Jashi's ROOM

2014/12/08(月)01:51

データSIMパッチでアンテナピクト問題解決「Colorfly G808 3G」

タブレット(11)

■「Colorfly G808 3G」データ通信SIMではアンテナが立たない 格安のデータ通信専用SIMを入れた「Colorfly G808 3G」は、電波が届いてデータ通信ができているのに、アンテナピクトが表示されない、つまりアンテナが立たない状態。 アンテナピクトは、「音声通話SIM」の場合に限り電波の強さを示すことが可能。 「データ通信SIM」では、実際に電波が届いていても「音声通話SIM」ではないので「電波が来ていない」と端末は判断してしまうため表示できない。つまり「アンテナピクト問題」となる。 「アンテナピクト問題」が発生すると、端末は電波を探し出そうとトライし続ける。そのためにバッテリーの消費が激しくなることがある。これが「セルスタンバイ問題」。 ちなみに「SMS付データ通信SIM」の場合、「アンテナピクト問題」や「セルスタンバイ問題」は発生しない。SMSは「音声通話SIM」の拡張部分で行われており、「SMS付きのデータ通信SIM」は実際には通話できないものの「音声通信SIM」としても振る舞うからである。 Androidバージョンや機種によって、データ通信SIMでも「アンテナピクト問題」が発生しないものもあるようだが。 ■「Colorfly G808 3G」、SIMパッチによりデータ通信SIMでアンテナを立たせる (1)アンテナピクト問題とセルスタンバイ問題の解消法 インターネット上で調べると「アンテナピクト問題」と「セルスタンバイ問題」は、Android端末内部を操作できる「Xposed Installer」+データ専用 SIM での動作修正パッチモジュールである「datasim_patcher.apk」で解消できるようだ。 ただし、「Xposed Installer」はどのAndroid端末で使えるわけではなく、root化されている必要がある。私が購入した「Colorfly G808 3G」は購入時からroot化されているため動作しそうだった。 (2)「Xposed Installer」と「datasim_patcher.apk」をダウンロード 「Xposed Installer」は、いろいろなバージョンなどがあってわかりにくいが、とりあえずこのページの「 Xposed Installer APK」からダウンロード。 「datasim_patcher.apk」は、このページの「こちら」からダウンロード。 (3)「Colorfly G808 3G」に「Xposed Installer」と「datasim_patcher.apk」をインストール 「Colorfly G808 3G」に「Xposed Installer」と「datasim_patcher.apk」をそれぞれインストールする。 「Xposed Installer」のショートカットが作成される。(他に「datasim_patcher」も) (4)「Xposed Installer」と「datasim_patcher.apk」でSIMパッチ実行 「Xposed Installer」を起動すると、フレームワークをインストールせよと出るので「フレームワーク」をタップ。 フレームワークの項で「インストール/更新」を選択。すぐに再起動するか聞いてくるので「Ok」を選ぶと自動的に再起動する。 再起動後、再び「Xposed Installer」を起動。今度は「モジュール」を選ぶ。 先ほどインストールした「datasim patcher」が表示されるのでタップする。 「datasim patcher」の設定のところで、「patch mode」を選ぶ。 2の項を選ぶ。 戻るボタンを押して、「patch mode」が2が選択されているのを確認。 戻るボタンを押して、モジュールの項に戻る。「datasim patcher」にチェックを入れる。 戻るボタンを押して、「フレームワーク」を選択。 フレームワークの項で「インストール/更新」を選択。すぐに再起動するか聞いてくるので「Ok」を選ぶと自動的に再起動する。 再起動後、以下のようにアンテナピクトが表示されるようになった。バンザーイ!! (5)SIMパッチを削除するには 「Xposed Installer」を起動後、「フレームワーク」を「アンインストール」する。そのとき、水色の囲みのように「動作中」がなくなっていることを確認後、「OK」を押して再起動する。 (6)余談。「Xposed Installer」と「DocomoSimPatcher」ではダメだった 「Xposed Installer」と「DocomoSimPatcher」でも「アンテナピクト問題」が解決させることができるかも確認した。 「DocomoSimPatcher」はこのページの「こちら」からダウンロード。 これを「Colorfly G808 3G」にインストール。先にうまく行った「datasim patcher」はもちろんアンインストールしてある。 「Xposed Installer」を起動後、「DocomoSimPatcher」(これには設定項目がない)にチェックを入れてフレームワークをインストール。 再起動させてもアンテナピクトは表示されず。「Colorfly G808 3G」は「datasim patcher」でないとうまく行かなかった。 ■アンテナピクト問題が解決して アンテナピクトが表示されるようになって、電波の強さもわかるのはありがたい。ただし「セルスタンバイ問題」が解決されたのかは確認していないが、「Colorfly G808 3G」は4000mAのバッテリーを搭載するために長時間使えている。

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