カテゴリ:ソフトウェア
■Windows 8 Pro アップグレード版を入手
Windows 8 Pro アップグレード版を入手したこと、昨日の私に記事「Windows 8 Proのアップグレード版(発売記念優待版) を入手」に書いた。私が入手したのは5000円台で購入できる「Windows 8 Proのアップグレード版(発売記念優待版」(楽天市場での検索結果) のパッケージである。 週アス+のWEB上の記事、「Windows8アップグレード版でクリーンインストールは可能!?」によるとアップグレード版で必要とされているXP、Vista、7がインストールされていないPCでもクリーンインストールができてしまうようなことが書かれていた。 それを確かめよう。環境を受け継がずにインストールできることが目的で、マイクロソフトのライセンスをする抜けるためではない。 ■個人情報をことごとく聞いてくるインストール Windows 7がインストールされたデスクトップ機、それに内蔵されているHDDより容量の大きいHDDを用意した。用意したHDDは元はOSなどが入っていたが、フォーマットや領域解放してまっさらにしてある。内蔵されていたHDDをこのHDDに交換した。まったくのクリーンインストールになる。 PCのDVDドライブを優先起動にしてWindows 8のメディアを入れる。すると次のような4つの窓が画面中央部に表示される。この画面で相当待たされる。最初はPCがフリーズしたかと思ったほどである。 インストールするときには最初の段階でプロダクトIDを入力する。その他の設定も聞いてくる。そしてインストールが始まる。Vistaや7で見覚えのあるインストール画面だ。 いくつかの段階を経てセキュリティ情報の追加の画面が出てきた。ここで「携帯電話のメールアドレスまたは電話番号」を聞いてくるが、PC用メールアドレスでははじかれた。結局空白でも次の段階に移ることができた。 完了の画面では、生年月日と性別が聞かれる。これほど個人情報を聞かれるとイヤになってくる。 そしてインストールは完了となった。 ■Windowsが入っていないHDDにインストールできたか Windows 8 Proアップグレード版からのインストールは、何も警告もなく動作しており、成功したように見えた。 インストール時に登録したメールアドレスに「お使いのメールアドレスの確認」というメールが届いていたので、それでマイクロソフト側への認証も行った。 ところが、「ライセンス認証」を確認してみると、現在のプロダクトキー「利用不可」となっているではないか。 ■Windows 8を再びインストール Windows 8の「ライセンス認証」が行われていないが、とりあえず使える状態である。このとき、Windows 8を再びインストールするとどうなるのだろうか。 再インストールするために、Windows 8のインストールメディアを入れて再起動しようとしたところ、このメディアから起動しなかった。かわりに最初に入れたWindows 8が起動してしまった。 それならと、最初にインストールしてライセンス認証が行われたかったWindows 8が起動しているときに、そのメディアの中のsetupファイルをダブルクリックすると、インストールが再び可能であった。その状態でインストールを進めていく。 そしてWindows 8のインストールが完了、その状態でライセンス認証を確認する。「おぉ!」今度はライセンス認証が通っている。 アップグレード対象のWindowsが入っていないまっさらなHDDでも、一度インストールしてから、再びインストールし直せばWindows 8 Proアップグレード版は、ライセンス認証が通って使用可能になるということか。 ちなみに、後で確認したところ、最初に入れたWindows 8は、Windows.old フォルダとしてバックアップされて残っていた。12GB程度ディスクスペースを占有しているので、ディスクのクリーンアップで消去する必要がある。ある意味クリーンインストールでないかもしれない(^^)。 ※12月30日追記:インストールするHDDをフォーマットしておき、空の「Windows」フォルダ作成しておくと2度インストールする必要がないのを確認。 ■Windows 8 Proはすべて込みではない Windows 8の場合、ノーマークのものがあり、すべて込みがPro版だと思い込んでいた。 「Windows 8への機能の追加」で確認してみると「Windows 8 Media Center Pack」というものが800円と出てくるではないか。マイクロソフトは、Windows 8になって各種パッケージが安くなったのだが、それは機能を切り売りしているように感じた。 ちなみに、ノーマークの「Windows 8」を「Windows 8 Pro」にアップグレードするパッケージには「Windows 8 Media Center Pack」が含まれているようだ。 この「Windows 8 Media Center Pack」だが、2012年10月26日から2013年1月31日の期間限定でプロダクトキーを無料で入手できる。次のページで、有効なメールアドレスを入力、後でプロダクトキーがメールで送られてくることになっている。 http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/feature-packs ただし、2013年1月31日までにライセンス認証を受ける必要がある。1つのメールアドレスにつき、1つのライセンスがもらえるはずなので、2つのパッケージがあるので2つのメールアドレスで申し込んだが、どちらのメールアドレスにもマイクロソフトからライセンスについてのメールが届いていないのはどうしたことだろう。 何日も経過した31日にやっとメールでライセンスが到着。別のメールアドレスで申し込んだものはそれほど遅くはなかったが、翌日ライセンスが到着。すぐに送られてくるものではない。 今回の方法でインストールしたWindows 8に、「Windows 8 Media Center Pack」の無料プロダクトキーを使ってインストールしてもまったく問題なかった。(ダメだったというコメントを書いていただいた方もあるが) ■Windows 8の使用感 ハッキリ言って非常に使いづらい。今までのように目的のものを表示して操作ができないためである。どう考えてもタッチパネルを使うタブレットPC用のインターフェースである。今回の記事を書くためにスクリーンショットを取りたかったが、ペイントをどうしても起動できなかったために、デジカメでの写真となった(^^;)。 そのタブレットPC用としても、Androidが入ったタブレットとは操作性が相当異なり、非常に戸惑う。 インターフェースが大幅に変更したため話題にはなっているが、Windows 8の内部バージョンは6.2。Vistaが6.0、7が6.1であることから、その改良版である。見た目だけを変えただけで受け入れられるかは疑問に思う。 なお、電机本舗が「Classic Shell」を日本語化して配布している「Classic Shell J」を使うことでスタートボタンを使うWindows 7に近いUIで使うことができるようになった。これでストレスなく使えるようになった。 VISTAから7へ変更になったとき、動作が軽くなったことが感じされたが、同じように7から8ではより動作が軽くなったことが感じられる。 ただ、新しいタッチパネルでのインターフェースを強調すると、以前からのWindowsファンからは敬遠されるのだが、以前のインターフェースでの操作をソフトを入れると、よい感じに動作しているのがわかる。 ■Windows 8 proアップデートの価格 Windows 8 proのアップグレードパッケージは現在アマゾンで4,980円。ダウンロード版は 3,300円。 しかし、2013年1月31日まではこの価格だが、2月1日以降は25,800円になってしまう。買うなら今のうちだ。 ちなみにDPS版の価格は変更無し。楽天市場でも今なら安く買える。買うなら今、後では高価になりすぎ。購入するなら今のうちだ。 →楽天市場で「Windows 8」を検索 →楽天市場で「Windows 8.1」を検索
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