Jashi's ROOM

2011/06/21(火)20:35

EasyCAPのFAQおよびQ&A

EasyCAP(17)

EasyCAPについて、書き込みをしたところいろいろと質問を受けたのでQ&Aのページを設けました。 ■質問 Q1)EasyCAP全般について ・EasyCAPは何をするものですか? ・コピーガードがかかったビデオテープを取り込めますか? ・EasyCAPはどこで製造していますか? ・EasyCAPには本物と偽物とあるらしいのですか・・ ・EasyCAPのパッケージにはいくつかのパッケージがありますが、違いはありますか Q2)EasyCAPの種類 ・EasyCAPには、種類がありますか? ・EasyCAP DC60とDC60+とはどのような違いがありますか? ・EasyCAPのバージョン、v2.1c、そしてv3.1b(v3.1a、v3.1c)とは違いがありますか? ・購入したEasyCAPは付属CDが紫色です。どのような製品ですか? ・購入したEasyCAPは付属CDが黄色です。どのような製品ですか? ? ・EasyCAPはWindows7で使えますか? ・購入したEasyCAPは32ビット版Windows用です。64ビット版Windowsでは使えませんか? ・MacでEasyCAPは使えますか? Q3)購入について ・日本でEasyCAP正規代理店はありますか? ・EasyCAPはどこで買えますか? ・EasyCAPはいくらで買えますか? Q4)付属品について ・EasyCAPを購入すると、何が付属しますか? Q5)インストールについて ・EasyCAPを使う手順はどうしたらいいですか? ・EasyCAPのドライバーをインストールしましたが、しかし認識されません。 Q6)購入のトラブル ・EasyCAPが送られてきましたが、パッケージがなくて裸でした。どうしてですか? ・ヤフオクでEasyCAPを落札しましたが、動作しません。不良品ですか? 不良品の場合返品や交換できますか? Q7)動作のトラブル ・取り込んだ音が悪いのですが・・・ ・取り込んだ画像が白黒になってしまいます。 ■回答 A1)EasyCAP全般について EasyCAPは、パソコンのUSB端子に接続して、動画と音声をキャプチャー(取り込む)ことができる小型の装置です。 市販のビデオテープには、コピーガードという複製できない信号が含まれていて、コピーできないようにしているものがあります。日本の製品は、コピーガードを感知して取り込めないようにしているものがほとんどですが、EasyCAPは関係なく取り込めるようです。 「EasyCAP」は、元は中国のForwardVideo社が製品化したものです。ある商品が売れると、それのコピーした製品が中国であふれてました。でも中国では代名詞のように「EasyCAP」と名乗る偽物の製品があふれて、内部は本家をコピー、そしてチップも同じ・・・一部チップも省いて音質の悪い製品もあるようですが・・・。ForwardVideo社は「EasyCAP」という商標を登録していなかったのか、現在「EzCAP」という商標を登録して、偽物と本物を分けています。「EzCAP]という商標は正規に登録されています。 本家の商品は「EzCAP」を使うようになってきています。本物と偽物の区別の仕方は、簡易パッケージに入っているのが「偽物」、紙箱に入っているものが「本物」です。つまり、日本に入ってきていて、ショップやヤフオクで入ってきているものはほとんどと言って偽物です。世界最大のオークションであるeBayでもほとんどが偽物です。偽物だから品質の悪いものもあり安いのですが・・ EasyCAPの偽物は簡易パッケージです。EasyCAPを製造している会社はタケノコのように多数あります。そのパッケージは似ているようで微妙に違いがあります。偽物同士で違いを競い合っています(大笑)。 A2)EasyCAPの種類 EasyCAPには、大きく分けて2種類あります。 古いバージョンであるEasyCAPの表記は、「ノーマーク」、「DC60」、そして「v2.1c」があります。付属CDのバージョンが「v2.1c」であることによります。付属CDの色が黄色なので見分けが付きます。 新しいバージョンは、「DC60+」、そして「v3.1b」(v3.1aやv3.1cの場合もある)の表記で見分けられます。付属CDの色が紫色ならこちらになります。 EasyCAPのDC60とDC60+の違いは、32ビットWindowsに対応しているのがDC60、32ビットはもちろん64ビットWindowsにも対応しているのがDC60+です。そして内部のチップ構成も異なります。同じような製品名ですが、互換性のない別製品です。 2つのEasyCAP、実はどちらでもWindows XP、VISTA、そしてWidows7でも使えます。ただし・・・・ ・DC60は、正規には32ビット版Windowsしか対応していませんが、実は64ビット版のドライバーが存在します。これを使えば最近のWindows7の64ビット版でも完全に動作します。 ・DC60+は、最初から付属CDには32ビット版および64ビット番Windowsでも動作させるためのドライバーソフトウェアが付属しています。気にせずにインストールすればOKです。 Macは、EasyCAP DC60+(V3.1B)のみ対応しています。 A3)購入について EasyCAP を日本で正規に発売しているところはありません。しかしOEMとして日本の有名なメーカーの製品として供給されているようにも思います。 EasyCAPとしては、輸入品として購入することができます。PCショップや、ネット通販、そしてオークション(ヤフオクなど)。