ジャラン・ジャラン・パインビレッジ

2006/03/18(土)21:26

哲学講義最終回・マイペンライ♪(タイ語)

今朝、なかなか起きることが出来なかった。 家内にきつく言われて、もぞもぞと起きる。 それが9時過ぎのことであった。 「いつもこんな感じなの?と言われ」、「最近はそうかな?」と答える。 朝ごはんを食べてから、着替えをして、電車に乗る。 今日は、鶴舞にある図書館に本を返す日であった。 図書館に借りた本を返し、それから、絶版書を3冊借りる。 VZ天国 続VZ天国 横井軍平ゲーム館 最後の横井氏の本だが、任天堂時代の色々な作品というか、製品の紹介と彼の商品作りの哲学を語った本であり、絶版となった今では、希少価値がある本である。彼は交通事故に会い、無くなってしまった。もし彼が生きていたら、今のゲーム界をどう見るのだろうか。 まぁ、彼のゲームに関する考え方については、ゲームの方の日記に記すことにする。 VZエディタはDOS時代に流行ったもので、Windowsの今ではWZエディタという名前となっている。上記2冊はVZのマクロ集であり、より使いやすければよいなと思って借りることにした。 午後からは哲学講義、最終回。栄まで地下鉄で移動し、マクドで家内から貰ったチケットを使って買い、カルチャーセンター内で食す。 今回も、一番最初に教室に入ってしまった。 今日はニーチェである。来期からの布石もあってなのだろう。 これまでの近代から現代までの哲学を踏まえながら話す。 最後に質問タイム。今日でこの講座は一応終わりなので、講師が気を利かせてくれて、余分に時間を取ってくださった。カントを学ぶ人の質問、そして俺の質問などに対して返答してくださる。 そして、講師が最後に、タイに行く話をした。 タイの人はおおらかで、何かちょっとトラブルがあっても、 「マンペンライ」って言うのだそうだ。 マンペンライ・・・大丈夫、気にしない、しょうがない、何とかなるさ、心配ないと言う言葉で、色んなところで出くわすそうだ。 講師はその言葉が好きなんだそうだ。 マンペンライ・・・最後に良い言葉を教わった。 この人は良い人なのかも知れない。そんな気がちょっとした。 これで終わり。拍手をして帰る支度をすると、一人の女性が本にサインをとお願いしていた。また、他人のことであるので、とやかく言うことでもなく、俺はただそういう気持ちになれなかっただけ。 みのもんたが云うところのお嬢さん方が私に向かって云う、 「(貴方は)次の講義は受けるんですか?」と。 自分はちょっと苦笑いしながら、 「いやぁ、もうお腹が一杯ですよー。俺、貧乏ですしー」って言って逃げた。 この講師とは半年間、哲学という線で繋がっていた。ただ、それだけだ。 でも、その半年の間は無駄ではなかったよ。面白かった。 俺の意志、哲学を反芻(はんすう)させてもらった。有難う。 それから、もうすぐ閉鎖となる、書店ビルに入る。 確かに本なども以前に比べたら縮小気味だった。多分、注文も打ち切って、あるものだけ売るのだろう。昔はフロアがもう2階分あったのだが、それも無い。漫画やライトノベルなどが充実していたのだが、栄という立地、土地代が高かったか、場所とニーズが合わなかったのか分からないが、上手くいかなかったのだろう。M上司がすすめた、「賢者の石」もあったが、きっとよそでも手に入るだろうし、他の本を探そうと思った。PC関連の本も、やはり種類が減っている。最後にゲーム関係のコーナーに行くと、ボードゲームの神様である、鈴木銀一郎氏のエッセイ本があった。1200円と薄いのに少々値がはるなぁと考えつつも、えいやぁ。ここで会ったが百年目って感じで買ってしまう。 ゲーム的人生論 そして、将棋の棚に行き、一番上に鎮座まします、「CD-ROM版、升田幸三全局集」をじっと見る。いつか欲しい。 升田幸三全局集 ふと、その時M上司のご子息のことを思い出す。小学生の頃に、23手詰が解けたそうだ。すごい。きっと俺には、そんな能力は無いだろう。 「へぼ将棋」を楽しむより、他はないだろうなと思った。 それから名駅まで雨の中を少し歩く。途中、ヤマハのビルを通り、先日、M上司が進めた、ブルックナーの8番、略してブル8でも、見ようかと思ったが、交通費、昼ごはん代、本など使ったので、少し我慢しようと、店に入らずにそのまま名駅まであるく。 今日はついでに電気屋による予定だった。お得意さま用粗品のデジタル時計+計算機付きの置物である。家内が欲しいと言っていたので、貰っておくことにした。それから、上階で、ちょっと本を立ち読みしてから、店を出て、系列店の電気屋でポイントカードを使って、サンヨーのエネループという充電池を4本買う。別に俺はエコロジストでもなんでもないのだが、ただの充電池だと、使っていない間、自然放電してしまうから、いざという時、使えないのは致命傷なのだ。エネループだったら、自然放電が少ない。充電しておけばすぐ使える。だから少々値が張っても買ってしまおうと思ったのだ。とはいえ、ポイントを使っているから、今日は1円も払っていないが。 自分は基本的にPDA(携帯端末)は電池主義である。電池の切れた使えないPDAほど情けなく、悲しいものは無い。 なので、エネループを使うのだ。 SANYO 充電式ニッケル水素電池「eneloop」(エネループ) HR-3UTG-4BP なんや、かんやで帰るのが遅くなってしまった。6時過ぎてしまった。 家内は、同僚と楽しくやっているのだろうか。 まぁ、あまり詳しくは聞くまい。

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