2015/01/10(土)10:31
B-CASカードの端子の製造元による形状違い、miniB-CASでも同じ模様
■B-CASカードには、2種類の端子の形状がある
手持ちの数枚のB-CASカードを見ていて、内蔵されているチップへの端子の形状が2種類あることに気がついた。
携帯電話に使われているSIMの場合、通信会社によって端子の形状が異なるのは知っていたが、同じB-CASなのに・・・・
私の家にあるものは、地デジ専用と、地デジ/BS/CS兼用のものと2種類があるが、その違いではなさそうだった。
上で示したB-CASカードだが、左の端子の形状のものには、カード右下端に「M」で書いてあるコードが見える。右の端子の形状のものの場合には、カード右下端に「T」で書いてあるコードが見える。
どうやら、B-CASカードの端子形状の違いは、B-CASカードの製造元である「M」である松下(現パナソニック)、「T」である東芝との違いであろうと言うことがわかってきた。
■miniB-CASカードの製造元の見分け方
B-CASカードは、フルサイズのICカードなのだが、小型の機器へで使うために、miniB-CASカードが使い始められている。このサイズは携帯でよく使われているSIMと同サイズ。
私の家にある地デジ付きポータブルDVDプレーヤには、このminiB-CASカードが使われており、その裏表を見てみる。
このminiB-CASカードには、標準サイズのB-CASでは見られる「M」や「T」で始まるコードが見当たらない。
しかし、インターネットの画像検索で調べると、フルサイズのB-CASカードと同様に2種類のICカード端子の形状が見られることがわかった。
私の家にあるminiB-CASの場合、上記の画像を見るとわかるが、ICカードの端子の形状から「T」タイプなのである。標準サイズのB-CASと同じように、端子の形状で判断できそうだ。