Jashi's ROOM

2015/09/06(日)08:54

クワッドコプターのバッテリーを6個充電できるチャージャー(充電器)

ドローン(9)

クワッドコプター V686Gは、購入して1ヶ月以上経過、1回で8分弱しかバッテリーが持たないため、複数のバッテリーがないと楽しくない。付属のバッテリーチャージャー(充電器)は、ACコンセント用で1つしか充電できない。最初から予備バッテリーを持っていたが、2つのバッテリーを充電するには時間が掛かりすぎる。 ということでUSB端子から充電できて、同時に複数個充電できるチャージャーを探した。アマゾンでも複数個を充電できるものがあるが、eBayに6個同時にできるもの「6 in 1 Charger For Sima X5C JJRC V686 H12C Quadrocopter Helicopter Battery 6 WAY」が$3.59(PayPal決済で459円)で送料込みであったので購入、日本の業者から買うよりも安い。10日ほどで到着。アマゾンにも3AのACアダプター付きで同じものが1600円程度から売られている(同じACアダプター付きで800円程度のものを海外から先日注文したので再度レポート予定)。 小さいのに本当に充電できるのか心配だったので分解。 基板の上にはLEDとバッテリーにつながるコネクタ、そして付属USBケーブルから充電されるジャックがあるだけ。 基板の裏には、バッテリーが接続されるポート毎にトランジスタ1個、抵抗1個、コンデンサ1個、そしてICが1個とシンプルな回路が構成されており、それが6つ並んでいる。 V686Gのバッテリーに使われているコネクタは日本圧着端子製造株式会社(JST)の「JST RCYコネクタ」(BEDコネクタとも言われる)が使用され、ラジコン関係のバッテリーにもよく使われているもの【左】。それに対して今回のバッテリーチャージャーでは「MONEX社2.0mmピッチ51005-0200コネクタ」が使用できるようになっており、クワッドコプター関係では比較的使われているようだ【右】。しかしそのままではV686Gのバッテリーは接続できない。 V686Gのバッテリーを今回のバッテリーチャージャーで使用するには。JST RCYとMOLEXの変換ケーブルが必要となってくる。それもチャージャー購入時にわかっていたのでeBayで変換ケーブル6本セット「6pcs JST Charger Connection Wire for Wltoys V969 V979 V999 V222 Quadcopter Part」が$1.89(PayPal決済で242円)送料込みを注文、ケーブル1本あたり40円と安い。バッテリーチャージャーと同じ日に届いた。同じ変換ケーブルはアマゾンにもあるが、本数から換算すると1本100円以上と高価である。 チャージャーに変換ケーブル6本を差し込み、手元にあるバッテリー3個を接続、タブレットに付属していた2AのACアダプターに接続した。充電中のときにはLEDが点灯する。 このとき、1.5A余りの電流が流れていた。バッテリーを1つ接続したときには0.5A、2つ接続したときには1.0A、つまりバッテリー1つにつき0.5Aずつ電流が増えていく。6つ接続すれば3Aが必要となる。 小さなチャージャーは、回路構成がシンプルで思った以上に発熱があるので心配したが、3つのバッテリーが充電されてLEDすべてが消灯した。充電時間は付属のACアダプターで充電するより短時間で済む(バッテリーの劣化が早くなることがあるかもしれない)。 このとき、電流は0表示でまったく流れていない。そのまま放置しても大丈夫である。 このチャージャーはUSB端子から電源を供給できるため、Ankerの13000mAのモバイルバッテリーでも充電することができた。このことは、飛ばしに行ったところで充電することができるために便利である。このモバイルバッテリーを満充電しておけば3個のV686G用バッテリーは2、3回は充電できそうである。 また自動車にもAnkerの9.6Aのシガライターチャージャーがあるので、接続すれば多少なりとも充電できる。これもありがたい。 なお、バッテリーは今まで2個使ってきて、新しいものも1個増やした。この充電器で同時充電してみると、古いものと新しいものとではパワーが違うのである。使用して1ヶ月余りでバッテリーは思った以上に劣化しているのにびっくりしたのである。 また近々バッテリーが3個届くので、次回は6個同時充電をレポート予定。なお、V686Gの純正バッテリーは、海外の通販サイトだと送料込みで400円余りで購入可能のところあり。海外でも700円程度のところもあり、日本だと軽く1000円以上と高い。その他補修部品も海外は安い(日本が高い)。

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