私の場合は、送料込みで非常に安価で買える(ただし届くのが最大2週間ほどかかることもある)ことで、世界最大のオークションであるeBayで、即決で購入することが多いです。ちなみにeBayではその子会社のPayPalにクレジットカードを登録しておくと、非常に安価に決済できるので便利です(ヤフオクの簡単決済はボッタクリ)。 EasyCAP DC60の値段。 ・PCショップやネットショップ 1980円から3980円程度 ・ヤフオク 800円程度から1500円まで ・eBay 海外からの送料込みで600円台~(英語、そしてPayPal決済・・) EasyCAP DC60+の値段。 ・ヤフオク 2800円~(送料別) ・eBay 海外からの送料込みで1200円少々(英語、そしてPayPal決済・・) A4)付属品について EasyCAPの付属品は次の通り。(どんな粗悪な偽物であっても) ・本体 ・付属CD(ドライバー、ソフトウェアA) ・簡易マニュアル ・USB延長ケーブル (このケーブルを「別売」とか「オマケ」と称しているのはボッタクリ。 そういうところは、初期不良もスキルのない購入者のせいにして交換もしない) A5)インストールについて EasyCAPを使うには次のようにします。EasyCAP DC60は32ビット版で、DC60+は32ビット番も64ビット版も対応しています。 ・EasyCAP付属のCDからドライバーをインストールします。このとき、EasyCAPはUSBに接続しません。 ・ドライバーのインストール後、再起動が即されれば従います。 ・次に付属CDにあるUlead VideoStudio 10 SE DVDをインストール(このときシリアルを入れる) ・その他、VideoStudioの動作に必要なソフトウェアもインストール ・再起動を即されれば従う。 EaayCAP DC60の場合、正規には32ビット版のWindowsにしか対応していませんが、非正規の64ビット版Windowsドライバーをインストールすれば、Windows7の64ビット版などに対応することができます。 何れにしても、ドライバーをインストール後、EasyCAPをUSBポートに差し込んでも認識されない場合、次の経過を確認してください。 ・別のUSBポートに差し込む・・・・ドライバーがインストールされる・・・動作することが多い ・動作しない場合・・・不良品・・・特にヤフオクは不良品が多いような気がする。 A6)購入のトラブル 日本人は、パッケージ、それも綺麗なパッケージを好みます。もしパッケージがない場合は中古だと思うこともあります。でも海外、特にeBayでは送料込みでも日本で購入するより非常に安い、さらに安い商品を購入するとき、送料を安くするためパッケージなしで送られてくることがあります。パッケージ付きでも海外から送ると高くなりますからね。実際にヤフオクでEasyCAPを安価で出品している香港の業者(?)も同様な形態をしているようです。パッケージ付きか否かは、全体のコストに関わります。安くてもいいのならパッケージなしということになります。eBayは海外からの購入でもPayPalの関わりもあって、出品者はヤフオクのような悪質な出品者は少ないようです。 ヤフオクでは、「商品を検品している」、「PCの相性は保証しない」としている出品者があります。事実、EasyCAPは、日本でのサポートしているところもなく、トラブルに対してはサポートがありません。それで動作させるのに困っている人が多いようです。私のブログに相談されている方も多数おられますが、最終的にEasyCAPのハードウェア不良、初期不良と思われることが多数あります。「検品しているから」と不良を拒んでいる出品者がヤフオクの評価を見るとわかるのが悲しいです。そしてこちらの相談されている人の評価も見えたり・・・ ほとんどの場合、返品はもちろん、交換も受け付けてくれない出品者がほとんどです。購入者のスキルがないことを理由にしています。ただし出品者が「ショップ」の場合は可能でしょう。私が確認している問題の出品者はごく一部です。 A7)動作のトラブル EasyCAPはほとんど偽物でありますが、もっと質の悪いものがあります。音声処理をする「オーディオ・コーデックIC」というものが省かれた製品があります。取り込んだ音声の音質が安物ラジオのように悪い音質で聞けたものではありません。私が確認したものでは「DC60」の製品に時々みられ、ヤフオクでも出品されているので、要確認です。 このような最悪のEasyCAP DC60でも解決方法があります。良い音声で取り込むためには、EasyCAPの音声端子に接続せずに、PCのLINE INやマイク入力に接続して音声を取り込むように設定します。ただし取り込むプログラムで音声入力の選択が必要になる場合があります。 EasyCAPが取り込むビデオ映像形式は、世界各国のいろいろな形式に対応しています。「NTSC-M」にするとカラーで取り込むことができます。「NTSC-MJ」は日本の「J」付きだと思うとうまく行きません。白黒になることが多いです。 ■最後に 日本ではサポートしているところがありませんが、たまたま私が1年以上前にeBayで購入して、いろいろコメントをいただいて、さらに別のルートで海外から購入、そしてeBayから購入したりしました。そのようなEasyCAPを購入して、いろいろわかったことがあってまとめました。 出品者には、検品しているといいつつ検品していなくて返品不可にしている者が多いです。を落札者がクレームを言うと、スキルがないと罵声を浴びせる出品者、実は落札者は「お客様」です。 A href="http://w1.ax.xrea.com/c.f?id=100143424" target=_blank>

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