カテゴリ:アマチュア無線
「安価な中国製トランシーバーであるUV-5RA、アマチュア無線用に使いたい」の記事で書いた非常に安価な中国製トランシーバーであるUV-5RA。
そのシリーズの機種とPCとを接続してメモリーや設定を読み出したり書き込むことができる接続ケーブルは以下のもので、アマゾンではケーブルと共にソフトウェアなどが入ったCDが付属して送料込み410円で購入できる。 このケーブルは、USBポートからRS232C(シリアル)変換用のPL-2303というチップが使われている。GPSロガーや計測器などのデーターをPCのUSBポートとの通信をするためにはよく使われるチップである。デバイスマネージャーでこのチップが使われていることが確認できる。 このケーブルを同じところ(たぶん)再度購入した。ところが届いたものがBAOFENGブランドが付いているものの、詳細な形状やブランドの付き方が違う。最上部が今回届いたケーブルで、中段のケーブルが先に購入したもの。付属するCDは下段左が先に購入したもので、下段右はCD-Rのような色合いで傷や汚れがある。 CDの中身だが、前者と後者で比較すると、後者がファイルが少ない。後者が偽物のようにも思えるが、どちらもBAOFENG以外に日本の有名メーカーや他社も含まれており、対応するメーカーのファイルが少ない方が後者である。私から言えることは、どちらもBAOFENG純正ケーブルではなく、偽物ぽい。 この2本のBAOFENGケーブル、前者が隙間があってUSB部を分解しやすさそう。小さなマイナスドライバーを差し込んでこじっていく。USB部のカバーが分解できそう。USBコネクタ側のカバー上下は接着剤で貼り付けられているのが分解できた。 中から出てきた基板は、水晶発振子が鎮座し、ケーブルがtxd、rxd、そしてgnd(グラウンド)の3つがつながっている。 その裏を見る。チップが中央に見える。 そのチップはPL-2303HXというもの。Windowsのデバイスドライバーで確認した予想通りのチップである。 「広帯域受信機IC-R6を購入」の記事で書いたIC-R6という広帯域レシーバー、これもUSBからシリアル変換した専用のケーブルでPCとのデーターをやりとりできる。今回のケーブルを改造して、IC-R6に合わせたプラグやケーブルを作ることにより、専用のクローニングケーブルが作れそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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