カテゴリ:Galaxy S3
■GALAXY S3(SC-06D)とs3α(SC-03E)の互換バッテリー
スマートフォンを使ってみると、頻繁に使いまくるとバッテリーが1日持たないことがある。そのために予備バッテリーがほしくなる。しかし、純正品は高いし互換バッテリーの購入となる。 ドコモが販売しているGalaxy S3は、SC-06Dとその改良版であるSC-03E(s3α)があるが、内部はグローバル版とは異なっており、バッテリーの大きさも違うので、購入時に注意が必要である。使えるのは中国で販売されているGalaxy S3である「i939」用のバッテリーである。 ちなみに、純正バッテリーは、バッテリー内部にお財布携帯のアンテナが内蔵されているのだが、この互換バッテリーには内蔵されていない。マクドナルドでお財布携帯用のクーポンが使えないので注意。 ■昨年購入した互換バッテリー、最近膨らんできた 昨年、SC-06D用に海外から購入したバッテリー(「Galaxy S3(SC-06D)で使えるバッテリーとバッテリー充電器」)で紹介した以下のものを予備バッテリーとして使ってきた。日本語も書いてあり非常に怪しげ。 純正に比べると、バッテリーの持ちは悪い。表記は2200mAと純正より多いのだが。実際に使ってみると、最初は満充電(100%)にならないことがあった。 最近、異変に気がついた。純正バッテリーに比べると発熱が激しいように感じる。そしてよく見ると、バッテリーが膨らんでいるのに気がついた。この互換バッテリーは2つあるが、どちらも膨らんでいるのである。膨らんでいる2つを重ねたのでより強調されて撮影されたのが以下のもの。 互換バッテリーで爆発した例もあるし、純正でもノートPCが燃え上がったという例もある。それでこのバッテリーの使用を止めた。 ■新たに互換バッテリーを購入。日本でも安く買えるようになってきた 再び世界最大のオークションであるeBayで互換バッテリーを購入しようと捜してみた。以前よりドコモ版のGalaxy S3用バッテリーは安くなっている。しかし難点なのが到着までに10日~30日(もっと遅い場合もある)かかるということである。 ふと楽天市場を見ると、「お盆前特集!スマートフォン(スマホ)用互換バッテリーです。GALAXY S3 ドコモ docomo SC-06D ...」とドコモ版Galaxy S3(αも)用互換バッテリーが499円であった。2個までの送料は定形外郵便で140円と良心的だったので、このバッテリーを2個注文した。 この価格ならeBayから買うのと大きくは変わらないし、この互換バッテリーのラベルデザインもeBayで見たことがある。 ■届いた互換バッテリー 数日後、郵便受けに届いたバッテリーは以下のもの。包装としては上のビニル袋に入った簡素なもの。これにも日本語表記があって怪しげ(^^;) バッテリの容量だが、純正が2100mAなのに2500mAの容量表記があるが、中華商品らしく非常に怪しい。 このようなとき、目安になるのではないかと思っている方法が、バッテリーの重さを量ること。このバッテリーは33.0g、純正が38.5gといかにも軽い。たぶん表記の容量どころか純正以下であろう。ちなみに昨年購入した互換バッテリーは35.5gなので幾分かマシであろう。 ■この互換バッテリーのバッテリー状態 とりあえず充電する。2つのバッテリーは、別々の方法で充電した。 (A)バッテリー充電器で充電 以下のGalaxy S2(SC-02C)用のバッテリーチャージャで、装着方法によりSC-06Dのバッテリーでも充電できるもの。充電中は赤色のLED表示で、完了すると青色で知らせてくれる。これでは問題ないように充電されていく。eBayでは$4程度で送料込みで購入可能。日本でも送料別500円以下で販売しているところも見られる。 (B)SC-06Dに入れて充電 時間が経過して「ピポッ」と充電を完了した音が出たのだが、SC-06Dの充電状態を見ると90%少々、100%に達していない。そのまま放置するが、何度も「ピポッ」音が出るものの、満充電には達していなかった。実は同じ状態は昨年買ったバッテリーにもあった。使っているうちに、そのようなことが見られないようになってきた。 それでは、実際にどのようなバッテリー状態なのであるか調べることにした。 Android用のバッテリー(電池)や稼働プロセスに関する情報を表示するアプリである「Battery Mix」 を使って、今回のバッテリー状態を調べたのが以下のもの。グラフの青色は使って状態、赤色は充電状態を示す。 上記のバッテリー充電器を使って充電した(A)のバッテリーを入れたのが(1)。満充電されずに90%程度しか充電されていない。当然のことながら使っているのでバッテリーは消耗していき、70%程度に。 その後、SC-06Dを充電器に接続。赤色で示されたように充電され、90%を越えていくが100%までは達せず(2)。その後は充電中なのだが、80%少々まで落ちる。 SC-06Dを充電器から取り外す。ここで面白い現象がある。青色で示したように充電していないのに、バッテリー残量が上がっていき、ピークは90%弱まで上がる(3)その後は下がっていく。 朝4時に充電器から取り外したSC-06Dは午後6時には残量10%を切り、充電を促してくるようになった。 再度充電。どんどん充電されて数時間後には90%近くまでいく(4)。しかし100%ではない。今後も充電中だが残量は下がり80%中ほどまで落ちる。今回も充電器から取り外すと残量が一旦上がる。 ・・・・今回2つ購入したバッテリー、もう一つのはどうなのだろう。 もう一つのバッテリーは90%弱、これをSC-06Dに入れると95%程度まで上昇(5)、その後充電を続けると残量が減り、充電器から取り外すして使用。残量が復活する(6)というのは同じ特性だ。個体差があるわけではなかった。 ■互換バッテリーは期待しない方がよい 先にも述べたことだが、互換バッテリーはバッテリー表記が怪しげで、純正以上の表記があっても(同じでも)それ以下がほとんどだと思われる。 また、満充電されないものが、今回のようにある。 さらに、純正でもあるようだが(以前のガラケーでも見かけた)、バッテリーが膨らむことが多い。これは爆発などの危険があるのではないかと思う。 冒頭の前書きに書いたが、ドコモ版のGalaxy S3用バッテリーはお財布携帯のアンテナが内蔵されており、アンテナのない互換バッテリーではその機能が使えないことになる。(au版のGalaxy S3では、カバーにアンテナが組み込まれているので問題ないようだが) ・・・このようなリスクや機能が限定されてしまうのだが、安価な互換バッテリーを使っている私なのである(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.05 23:31:11
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