カテゴリ:電子工作
上海問屋は、面白く安価な商品があるのでよく利用するのだが、この「USB半田ごて」は私にとっては大ヒット。
PCのUSB端子に接続し、そこの5Vの電源から半田ごてを使うというもので1499円(送料はメール便で210円)。自分の場合、楽天のポイントがあったので実質無料。 今までeBayでは破格値でいろいろ購入したが、同等な商品をeBay確認したが、台湾の売り手から2000円以上もしたのであきらめて、こちらから注文。 さて届いた商品を見てみると、以下のようなコンパクトなパッケージ ![]() 開封してみると、本体(下)、9V電池用ケーブル(左中)、USB接続ケーブル(左上)、そして小手先クリーナー(右)が入っている。説明書としてはパッケージに英語で示されたもの。 ![]() 早速PCに接続してみる。しばらくするとAC電源用半田ごてよりも早く加熱されて半田は溶ける。 ![]() これの本体側面にはスイッチが付いており、それによりLEDが光り、暗がりでも半田付けがしやすいようになっている。 ![]() 付属のケーブルは、Yケーブルと言って、2つのUSBポートから電源を供給できるようになっている。本来USBポートからは、0.5Aの電流供給ができない仕様となっているので、2つのUSBポートならばより電流を供給できる。そこは1つのUSBポートからどれだけ加熱できるのか試してみた。 試しにPCのマザーボードのコンデンサを取り外しが出来るかしてみた。PCのマザーボードの修理はコンデンサのパンクがほとんどで、この交換ができるかを試したかった。 コンデンサを基板の裏から加熱してみた。それなりに溶けるようだ。 ![]() 溶けは良いとは言えないが、何とかコンデンサを取り外せた。これなが取り付けも出来るだろうし、PCのマザーボード修理もこれでできるだろう。 ![]() もっと加熱したい場合、USBの2つのポートから電流を供給すればいいし、さらに必要な場合9Vの006Pタイプの充電池(アルカリ電池では不足する模様)を使えばよいし、PCなどが不要になるのも使い勝手がよくなる。 ![]() さらに、最近自動車のシガライターからUSB端子へ5V出力できるアダプターが百均で105円で売られている。それにつないだら自動車でも使えるのかもしれないと試すことにした。接続およびそのアダプターは以下の写真。 ![]() ところがそうはうまく行かなかった。電流供給が追いつかない模様で、加熱がまったく足りない。eBayで購入した同様のアダプターでも同じ状況だった。 いずれにしても、この半田ごて、PCさえあれば使え、私のようにPCは常に手元にあるような人間にとっては非常に便利なツールである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.21 20:41:07
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