カテゴリ:雑談
「大判焼き」や「今川焼き」より、この名称が一般。しかもおいしくてやすい 今川焼きとか大判焼きなら誰でも食べたことがあるだろう。 滋賀県長浜市には「暫(しばらく)」という名称で「茶しん」という店で売られている。 小さい頃からよく食べていて大好きな「しばらく」は、他の地方では今川焼きとか 大判焼きなどの名称で呼ばれるものと同じだと知ったのは、高校を卒業してからになる。 実は、それは僕だけじゃなく長浜市ある湖北地方(滋賀県東北部)の人々では、 「しばらく」は知っていても、「大判焼き」や「今川焼き」を知らなくて、同じ物だと 思っていない人が多いほど有名なのである。 確かに大判焼きを販売するところがない訳ではないが、「しばらく」には次のように、 好まれ愛される理由があるのである。 1)皮が薄い 2)あんがいっぱい詰まっている。 3)しっとりとしたあん 4)甘すぎない 5)トータルで絶品 6)しかも安価で75円 他のところで大判焼きを食べたところ、あんの量が少なくて、しかもあんがボソボソとした感じ。 もう買いたくないと思った。 ところが「しばらく」は皮の近くまでぎっしりと詰まったあん、これほどのあんが入ったものは ここ以外にはお目にかかったことがない。しかもしっとりしており、甘すぎずちょうど良い感じ。 そして全体的には、丁度良い感じの味わいで、何個でも食べられる。ただし甘さで食べられ なくなるのではなく、お腹がいっぱいになるから食べられなくなるのである。 しかも値段もほかの大判焼きなら100円はするであろうが、75円というのは非常に安価だ。 実は「しばらく」も何年も前に90円程度に値上げをした時期があったように思うのだが、 すぐに値段を下げている。 あんは、「くろ」の大豆の粒あん、「しろ」(大手と呼ばれる白いんげん豆)の白の 粒あんの2種類が選べる。個人的には「白」が好みなのである。 あんがしっかり詰まった「しばらく」。「しろ」と「くろ」の2種類が選べる このような理由で、長浜近辺ではみんなが知っている「しばらく」は買っても、 「大判焼き」がもし売られていても誰も買おうとしない人が多いのは事実である。 それに勝るものが存在しないし、もし買っても「しばらくの偽物はまずいし高い」 と言うであろう。やっぱり今後も大判焼きや今川焼きの代名詞として「しばらく」は 続くであろう。 なお、私の地元の平和堂フレンドマート湖北店には、つるやの有名なサラダパンだけでなく、 「しばらく」も休日を中心においてある。1個ずつビニル袋に入った冒頭の写真の ものである。近くでも買えるのはうれしいことである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.22 20:24:34
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