステムをつくって、離婚者がいない、豊か、そしてウソの無い家族構成をつくってもらいたいと思う。