カテゴリ:ドローン
先日、5月に購入したクワッドコプター(ドローン)WLtoys V686G、モーターやギアなどの回転系をリフレッシュした。
1回の飛行ではバッテリーは7、8分しか持たないので予備バッテリーは必要である。既に3つのバッテリーを持っているが、最初からのバッテリーは弱ってきているようである。中国から純正のものが送料込みで400円で購入できるので3つさらに購入した。右3つが追加したもの。 「クワッドコプターのバッテリーを6個充電できるチャージャー(充電器)」の記事のチャージャーを使えばこれら6つのバッテリーが同時に充電できるのだ。これにはACアダプターは付属しない。 ただし、最大でバッテリー1個あたり0.5A、6つで3Aの電流を必要とするため、接続するUSB 5V出力のアダプターは余裕のあるものがないと満足には充電することができない。 ふと中国の通販サイトを見ると、上記のチャージャーと同じもので、3A出力のACアダプター付きのものが800円程度で送料込みであった。6つのバッテリー付きのセットもあり、Youtubeで6つ同時に充電している動画もあったので注文してみた。これなら6つ同時充電ができるかも。 送料込みで800円程度の商品は、思ったよりも大きなパッケージで届いた。 開封すると「WSX/MX 6 IN 1 BATTERY CHAGER」と書かれたパッケージが登場。箱は少々つぶれているが気にしない。 パッケージの中身は、透明なプラスチックで包装されているために破損していない。 付属品は、本体、USBケーブル、ACアダプター、USプラグからEUプラグへの変換アダプター。 既にACアダプターなしの同じチャージャーは持っていたが、今回のセットを買うきっかけになったのがこのACアダプターの「max 3A」出力表記。しかし思ったよりも小さくて軽い。本当に使えるのかな? それよりもACアダプターを振ると「カラカラ」音がするのが不安感をかき立てる。 先に購入したチャージャー(右)と今回のチャージャー(左)。まったく同じものである。なお、右のものにはV686Gのバッテリーに接続するためにJST RCYとMOLEXの変換ケーブルを取り付けている。 新しいチャージャーにもJST RCYとMOLEXの変換ケーブルを取り付けて6つのバッテリーを接続、付属のACアダプターで充電してみた。電流と電圧を計測するためのチェッカーを使って監視。電圧は無負荷では5.4Vだったのが4.81V(相当ふらつくが)と低くなる。 電流は2.94Aと3A近く流れている。これは期待通りの付属ACアダプターかな(?) しばらくして様子を見に行くと、チャージャーの充電状態を示す6つのLEDが一瞬消灯したように見えた。しばらくするとやっぱり消灯するときあるのを確認、電流を見ると2A前半まで下がっている。充電器を触ると相当暑くなっており、内部の部品が高温になって焼けるような臭いもする。 やっぱり、このACアダプターは使わないことにした。あくまでも「max 3A」出力表記で、バッテリー6つ接続の常時3Aは無理なのである。中華品質で水増し表記ということもあるかもしれないが、使うとしてもバッテリー4つ接続で2A出力が安全圏かもしれない。目玉のACアダプターは期待外れに終わった。 Anker社USB 5V 40WのACアダプターに接続したらどうなるだろうか。 写真はないがバッテリー6つを接続したチャージャーを接続したところ、2.4Aで充電された。これはAnkerのACアダプターは1つのポートは自動的に2.4Aに制限するためである。少々は遅くなるが同時6つを安心して充電することができた。4つ接続では2A程度でACアダプターが電流制限を行わないため急速充電が可能だった。 6つ同時に急速充電するためには、先に購入した充電器と今回のものの2つを用意して、それぞれ2つと4つ、または、3つと3つのバッテリーを接続、ankerのACアダプターへ2つのチャージャーを接続することで対応させた。 これで6つのバッテリーを同時に急速充電することができるようになったので、飛ばしにいっても余裕なのである。ほとんどは6つを使うことはないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.07 21:07:53
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