カテゴリ:デジカメ
ANNKE I21ANワイヤレスIPカメラについて書いてみる。
Wi-Fiもしくは有線LAN接続の防犯・監視カメラである。この手のカメラはすでに何台も導入しているが、今回追加するために購入した。 このカメラのデザインは白色でかわいい感じである。 セットアップは、スマートフォン「Sannce Cam」というアプリを使って行う。カメラは2.4GH帯のWi-Fiのみに対応しており、セットアップするときはスマートフォン側は2.4GHz帯のWi-Fiに接続しておく必要がある。 セットアップ時にWi-Fiのパスワードを入力する必要があるので確認してから行うこと。それらがわかれば簡単に設定完了となる。 →セットアップの詳細な方法は動画参照 セットアップが終われば、ルーターの「ポート開放」をしなくても、家の外で「Sannce Cam」アプリを使うことでスマートフォンでカメラの様子を見ることができる。以前なら外部から見るために面倒な設定が必要だったのがウソのようである。ブラウザでカメラのIPアドレスにアクセスすれば同様に見ることもできる。ブラウザでアクセスした場合、「Sannce Cam」アプリと違ってカメラの詳細な設定を行うことが可能である。 カメラの解像度は720pではあるがきれいに見える。家の外では解像度を下げた方がデータ通信量が少なくなってよいかもしれない。 首振り機能があるので、カメラの方向を上下左右方向を変えられる。PCからのコントロールでも可能だが、スマートフォンだと画面を上下左右になぞるだけで、簡単にカメラの向きが変えられる。 夜間撮影用に、暗くなると点灯する赤外線LEDも内蔵されており、その場合は白黒撮影となる。相当遠くまで照らして見ることができる。昼間の撮影には赤外線フィルターが入っているために色合いがきれいで、夜間の赤外線ランプ照射の撮影には赤外線フィルターが外れる「IRカット」という機能が搭載されてる。フィルターが入ったり外れたりするときには「カチッ」という音がするのはこのためである。一昔のカメラには赤外線フィルターがなくて、昼間の撮影は色合いがおかしい製品もあったが、これは昼間でもきれいである。 本体には動体関知により、microSDカードに動画や静止画を記録、時間を指定して記録する機能もある。他にも小さいながらも他の一通りの機能は備わっている。アプリによりこれらの動画や静止画を見ることができる。 マイクとスピーカーが内蔵されているため、監視しているところを見るだけでなく、音声も聞きいたり話しかけることもできる。通話は電話のような双方向ではなくトランシーバーのように片方向になる。タイムラグはあるが、それをわかって上手に使えばそこそこ使える機能なのである。 なお、各社の数多くあるネットワークに対応した「IP Cam Viewer」というアプリで8台ほどのカメラ(メーカーはバラバラ)を見られるようにしている。このアプリではこのメーカーのカメラはリストになかったが、スキャンすると動画を見られる他社のカメラがいくつか見つかった。選ぶと首振りやカメラからの音声を聞くことができた。スマートフォンからの音声をカメラで聞くことができなかったが、専用のアプリを使わず「IP Cam Viewer」で一元的に管理できるのは大きなメリットだ。ただし、このカメラにPCのブラウザからアクセスして詳細な設定が必要である。 安価ではあるが、多機能、スマートフォンによりどこで見られるこのカメラは便利である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.29 21:48:00
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