カテゴリ:PCハードハードウェア
■貸出機のXPERIA arcで充電電流について調べた
Galaxy S2が修理となり、貸出機のソニー・エリクソンのXPERIA arc(SO-01C)について、充電について調べてみた。 出力電流容量の多いアダプターを使うと早く充電される、一般人ではそうかもしれないが、それは間違った認識だということを打開するためである。 ■Galasy S2とXPERIA arcのACモード充電時間 Galaxy S2では、AC充電モードにすると最大650mAで充電するということを以前の記事で書いた。 ではXPERIA arcではどうだろう。バッテリー容量が1%のとき、50%過ぎの時でも次のように0.47A(470mA)程度の充電電流である。携帯側でもAC充電モードになっているのが確認できる。充電に使ったAC→USBポートのアダプターの最大容量は2Aなのにである。携帯側ではACモードの表示が見える。 これは、ずっと充電電流が一定とは限らないが、思ったよりも低い。考え方によれば、PCのUSB2.0に規格にあうように0.A(500mA)以内に収まるような設計がされているようだ。欠点として充電数時間がかかるであろう。 ■Galasy S2とXPERIA arcのUSBモード充電時間 次に、Galaxy S2では、PCのUSBポートに差し込んだときの充電電流は0.4A(400mA)であった。 XPERIA arcではどうだろう。バッテリー容量が1%のとき、50%過ぎの時でも次のように0.2A(200mA)少々過ぎの充電電流である。携帯側でUSB充電モードになっているのが確認できる これも思ったよりも少ない充電電流である。USB接続での充電流はGalaxy S2の半分程度なので、充電時間は本当にかかるであろう。 ■出力電流容量が大きいアダプターをつかっても充電時間は変わらず AC充電モードのとき、出力電流容量の多いアダプターを使うと早く充電されるというのは嘘である。上記のXPERIAではUSB2.0ポートに合わせた500mA以下だし、Galaxy S2でもAC充電モードは700mA以下。確かに容量的に大きいACからUSBへ変換すうアダプターは2Aまでの出力容量があるのに使われていない。時間的にはGalaxy S2の方が充電が早いと思う。 USB充電モードのとき、つまりPCのUSBポートからXPERIAへケーブルを接続したとき、電流容量が少ないので、やはり時間がかかる。 いくら充電元の出力電流が大きくても、携帯側が控えめに設定されているので、電流は変わらない。アダプターの最大電流出力が発揮できないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.22 19:52:18
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